2025.6.10 ナビではない

学会では、講演がもちろんメインですが、そのほかに機械展示などもあります。

今回の視野画像学会。

 

日本盲導犬協会が初の参加。

会場の片隅にちょこんとこげ茶のラブラドールレトリバーが。

『盲導犬との歩行体験できます』

『やってみたいです!』

ではまず持ち方を…

普通飼い主は紐を持ちますが、盲導犬の場合は、まず革紐を手首にはめるようにして付属のスティックを持ちます。

『こんな風ですか?』と手間取っている間も、お利口にじっとしている盲導犬。

『自分が主体でスティックを持ってください。引っ張らず、引っ張られないように』

では早速進みましょう。

 

と、その前に。

『盲導犬はナビではありません。犬が連れて行ってくれるわけではありません。自分の行ったことがある場所を飼い主は記憶していて、そこへ連れていく補助をするのが盲導犬なのです』

びっくり!無知な眼科医。

盲導犬は犬ナビではなかった!

 

右足を少し前に出して、右手を軽く前へ振り、『Go Straight!』と言います。

指示を聞くと、ラム(犬の名前)は早速歩き出します。

決して引っ張るようなことはせず、飼い主(この場合は院長)に合わせて歩きます。(もちろん協会の人も傍で指導)

 

角に来てラムは立ち止まります。

角に何のお店(音や匂いで)があるかも知っているようです。

右へ曲がるときには、右手を少し前に振り『Go Right!』

角では必ず止まる(信号や横断歩道も)ので、そのたびに指示を与えます。

会場内の椅子などの障害物もうまくよけてくれます。

会場の休憩コーナー(コーヒーとお菓子がある)を横切った時には、『ラム、お菓子の誘惑に負けないんだね~子供より偉い!』と感心。

(目の前に食べ物を出されると食べてしまうこともあるとか)←盲導犬の気を引く行為は慎むべき!

 

無事一周してきました。

盲導犬になれるような犬は相当のエリート、頭も性格も秀逸。

ラム、初体験に付き合ってくれてありがとう!

 

さて、視覚障害者が移動する手段としては

白杖

盲導犬

視覚ガイドヘルパー

があります。

各人の希望に応じて何を使うかを決めるそう。

 

白杖は、杖だけ(自分だけ)で状況把握し歩いて行かねばならず、時に危険もあります。

小さい頃からロービジョンで白杖を使い慣れている人は、操作にも長けており、身一つで即行動できるため、白杖愛用者が多いように思います。

チームドクターとして関わっているフロアーバレーの面々たちも、白杖で地下鉄バスを乗り継いで練習に来ます。

(しかもコートの中では白杖なしで動いています)

 

盲導犬は、物にぶつかった経験があったり(もしくはそれらを恐れて)、一人では怖くて外出できない人の補助となります。

ナビにはなりませんが、飼い主を安全に目的地に誘導してくれます。

白杖と違い、盲導犬が障害物や危険を察知してくれます。

ただし、きちんと犬の世話が出来ることが条件です。

 

健常者の視覚ガイドヘルパーは、依頼人が知らない場所へも的確に安全に連れて行ってくれます。

ただし、予約制で時間にも場所にも制限があります。

 

どれを選択するかは当事者が決めます。

 

ちなみに盲導犬は無償でロービジョン者に貸与されます。

盲導犬協会は、ほとんど寄付で成り立っています。

当院もわずかながら寄付をしています。

マスクを忘れた患者さんから20円を徴収することにして以来、20円は盲導犬協会の寄付箱へ。

マスクを忘れていなくても寄付は歓迎です。

 

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カテゴリー:公センセの日常の出来事 眼に関すること

2025.6.3 巡視しながら商品も

某日、学校検診の後は産業医の職場に直行。

 

職場(スーパー)の店長さんは関西出身なので『GW(売上)いかがでしたか?』

『今年のGWは天気が悪くてあきませんでしたわ。天気悪いと出かけーへんし、よそから遊びにもけーへんし』

吉本新喜劇好きな院長としては、関西弁の人と話すのは、外国人と話すみたいに新鮮でちょっと嬉しいです。

そうは言ってもGWはかき入れ時、タイミーさんも動員。

『何してもらうんですか?』

『例えば、ご飯の量を測る。卵焼きを散らす(ちらし寿司)とか。』

退職した再雇用の高齢者も。

こちらは、お店のことが分かっているので楽にお任せできるそうです。

 

ある日泊った歴史あるホテル。

スタッフは3割強が院長より上の年代のよう。

ドアマンは77歳。

定年後も再雇用で通算41年とのこと。

またデザートのワゴンサービスのシェフも同年代。

送迎の運転手さんも同年代。

異口同音に、好きな仕事があるから元気でいられるとのこと。

ホテルの歴史とスタッフの経験の重みに、安心して身を委ねリフレッシュ出来ました。

 

