2026.6.30 パーツモデル
新聞の暮らし欄。
『パーツモデル』の見出し。
自分の知っている『パーツモデル』の意味は、手・足・髪・唇・目など体の一部だけを使ったモデルのこと。
基本顔は映されず。
ハンドクリームとかネイル、シャンプーやヘアケア、ストッキングや靴など。
しかし、今回の新聞はどうも新しい意味合いのよう。
”キャリアを積むうえで、手本となる『ロールモデル』がいないという悩みもある中、理想の生き方を複数の人からいいとこ取りする『パーツモデル』の考え方に注目が集まっている(原文ママ)”
記事を読んだ院長、『パーツモデル』と言う単語を作っただけで本質は変わっていないのでは?と。
院長は、結婚するのが普通、子供を産むのも普通と言う世代。
まだクリスマスケーキ説も残っており、6年制大学(医学部)に行っても周囲と同様の圧力を受けた世代でした。
さらに結婚は良いとしても、医師になって3年は妊娠出産は避ける(医師としてのキャリア第一歩の一番大事な時期だから)という暗黙の了解。
子供を産んでも仕事はALL OR NONE。
するならフルで、出来ないなら仕事は辞めろ。
そんな時代下、せっかく医師となったからには、微力ながらも実力をつけて患者さんに還元したい…という思いで、開業して大学院も行って子育てもして…と現在に至ります。
『パーツモデル』と言う言葉はなかったから『ロールモデル』
当然ながら、自分と同じ先輩はいない。
『ロールモデル』と言いながら、その人のすべてを真似することも出来ません。
職業的には、大きな学会で登壇するような女性医師、何かの会で知り合った女性医師などなど。
自分から思い切って声を掛ける、相談することで、年上の先輩方は受け入れてくれます。
振り返れば、当時から既に今でいう『パーツモデル』として、それぞれの手本にしたいところを取り入れようとしていたのだと思います。
さらにロールモデルは仕事だけでなく、生活にも取り入れてきました。
例えば、ある女優さんの『茶碗を洗ってシンクの横に置いた時欠けた。母に、置くところまで気を抜かないようにと言われ、それから実行している』とのインタビュー記事を読んで以来、自分も洗い物は最後まで見届ける(そっと置く)ように。
今は食洗器で手洗いは少ないのですが、守っています。
これも今風に言えば『パーツモデル』
自分の暮しを少し豊かにしてくれます。
ある料理研究家の『カトラリーは一生ものです。磨くことで一生使え馴染んできます』という言葉から影響も。
カトラリーもひとつずつ集め、黒ずんだら磨いています。
磨くのは面倒なはずなのに、他のことを考えず手先に集中出来る大切な時間にもなっています。
日々診療の場でも、院長より年上の患者さんの生き方を『パーツモデル』として、参考にさせてもらっています。
老後のバリエーションも見えてきて楽しい。
最近、若い友人知人と話すことを心掛けている院長。
院長よりは若い分、迷いのど真ん中にいる彼女たち。
老害にならないよう、自慢に聞こえないよう気を付けながら、彼女たちの年齢だった頃の自分ことを話したりします。
働く女性には、誇りを誇りをもって仕事をし、自分のやりたいことも達成して欲しい。
人生の後半に入り、自分の役割は確かなエールを送ることだと思っています。
一生、誰かの『パーツモデル』になれるよう、そのための課題を考える院長です。
そしてまだまだ自分も真似したい、お手本にしたい人(=パーツモデル)を見つけて行く旅の途中でもあります。
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