2029.6.16 弱視斜視学会

先日、日本弱視斜視学会が名古屋の金山で開催。

金曜日の午後と土曜日の午後院長も参加してきました。

金曜日の夜は、最後まで聞くと19時半。

午後休診にして参加したので、クリニックの仕事が残っています。

いつもは地下鉄・バスなのですが、今回はタクシーを拾いました。

 

行き先を告げると、『今日は熱田祭りで込みますから、大きい道を避けて行きますね』

『熱田祭り?』

尋ねると、初夏の恒例のお祭りで、献灯まきわらと花火が夜空を彩るそう。

運転手さんは熱田周辺にマンション(購入時より1.5倍に価格上昇とのこと)があり、部屋からも見られるとのこと。

『羨ましい、いいですね~』

話しているうちに川沿いの細い通りに。

新堀川沿いだそう。

『この通りには小さな工場がたくさんあって…昔より減りましたけどね』

『郵便局の集配センターもここ(走行方向右手)に来たから、中央局よりもここに持ってくるのが一番早いですよ』

建て替えで名古屋駅の郵便局と集配センターは分かれたそうです。

 

古い町並みが続きます。

何処をどう走っているのかわからないけれど、時々『ここは熱田区の○○で~ここは瑞穂区の○○で~』と案内が入ります。

やっと知っている通りに出て『ここに繋がっているの?』とびっくり。

名古屋市内を走行にもかかわらず、旅先でタクシーに乗った時みたい。

『安全に走るのが基本ですが、渋滞の時とかに他のいくつかのルートを知っておくことも大事ですからね』

どんな仕事にも通じること。

金山からクリニックまでの王道ルートは知っているものの、渋滞予想でイレギュラーの道を急いでくれた職業意識に、院長もちょっとした旅気分に。

 

今回は弱視と斜視の勉強をしてきました。

この分野もどんどん進化し新しい治療や手術方法が出ています。

小児のスポットビジョンクリーナーでの判定後、眼科医としてどう対処するか?

近視進行抑制治療のポイント

子供の眼鏡処方のポイント

弱視治療のアイパッチの代わりになるデバイスの提案。

斜視手術の新しい手技などなど。

当院も小児患者さんが多いので早速アウトプットしていくつもりです。

 

近視については

東アジア、特に日本の子供の近視人口が爆発的に増加しています。

近視で何でいけないの?

眼鏡もあるし、コンタクトレンズもある。

レーシックもあるしICLもあるのに?

今の日本では近視になるのはほとんど避けられません。

ただし、近視進行を放っておいて、強度近視になると将来に重大な目の病気が起こるリスクが爆増します。

緑内障・網膜剥離・近視性黄斑症・眼底出血・脈絡膜病変など。

眼鏡や手術で改善できなくなることもあります。

一生のうちで、6歳から9歳は最も近視進行が著しいことが分かっています。

(6歳では近視有病率19%→9歳では50%に!)

この時期に適切な近視進行抑制治療をすることで、将来、近視に起因する目の病気のリスクを減らせます。

様々な治療が出ています。

ある程度実績のある治療、実績があるであろう治療など院長も日々勉強しています。

ちなみに低濃度アトロピン点眼による近視進行抑制治療は今年6月から選定医療に指定されました(目薬代は自費)。

どんどん医学は進歩しています。

息子たちの子供の頃に、このような治療があったらな~(息子たちは全員近視)。

習い事も良いですが、子供の目に投資することは一生のプレゼントだと思います。

日本未発売の弱視訓練機体験中

こちらもご覧ください

→2025.7.15 エビデンスある近視予防

→2023.6.13 近視進まないで~

→2019.7.2 スマホ内斜視

→2018.3.6 子供の近視

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2026.6.9 話しかけたい

先日知人(Aさん)とその知人(Bさん)と食事をすることに。

ワイン好き(と言ってもグラス1杯程度)の院長に、Aさんがワインエキスパート(ソムリエのアマチュア版?)のBさんを紹介。

院長、わくわく。

どんなワインのテイスティングと話が聞けるのか…

指定された場所はイタリアン(Aさん、イタリアンの気分だったようです)。

有名柄フルボディのワインを。

店長さんが、ボトルを開栓するときにワインの特徴・香り・味などを説明。

気分が高まります。

乾杯!

全員一同に『美味しい~』

けれどそれ以上の表現に乏しい院長。

深みのある味わいなのは確か。

『うっとりする』がぴったり。

せっかくなのでBさんにレクチャーを。

『私なんて…』と謙遜するのを年上の院長が諭します。

『インプットしたらアウトプットしてこそ。教えて、教えて』

ということで、さらにイタリアワインの表示の見方も教えてもらいました。

ワインエキスパートを取るきっかけ、どのように勉強したか…ワインの世界分布などなど、院長はもっぱらインプット。

自身は、家では、日本ぶどう農家・日本ワイナリー贔屓で専ら日本ワインです。

だから日本ワインについては少しだけ詳しい、程度です。

 

話も弾んで佳境に入った頃、何故か上から水滴が…

『おそらく、2階で水をこぼしてそれが落ちてきたのだと思います』とスタッフ。

別の席を用意してくれるとのことで移動。

別の席へは、カウンター席を通っていきます。

通りすがり目に留まったのは…

カウンターで一人食べている(飲んでいる)白人男性。

しかも手持ち無沙汰のよう。

息子たちとおそらく同年代。

『話しかけたい…』

 

普段、自分は話しかけられ易い方です。

ほとんどは、現在地や行き先の確認(観光客)ですが、ただ単に偶然の隣り合わせで話が弾むことも。

自分もアウエーの土地で、スマホがありながらも人に尋ねることは多々。

でも質問する以外に自分から話しかけることは少ないです。

なのに、こみ上げてきた『話しかけたい…』

(英語に自信があるわけではないのに)

お酒の勢い?で、ワイングラス片手に思い切って声を掛けてみました。

 

『旅行客?