高齢者のスタッフが増えると、転倒による労災事故も増えます。

小売業では一番多い転倒です。

最近弊社全体の労災ニュースでも、気を付けること以外に、転倒しない身体作りを勧めています。

今月は転倒予防体操の紹介。

足を一歩前に伸ばしふくらはぎのストレッチ(柔軟性)。

手を横に広げ片方の足を4回持ち上げる。反対も同様に(バランス力)。

『店長さんが率先してスタッフにお手本を見せてくださいね』(産業医も見本を見せます)

 

いつものように巡視。

前回よりサラダやカット野菜コーナーが充実。

夕方には補充が必要とのこと。

『単身者が多いんですか?』

『違うんです。この辺り老人が多いから、夕方買いに来る人のためにも』

魚コーナーでは、あん肝や鯵のなめろうが1パック298円!

『こういうのも結構老人に人気あるんです』

職場巡視ですが、商品にまで目が行く産業医です。

 

今度は卵売り場にて

『うちは、月に何回か卵の安売りするんですよ~』

『卵高くなりましたからね~(価格にも詳しい産業医)』

『安売りすると卵だけ買いにその日はお客さんが増えますわ』

『○○円以上で1パックって条件付きですか?』

『いやいや、社の方針で購買条件は無いんですよ』

『ということは、ただ卵だけ2パックとか3パック買う人もいるってこと?』

『まあ、そういうお客さんもいますね。大抵はなんか1個くらい買ってくれるんですけどね~』

『いくらで売り出すんですか?』

『前回は238円、その前は218円ですわ』

『安っ!それはやっぱり卵以外にも買ってもらわねばいけませんね~』

 

6月から暑い環境(職場)で働く人への熱中症対策が義務化されます。

気温や湿度、日射などから算出する『暑さ指数』の基準に該当する作業です。

熱中症による死傷者の割合は、建設業が最多です。

製造業、運送業、警備業、商業…と続きます。

 

スーパーでは、総菜売り場とベーカリーが注意。

暑くても火を使うので薄着にはなれません。

水分補給も随時。

 

巡視の結果はレポートにして提出。

そこまでで一回の産業医活動(嘱託)は完了。

 

自分より年上の人たちの働き方を見て、自分の仕事に誇りを持てる生き方をしたいと切に思うこの頃。

 

電車から見る田植えが済んだ水田は郷愁を誘う風景。

今は名古屋人(=都会人?)と自負している割に、本当は田んぼが好きな院長です。

 

 

カテゴリー:健康 公センセの日常の出来事 産業医

2025.5.20 お付き合い10年

『僕たちお付き合いしてもう10年になりますね』

『えっ?!もう?』

『早いですよね~第1印象は細っ!でした。華奢な人なんだな…って』

『まぁ。確かに当時は華奢でしたけど』

『話を聞いてストイックな人だと思いました。だからこそ、あの頃よりずっといい体になっていますよ』

『わ~嬉しい!ありがとうございます』

 

薄暗いバーのカウンターでの男女の秘密の会話?

 

いえいえ、明るいジム内でトレーナーとオバサン(院長)のオープンな会話です。

筋トレ指導の合間にて。

 

筋トレを始めたのは、フルマラソンを辞めた後。

 

初心者なのに、憑かれたように練習に励んでいた日々。

往診先から白衣を脱いでランニング。

昼休みに新瑞橋(地名)までランニング。

休みの日は名古屋駅までランニング。

足首や膝の故障にも負けず。

最高記録は4時間19分。

過去最低の体調不良(貧血など)で。

体重も過去最低、筋肉量も鍛えた(走った)つもりでもそれほどありませんでした。

 

これを機にマラソンと決別、パーソナルトレーナーに付いて筋トレをすることに。

初回の筋トレでは、ずっと負荷は軽いのに翌日筋肉痛で歩けないほど。

それでも以来10年に渡り指導を受けてきました。

真面目に筋トレ10年。

お陰様で、通常の男性よりもずっと重いダンベルが持てます。

日常の荷物の重さも気にならず、階段昇降も平気です。

 

ランニングを始めたとき、何回も怪我をし整形外科のお世話に。

スポーツ(種目に応じて)する身体の構造や機能を知らない自分に、健康スポーツ医を取得することで医学的な総論・各論を学ぶことが出来ました。

 

先日の研修会から興味深かったことをいくつか…

 

中高年(特に閉経後)の骨粗しょう症が問題になっています。

学童期の子供が踏み台昇降(61センチ)を1日100回種に週に3回7か月すると…

しなかった群に比べて大腿骨頚部と腰椎の骨密度が増えていた。

小児期にいかに骨量を増やしておくかがカギ。

飛んだり跳ねたりして体に刺激を与えることは大事。

 

妊娠中や授乳期は骨密度が低下する。

産後は最大10%低下する。

授乳期間が6か月以上の女性では、骨密度が優位に低下する。

産後負荷運動と有酸素運動を週3回すると回復する。

産後6週以降に週150分の身体活動を開始してよい。

 

激しいジョギングをする人は走らない人と長期的な死亡率は差がない

軽いジョギング(スロージョギング)が一番良い。

 

特に中高年にとって身体活動・運動を習慣にすると…

精神面(うつの抑制やストレス減)

不整脈になりにくい

血栓や動脈硬化の予防

など良いことがたくさんあります。

 

身体活動指針2023では…

成人の目標は一日60分の歩行(6000歩)

週60分以上の運動

週2~3回の筋トレ

座りっぱなしを避ける

 

高齢者は一日40分以上の歩行(4000歩)

週3日以上の多要素な運動

週2~3日の筋トレ

座りっぱなしを避ける

 

筋トレは自重(器具を使わず)でも可能です。

無理しないことが大事。

 

健康スポーツ医としても、校医としても、子供のうちから体を動かす楽しさを知ってほしいと思い、アナウンスしています。

そして運動は一生続けることが大事!

院長は、運動音痴で体育は全然楽しくなかったけれど、フルマラソンをきっかけに運動が習慣に。

ずっと自分の足で移動できるように、トレーナーとのお付き合いは今後も続きます。

Let’s exercise!

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2024.2.6  スポーツでいい感じ~

2012.3.12 初フルマラソンン

2015.8.11 筋トレ

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2018.7.17 ちょきん、ちょきん

2018.8.28 趣味に巻き込む

2018.9.4 秋を感じに

2018.9.18 膝を閉じてみる

2019.4.30 GW10連休前半

2019.9.24 ついでに息子

2020.10.27 しゃがんでいます

2022.8.23 跡がついてます

 

カテゴリー:健康 公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

2025.5.13 アモイ(厦門)アモーレ(amore)!

関西空港から直行便で中国福建省厦門(アモイ)へ。

位置としては台湾の西真横。

華僑の出身地としても有名です。

 

那覇で魅せられた福建省の庭園・福州園。

アモイは、亜熱帯で花と緑の街だけあって、とてもきれいで都会的でありながら木々や花々の自然も多い街です。

また、コロンス島は租界地だったこともあり、中華風を取り入れた西洋建築が多くあります。

 

まずは世界遺産の土楼を見学に。

アモイ市内からバスで約4時間。

北方からの移民、漢民族の客家(ハッカ)人が土(石・藁も)で作った集合住宅です。

13世紀から20世紀にかけて建てられたものだそう。

円形や長方形などの形で要塞のような外観。

しかし、中は広い中庭があって、1階は台所・2階は倉庫・3,4階は住居となっており、部屋はすべて同じサイズで、平等な状態での共同生活だったようです。

一族郎党600家族が住んでいたといわれる大きな土楼もあります。

今でも住んでいる人が何人かいるそうですが、トイレは汲み取りバケツに貯めるか1回の屋外トイレまで行かなければならないトイレ事情に慄いてしまった院長です。

 

地元の人の言葉は早くて理解困難。

屋台のバナナを買おうとした時、老師(先生)が『もっと安くするか大きいのを!』と交渉。

いつもは日本人みたいな先生が、本物の(本物だけど)中国人に見えました。

コンビニでは、中国人の子供が好きなお菓子を聞くことが出来ました(お互い英語が混じったが)。

スーパーでは、キロ売りのイチゴとサクランボを少しずつ欲しいことを伝えて(かなり怪しい中国語で)、買い方を教えてもらいレジに行きました。

就学前の5~6歳程度(でも5~6歳でも現地の子は言葉は聞き取れる)の中国語レベル?

 

さて、中国人ガイドさんは日本語もとても流暢。

ワーキングママのお悩みはどこでも同じ。

子育てが終わった先輩ママ(院長)に聞きたいことはたくさん(日本語)。

 

院長も中国の教育事情および近視対策について聞いてみました。

高校入学試験が最初のハードル。

受からないと大学進学の道は閉ざされます(アモイの高校進学率55~60%)。

大学受験も苛烈で高校生は勉強の毎日。

名門大学に入っても半数しか就職できない現状だそうです。

 

小学1.2年生は宿題なし。

3.4年生は1時間以内の宿題。

近視対策で体育授業も増えているそう。

近視進行予防のオルソケラトロジーや低濃度アトロピン点眼も周知されています。

 

近視発症の予防、進行抑制は屋外活動の推奨と近見作業の時間短縮が有効と考えられています。

子供は外で遊ぶのが普通で、読書か漫画のみの昭和の院長。

しかし近年のライフスタイルの変化により子供の屋外活動の低下、近見作業(スマホやタブレット・携帯ゲーム・タブレット使用しての授業など)の増加が近視を進行させることが、医学的に立証され定説となっています。