なぜ、この店に来た(選んだ)の?』(自身も初めて。しかもお店は繁華街やや外れた場所)

から始まって…

彼は一人旅。『日本は3度目。名古屋は初めて。名古屋では、名古屋城を見た。名古屋は、自分の故郷ボストンと同じくらいのサイズで似ているから気に入った』(ありがとう)

『東京と大阪は外国人旅行客が多すぎるけれど、名古屋はそんなに多くないし』(へえ、そうなんだ)

『ホテルからぶらぶら歩いていたら、たまたまこの店を見つけた』(そういう旅いいね)

『名古屋で他にお勧めの観光ある?』(明治村、きっと気に入ると思う)

『行きたいけれど、明日の朝大阪に発つから残念。また名古屋に来たいから、その時に行くね』(ぜひ歓迎します)

 

こんな感じでワインを飲むのも忘れて、話していたら…

 

『もう、帰りますよ~』

『え~、もう⁈』

『こんな時間だし、みんな明日も仕事あるし…』

その間二人で盛り上がり話も尽きたのか、そろそろオバサン(院長)を若い男性から離さないと…と思われたのか?

むしろ母と息子という感じだったけれど。

 

ワインの知識(インプット)と英語学習(アウトプット)。

イタリアワインの深い味わいと行きずりの会話の余韻が残った晩でした。

心身ともに熟成し続けたい。

こちらもご覧ください。

→2023.2.28 行きずりの進路相談

→2025.7.8 大事な時に迷う

→2026.3.17 マダムになって

→2026.4. 7 連想ゲーム

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2026.5.26 千里の道も一歩から

『壁の巣どうしますか?』

昨夏、クリニックの屋上から水漏れが生じ、大がかりな補修工事を行いました。

外階段も塗り直しをすることに。

塗り直しに当たって尋ねられたのがツバメの巣3個。

 

外階段と言えども雨が入らない構造になっており、開院以来3個の巣が出来ています。

20年以上の間にどのように作られたかは覚えがありませんが、ツバメにまつわるエピソードは

子供たちの小さい頃の思い出のエピソードでもあります。

ひなが孵った卵の殻を大事にしていたり(今は見向きもしない)、落ちたひなを農業センターの獣医さんに連れて行ったり…

 

3個の巣のうち、ここ数年現役で使用されているのは、一番大きな巣でした。

そのままにしておき、巣を避けて塗り直してもらおうか迷いました。

ツバメが来る家は幸せが来ると言うし…

取り外してツバメが来なくなったら…代わりに不幸が来たらどうしよう…

息子たちとの思い出の巣でもあるし…

どうしよう…

3日間返事を待ってもらうことに。

 

やはり全面きれいな壁(それまではツバメのうんちだらけ)にしたい!

『巣を外してください。ただし、一番大きいのは私に下さい』

物好きな人と思われてもいい、何十年と毎年使われてきたツバメの巣を手にした院長でした。

草木の細い枝と唾液でかなりしっかりした巣になっています。

巣の中は想像していたよりも深さはなく、ほぼ平坦くらい。

だからひなはお尻を出してうんちをしやすいし、時々落ちてしまう理由もわかりました。

『ツバメの巣・宝物』と書いて箱に入れ、知人たちにちょっとだけ自慢。

今も大切にしまってあります。

外階段の壁は均一にクリーム色に塗られ明るくなり満足。

 

さて、今年は来ないよね~でも来てくれたら嬉しい、などと儚い期待。

4月の終わり頃、ツバメが何羽も飛び交うようになりました。

今年は、昨年までの中古住宅(巣)はありません。

来たものの、何もないことに絶望して他所に行くのか?と思っていたところ、ある日から1羽のツバメが急に突貫工事を。

選んだのは、新しい電灯の上。

電灯という土台がある分住宅(巣)を作りやすいと踏んだのか…

毎日、定点観測をすると少しずつ家が出来ていくのが分かります。

何もないところから、毎日毎日一生懸命何かを運んでいます。

ついに巣の体が完成しました。

そこから更に強度・高さを補強していきます。

千里の道も一歩から。

 

さて待っていたのは、ツバメの糞掃除です。

昨年までは、巣の下の新聞紙の取り換えだけでした。

何十年もにわたり壁に着いた糞はもう仕方ないと割り切って。

しかし、今年は真っ新の壁。

昨日付けたであろう糞。

見つけたら拭く。

毎日コツコツとが大事。

ただし、背の届かない壁の上方や、巣のある電灯は掃除できません。

最低限の掃除を毎日コツコツと。

息子たちも社会人になり、お世話することもなくなったので、毎日お世話をすることは(面倒ですが)新鮮と思うようにしています。

 

先日、長男の初めての保育園(院内保育所)の担任の保育士さんが遊びに来てくれました。

いつまで経っても生後数か月の可愛い長男のイメージ、有難い!

あの頃は、布おむつで毎晩ベランダに干していたっけ。

子供たちの使用済み布おむつは、各自のバケツに入れてあり、持ち帰ったものでした。

それに比べると、ツバメのうんちなんか何でもないか…

 

今は卵を温めているようです。

ひなが生まれたらもっと掃除強化せねばなりません。

福が来ると信じている院長の日課です。

長年使用された巣。内部初公開。

こちらもご覧ください。

→2024.6.25 ツバメもお疲れ?

→ツバメ晩婚化? 2010.7.4

→ツバメ逆境にめげず 2007.5.22

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