1日2時間の屋外活動。

20分近用作業(主にデジタルデバイス)をしたら20秒20フィート(遠く)を見る。

 

中国や台湾のほうが日本より積極的に(国を挙げて)近視対策をしているようです。

 

ちなみに院長が愛用?している学習用タブレット(中国人幼児・小学生向き)は、画面との距離が近くなると『距離が近いから画面から目を離して!』と警告が出て、一時フリーズします。

 

仕事のため、帰りは一行と別れて一人帰途に。

無事帰国でき、次回は一人で厦門に行けそうです。

次は小学校1~2年生レベルでの渡航を目指します!

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2025.3.18 死は幸せなこと?!  in メキシコ

ペルーを旅した院長ですが…

乗り換えの時間を利用してメキシコシティを少しだけ観光。

 

メキシコはスペインが植民地とした後、湖の上に建設された標高2240Mの都市です。

多くの世界遺産があるのですが、古い建物は傾いています。

そして少しずつですが更に傾きつつあるとのこと。

地下水のくみ上げにより、世界で最も地盤沈下が加速しているシティです。

 

国立人類学博物館にはメキシコ古代文明遺跡からの出土品の数々が展示。

無知故ガイドさんの説明を一生懸命聞いて『へ~!』の連続感嘆詞。

メキシコシティ郊外で発掘されたマンモスの骨も。

愛地球博(2005年の愛知万博)ではロシアの冷凍マンモス。

生物や人類の誕生・進化・移動も勉強になりました。

 

名古屋市とメキシコシティは友好姉妹都市です。

名古屋市民なのに初耳。

偶然にも前市長はどちらも国政に転身(名古屋市→国会議員とメキシコシティ→大統領)したとのこと。

 

歩いていると、すれ違う人々(メキシコ人)はみんな体にフィットした服装です。

日本人だとスレンダーな人でも積極的に体のラインを出す服装の人は多くありません。

一般的には、いくらか隠す服装緩めの服装です。

恥ずかしくないのかな?

視線が気にならないのかな?

ガイドさんに尋ねると

メキシコでは、胸とお尻が大きいことは魅力である。

それらを引き立たせるために、身体の線を出す装いをする。

自身のアピールでもある。

日本人の適度にふっくらではなく、肥満と断定できるほどの人たちもフィットした服です。

あれだけしっかりお尻を強調するなら、当然Tバックが主流なのも納得。

 

ふくよかさが良い価値観とはいえ、肥満の人が多いのには驚きです。

油分・糖分多い食べ物に合わせてコーラ。

量・カロリーとも相当オーバーです。

美味しそうに完食。

食習慣により肥満大国となり、糖尿病患者も激しく増加しているそう。

糖尿病は進行すると失明することもある怖い病気です。

定期的な眼科受診は必須です。

また、腎障害や末梢神経障害も合併します。

 

私達のランチのメインはトルティーヤ(トウモロコシ粉や小麦粉で作る薄焼きパン)で煮込みポークを巻いて、カカオソースとチーズが掛けてある一皿。

手の込んだ料理だそう。

出てきたのは、クレープのチョコレートソース掛けをイメージする一皿。

美味しいのですが、甘味のないカカオソースに視覚・味覚の脳内処理が追いつきません。

カカオ=甘い、の先入観がぬぐい切れず、美味しいのかどうか不明。

カルチャーショックの一例。

 

さて、メキシコでは、たくさんの骸骨の人形や置物が売られています。

骸骨は、現地ではカラベラというそうです。

メキシコ文化からの流れで、亡くなった人は悲しい思い出として記憶に残るのを嫌がり、死は幸せなことであるべきと考えられています。

死は生の延長であり、その一部である。

死を受け入れ生を楽しむ。

カラベラは、悲しみでなく喜びの象徴であり、来世で幸せな生活を示すために、踊ったり楽器を弾いたりと楽しい姿に描かれています。

毎年11月1日と2日の『死者の日』は、亡くなった家族への愛と敬意を示すお祭りです。

 

日本の死生観とは違う…

 

キュートなカラベラをたくさん目にして、死にポジティブな印象を抱くラテンの思想もいいなぁと思った院長です。

 

院長には、あんなことがあったなぁとふと思い出し自分が温かくなる故人(患者さんも含む)がいます。

ふと思い出されて懐かしい思い出にちょっと浸ってもらえる…

たまに出てくるカラベラになりたいです。

 

こちらもご覧ください。

2025.2.18 幸せの黄色 in ペルー その 1

2024.3.4 幸せの黄色 in ペルー その2

 

カテゴリー:健康 公センセの想い 公センセの日常の出来事

2024.3.4  幸せの黄色 in ペルー その2

マチュピチュ遺跡はアップダウンあり、1日かけて歩くと1万歩超。

ナスカの地上絵へまでは、セスナでアンデス山脈を越え、砂漠を渡り、旋回飛行で主翼が指す絵を見ます(探します)。

スコール・乗り物酔いなどアクシデントも。

百聞は一見に如かず。

 

クスコは3360Mの標高で、マチュピチュも含め訪ねた村や塩田はアンデスの高山地帯にあります。

アンデス=高山病。

医学部時代に勉強した記憶が呼び起されます。

 

高山病とは、気圧が低く酸素濃度の低い高地へ行くことで、体内で使える酸素が少なくなり.頭痛・吐き気・嘔吐・ふらつきなど(酔った感じ)が起こる病気。

高度が下がるにつれて症状は改善しますが、ひどい場合は酸素吸入やダイアモックス@(炭酸脱水素酵素阻害薬)を用います。

脳の血管を広げ血流を増加、脳内の低酸素状態を改善。

3000M以上の高地では発症率は約40%。

ダイアモックス@の内服が効くと言われています。

 

ダイアモックス@は、実は眼科医にはおなじみの薬です。

眼圧がある程度以上高くなった時に眼圧を下げる内服薬としてよく処方されていました。

カリウムが不足することが多いのでカリウムを同時に出したり、全身の副作用に注意しなければいけませんでした。

しかし25年ほど前に、同じ成分の点眼薬が発売。

緑内障治療において画期的な点眼薬の登場です。

今では緑内障患者さんに、同種の内服薬を処方することはほとんどありません。

 

幸い高山病にはなりませんでしたが、クスコよりも標高の高いチンチェロ村(3750M)では空気が薄い自覚はありました。

長閑な山岳農村地帯で人々は普通に生活しています。

(医学部ではなぜアンデスの人々が高地で普通に生活できるかも勉強しました)

やや小太りの浅黒い顔、山高帽にカラフルな民族衣装。

 

アルパカやリャマの毛を糸にし、染めて織っていく伝統工芸。

赤はカイガラムシをつぶしたコチニール色素から出す貴重な色だそうで、その深紅色に魅せられてしまいました。

 

 

マラスの塩田(3200M)は、泉から湧き出る塩水が流れていき、約3000の棚田を作っています。

塩水を天日で乾燥させて塩を生成するそうです。

段々の緑の田んぼではなく、全部真っ白な塩の田んぼ。

巨大なチョコレートのかけらのようです。

塩田ごとに所有者が違い、嫁入り道具として使われるとか。

 

ペルーは美食の国とのこと。

ほとんどの食材が手に入るそうです。

中でもジャガイモはペルーが発祥とされており、何十種類も。

市場でもカラフルなジャガイモが多種売られていました。

乾燥芋(天然のフリーズドライみたいな)もあり、何十年と経たものでもお湯で戻せば食べられるそうです。

ガイドさんに、インカの目覚め(日本産ジャガイモの名)を教えたら喜んでいました。

 

そしてコカ(の葉)。

コカの葉から抽出されたコカインは麻薬(違法)だけでなく、麻酔薬として医療用に用いられています。

ペルーではコカの葉が普通に売られています。

コカ茶やコカ飴も。

コカの葉自体はコカイン濃度が低いので、依存性は抽出コカインに比べて低いそう。

現地の人たちは好んで口にします。

高揚感が出たり、疲労空腹の軽減になるそうです。

コカを含んだ食物は国外に持ち出し禁止なので、珍しさで買ったコカ飴はペルー内で消費しました。

 

ペルーの魅力はまだまだたくさん。

わずかですが、行って見て知ったからこその産物。

Gracias peru!(ペルー、ありがとう!)

 

 

3月2日(日)の中日新聞に記事が掲載されました。

 

 

 

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2025.2.18   幸せの黄色 in ペルー その 1

『面会希望の方がみえています』

『誰?』

名刺を見ると『駐名古屋ペルー総領事』

心当たりはありますが、まさか?!

 

大晦日から新年をペルーで迎えた院長です。

新年を祝う色は黄色。

町の飾りも黄色一色。

黄色い布や風船がはためていました。

お店では、黄色の下着が積まれていました。

黄色い下着で新年を迎えると幸運が訪れるとのこと。

(巣鴨商店街の赤い下着のディスプレイに似ています)

 

マチュピチュ村での年越しは、各自黄色いものを身に着け、花火を打ち上げます。

院長も黄色い造花の首飾り(診察室にあり)をして、花火を見ていました。

24時を過ぎると、黄色い花びらのシャワーが。

花火に興じる人、ワインで乾杯する人、抱き合う人、色々でした。

 

日本の紅白・中国の赤以外に黄色一色のお祝いムードに圧倒された院長。

赤が一番好きな色ですが、次は黄色になりました。

色だけでなく、様々な体験に興奮冷めやらぬまま帰国。

溜まっていた新聞に目を通していた時のこと。

某新聞の外交便りにペルー総領事の寄稿が。

ペルーのお正月の縁起の良い黄色について書かれていました。

そうそう、これこれ。

休刊にしておかなくてよかった。

嬉しくなり、早速お手紙をしたためた院長。

 

まさか、直接来訪されるとは…

総領事さんは非常に温厚な感じの方。

ちょうど空輸(スーツケースに入れて)したインカコーラ(ペルーの黄色いコーラ)があったのでお出ししました。

通訳を通し(スペイン語なので)、手紙を読んだこと、ペルーに来てもらい感謝していることを述べられました。

旅の思い出、ペルーについて民族・生活・医療・文化など現地で知ったり感じたことを話しました。

 

また、ペルー人の日本語ガイド第一人者が書いたペルー(特にインカとアンデス)についての本を購入し、読んで学んだ感想も。

 

ペルーは日本の国土の3.4倍。

スペインの植民地を経て1821年スペインから独立。

スペイン人(白人)のような顔立ちもあれば、アンデス(先住民の血が入っている)の顔だちもあれば、日系人(アジア系)もあり、あらゆる血筋の人々の国です。

新疆ウイグルへ行った時もそうでしたが、世界には色々な人であふれており、共存していることを改めて感じます。

公用語はスペイン語ですが、アンデスのガイドさんは普段はケチュア語を話すと言っていたし、日系のガイドさんは日系1~2世とは日本語で話すそうです。

日系人は勤勉ゆえ、どの業界でも要職にあるそうです(日系のガイドさん談)。

ただし、そこまでの苦労は並大抵ではなかったとのこと。

経済の多くは観光業で支えられているためか、ガイドさんはペルーへの来国の感謝と自国の素晴らしさをアピールしていました。

 

世界遺産だけでなく、自分なりに垣間見た文化や生活はずっと記憶に残ります。

 

『またペルーに行きたいですか?』と聞かれ、

『はい、是非!』とは言ったものの

『かなり遠いので、なかなか直ぐには…』と付け加えると

『うん、うん』と頷かれました。

 

『知りたいことや行きたいところがあったら何でも質問・連絡してください』

『はい、是非!』

たくさんのペルーの観光パンフレットを持って来られました。

アマゾンも気になる…

ペルー再訪実現するか?!

 

やりたいことリストに追加です。

 

カテゴリー:公センセの日常の出来事

2025.1.28 台湾産、ま?!

所用で沖縄日帰り。

空港を含め沖縄滞在時間は6時間半。

それでも一応旅です。

沖縄行きはいつもかりゆしウエアで。

沖縄へのささやかなリスペクトです。

 

那覇市内はゆいレールが便利。

一番前の席は前向きで運転席のすぐ後ろ。

前方が広く見える特等席です。

一番前に座りたくて、出発を一便ずらしたことも。

今回は時間がなく残念。

座ったのは、もうすぐ就活(話の内容から)の男子学生たち。

ゲームとおしゃべりに夢中で景色は全く見ていません。

話を聞いていても(聞こえる)楽しい年頃。

(景色見ないならオバサンに代わってよ~)心の声。

 

所用を済ませて残り数時間。

行きたい所、やりたい事は欲張らず絞るのがコツ。

今回は初めての福州園。

老師(先生)おすすめの場所です。

那覇市制70周年記念と那覇市と福州市(中国福健省)の友好都市記念締結10周年記念事業の庭園です。

 

春・夏・秋冬を建築物や石像彫刻・木々で表現。

どの場所から見ても絵になります。

静寂の中、時々すれ違う人々が話してるのは中国語。

それゆえ、中国式庭園と相まって異国にいる錯覚に。

 

併設のカフェで沖縄風かき氷を。

注文にきたスタッフが日本人ではなかったので、もしかして中国人?中国語実地チャンス!と思い、国を訪ねると

『ミャンマー』

あれま、それでもしばらく日本語で話をしました。

知らない誰かと話すのも旅の楽しみ。

 

 

北海道では杉植林がないので、スギ花粉症は発症しません。

沖縄は…というと、沖縄でもスギ・ヒノキは非常に少ないので、内地(本州)のようなスギ花粉症は発症しません。

琉球松(リュウキュウマツ)が2~3月に花粉飛散しますが、抗原性が低いので、ほとんど症状発症に至りません。

この時期沖縄暮らしもいいなあ~と見果てぬ夢。

 

名古屋は既にスギ花粉がいくらか飛散し始めました。

毎年予防的に早めに点眼開始する患者さん(早期治療が最も効果的!)、ムズムズやかゆみ・違和感を感じる患者さんは、すでに来院されています。

スギ花粉症の院長も既に開始済み。

昨年夏の暑さの影響で、例年比よりかなり多めの飛散予想です。

東海地方では特に津(三重県)市と静岡市は飛散非常に多しです。

 

素晴らしい庭園を満喫して帰ります。

 

スーパーや市場が大好きな院長。

地元の人が利用するお店を覗くのは楽しみ。

沖縄産のバナナ・パパイヤ・ドラゴンフルーツなどが並んでいます。

島バナナは嬉しくて買ってしまう果物のひとつ。

初めて沖縄県産の法蓮草・セロリ・サラダ菜を見つけました。

このような野菜が沖縄で栽培されているとは…

地元では当たり前かもしれませんが、沖縄と結びつかず驚き。

地産の野菜や果物を買うのも旅の楽しみ。

 

特筆すべきはサンマの塩焼き。

台湾産と表記。

『台湾産、ま?!(吉本新喜劇の茂三じいさん)。台湾サンマ?!』

サンマが台湾で獲れるの?

サンマ=北海道や三陸沖のイメージ、サンマ=台湾とは結びつかずまたまた驚きです。

沖縄と台湾の距離・親交を実感。

 

野菜や果物・魚をその日のうちに空輸(院長とともに)

なんて贅沢な法蓮草やサンマ達。

 

法蓮草もセロリも普通の味でした(何を期待した?)。

サンマは、普段食べている北海道や東北のものに比べると、スリムで脂がない感じ。

こういう経験もお楽しみ。

 

花粉症でクリニックも忙しくなります。

元気に仕事をするためにも、束の間の非日常は大切な時間です。

 

カテゴリー:公センセの日常の出来事 眼に関すること

2025.1.21  インフルエンザで目やに?!

巷ではインフルエンザが流行っています。

インフルエンザ罹患中の眼科受診はありませんが、全ての人にマスクの着用はお願いしています。

 

一年中通して子供の目やには多いですが、特に寒い時期に一番多くなります。

まず、状況を保護者からヒアリング。

そこから速やかに診察。

目やにの色・粘り具合・出方や白目や黒目への影響など。

時には、目やにの培養も。

長年眼科医をしていると、小さな子供さんに対する対応も迅速になっていることを実感します。

子供に対応するコツ・診察のコツ。

もう今は慈母の気持ちです。

 

子供の結膜炎の場合、検出される多くは『インフルエンザ菌』か『肺炎球菌』です。

どちらも風邪の原因菌です。

『インフルエンザ菌が出ました』と説明すると

『え~!インフルエンザに罹っていたんですか?!』とびっくりされる方が多々。

『いわゆるインフルエンザとは違いますよ。あっちはウイルス。今回は細菌です』

 

細菌は単細胞の生物で細胞分裂により増殖(自分で増殖可能)。

ウイルスは生物の細胞に感染して増殖。

細菌は顕微鏡で確認可能。

ウイルスは小さい(細菌の約1/1000から1/100)

 

インフルエンザウイルスによる風邪とインフルエンザ細菌による風邪は全く別物です。

 

子供の結膜炎の患者さんは、目がウルウルしていたり、鼻水が出ていたりと、風邪を引いていることが多いです(高熱はない)。

『インフルエンザ菌』や『肺炎球菌』による結膜炎は、就学前から小学生の子供に多く、また何回も繰り返します(よく風邪をひくから)。

小さな子供と同居家族の場合は、子供からの感染か、同じ細菌性結膜炎になることもあります。

いずれにしろ、適切な(強くなくてよい)抗生物質の点眼で速やかに治ります。

もちろん眼科医に完治を確認してもらってフィニッシュです。

 

ただし、きちんと点眼をすることが大前提。

小さな子供は、なかなか協力をしてくれませんが、それでも回数を守ってさすことが大事(処方指示を守るは治療の大原則)。

最近は、院長の提案『目薬さしましょう』とか『ものもらい切開しましょう』『〇〇なので眼鏡作りましょう』に、お母さんが子供に承諾を問う光景が見受けられます。

『目薬さす?』『切る?』『眼鏡作る?』

子供は大体『いやだ』(当たり前)

ここは、保護者が決定して欲しいところです(子供の人格を尊重かもしれませんが、この場合は違う…)

 

もの思うこと多いこの頃です。

 

さて今年もあれこれ計画。

どれも自己満足の範囲での自己決定。

 

先日所用がありJR利用。

ホームに着いたのは13時近く。

ちょっとお腹が空いたし寒いし…自販機で何か飲み物…

視界に入った立ち食いソバの看板。

そう、『やりたいことリスト』の片隅にあった駅の立食い蕎麦屋。

いつでも行けそうで現在まで実行に至らず。

なぜなら、電車に乗る時点で空腹の時がないから。

若い頃と違って、別腹とか、無理に食べようということをしなくなりました(不可)。

美味しく食べたいので、お腹の空き具合は重要。

お腹減り具合においてベスト!

今こそ!いざ、立ち食いソバ!

迷わず店内に。

券売機でお勧めのきしめんを。

狭い厨房でおばさん(70代?)2人が手際よく連携プレー。

冷凍きしめんを茹で、つゆに入れ、エビ天・揚げ半分・鰹節とネギで完成。

熱々のきしめんが体に沁み入ります。

立食いゆえの束の間の幸せ・初体験。

 

今年も楽しいこと見つけられそうです。

 

カテゴリー:健康 公センセの日常の出来事

2025.1.14  象が落ちても…

個人宅に往診に行くと、年季の入ったガラス戸にたくさんの土産物・置物が飾ってあるのを見ます。

子どもの頃、友人宅や親戚宅でよく見た昭和の風景。

余程気に入ったお土産や飾り物以外は買わなくなった昨今。

 

ですが、一人旅復活してから自分用に小さな置物をいくつか買うように。

旅した体験と記憶が一番のお土産なのですが、目に見えるものとして小さなお土産も欲しくなるもの。

お土産を見てその時の旅を思い出す。

回想は幸せな時間。

 

とはいえ、やはり置物に統一感はなく…

置き場を探していたら…ありました。

院長電子カルテの横のモニターの回転台。

 

置いたもの。

網走刑務所のアポポ(服役者が作成)。

野沢の鳩ぐるま(籐で編んだ地元婦人作)。

宇和島闘牛の木の置物(闘牛は一見の価値あり)。

備前焼の亀(の箸置き)。

つるつるした石(息子が旅先で拾ってきた)。

4792と彫ってある小さな与那国馬(地元の陶工房)。

ちょんと腰かけている鳩サブレ人形(本店限定)。

バンダナを巻いているオバケのQ 太郎人形(3本の毛が今2本に)。

そして、カンボジアで買った象(これのみ大きい)。

 

診療の度に目に入るので院長の癒しになっていました。

モニターで説明した後、患者さんに尋ねられることも。

 

ある時ちょっとしたいたずら心で、象をPCの上面に手をかけているように置いてみました。

意外にもキュート。

ただ置いておくよりもいいね~とスタッフと話していました。

 

ある日の診療終了後、スタッフが『すみません~、先生、大変なことが!』

何々?

聞くと、PC周りを掃除しようとしたら象が落下、牙が取れてしまったとのこと。

見ると確かに象の牙が折れています。

そして牙の折れた所を見ると…何と空洞!

やはり…

 

カンボジアの市場で見つけた木彫り(と思っていた)の象。

一目見て欲しい!と思ったけれど、その時は現金しか持っていませんでした。

しかも持ち金は残りわずか。

何度か手に取り戻しを繰り返し、やはり象は高いなあと思っていると…

日本語で『お姉さんだから安くしておくよ、○○ドルにするよ』

う~ん、手持ちが…

『もう少し安くできる、それとてもいい物』

手持ちのお金を見せて断ろうとすると…

『わかった、○○ドルでいい。すごく安くなった』

『買います!』

Good Job!

模造紙に包まれた像を持ってホテルに向かって歩いている(約1.5キロ)と、トゥクトゥク(2輪タクシー)が近づいてきて乗らないかと誘います。

1乗車2ドルとのこと。

1ドルしかないことを伝えて断り歩き出します。

すると、1ドルでいいから乗っていけとのこと。

50%ディスカウントしてくれホテルまで付けてくれました。

 

帰国後、象を家族に見せると『木製じゃないよ。プラスチック製を買わされたんだよ』

そんなこと思っても見なかったけれど、お風呂に入れると沈んでいきました…

でもまだ木製を信じたい院長。

牙が折れたことで、いわく付きの象はやはりプラスチック製だったと判明!

やはり…

 

真偽がはっきりしてすっきり。

お値打ちに買ったと思ったのに、市場のオバサンのほうが上手。

トゥクトゥクのドライバーは、じっと待っていて0より1ドルにまけても乗車してもらった方が売り上げにつながると賢明な選択。

みんな生きるために頭を使っている…

カンボジアの市場と象とツクツクのエピソードは一番のお土産。

偶然ですが、象が落ちて良かったのかも。

 

代わりに、一位一刀彫の巳・宇和島の牛鬼が加わりました。

新年から賑やかなデスク周りです。

こちらもご覧ください。

2023.8.22 何しにカンボジア? その1

2023.8.29 何しにカンボジア? その2

2023.9.5 何しにカンボジア? その3

カテゴリー:クリニックに関すること 公センセの日常の出来事
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