2019.1.22 たまにはチクチク

『欲しいものがあるんだけど、探しても見つからないから、一緒に探して』

『何?』

『エルボーパッチジャケットって知ってる?』

『肘当て付きジャケット(そのまま)?』

『その通り!』

デパートならあるはず。

 

道すがら『なんで、また?』

ドラマで俳優の織田裕二が、鳥狩猟シーンで着ていたそう。

ワンシーンだけで、以降そのジャケットでの登場はないものの、『ひどく気になってしまった』と言う訳です。

エルボーパッチジャケットはカジュアルに分類されるので、紳士服売り場の一つ上の階へ。

今度は、カジュアル過ぎて、夫の欲しいものと違い断念。

大きなデパートでも置いていないくらいなら、そのドラマのたったワンシーンでのジャケット(恐らくスタイリストが用意した)は注目を浴びなかったのね!?

 

しばらくして、新しいジャケットを買ってきた夫。

『これに、パッチを付ければ完成だと思って』

確かに名案。

院長(私)の肘当てのイメージは、セーターにフェルトのパッチ(アイロン熱で付けた)。

『本革のこげ茶がいいな』

『パッチが三分の一ほどめくれていた人を見たことあるから、縫い付けが良いな』

 

名古屋随一の手芸用品店へ。

実は、初入店です。

ボタン付け、ゴム替え、雑巾縫い、少々のほつれまでが、普段の私の守備範囲なので、今まで縁のないお店でした。

入ってみると、結構な人。

洋裁などの手作り趣味の人は、思いの他、多いようです。

パッチを聞くと、売り場に案内してくれました。

フェルト、合皮、本革…種々揃っています。

『本革のってどうやって付けるのですか?』

『小さな穴が開いているので、そこを縫えばいいですよ』

『どんな縫い方で?』

『どんな風でも。穴に通すだけでもいいし、かがり縫いでも。誰でも、簡単に出来ますよ』

『あの~私、素人なので、詳しく教えてもらえますか?』

私の実力と装備(家の裁縫箱は、『よしもと大笑い弁当』を食べた後のプラスチック製お弁当箱。中身は、ハサミ・白黒の糸・縫い針)を聞くと、最適な糸と針を勧めてくれました。

 

当初、洋服お直しの店に頼む予定だったのですが、『誰でも出来ますよ』の一声と、併せて買った糸と針を前に『やってみる!』気に。

革用の糸と針は特殊です。

糸は、釣り用とは言わないまでも、かなり弾力があります。

針は、太く長く、先が鋭角です。

老眼のため、眼鏡は外して裸眼仕事です。

近視は、年をとっても手元作業が出来るのは幸い。

パッチとジャケット生地がずれないよう固定しつつ、悪戦苦闘。

チクチク…

 

一心不乱に縫い進めているうちに、研修医時代のエピソードを思い出しました。

ある病院で全科当直のサブについていた時のこと。

頭皮が裂けて血だらけの外傷の男性が搬送。

意識清明。

『縫っといて』と言われ、習ったばかりの縫合を眼科医ならでは?の細さでチクチク。

戻ってきた外科部長に『まだ、縫ってるの?頭は血流豊富だから、ザクザク縫えばいいから』

その後、頭皮の縫合には縁がなく、ご指導は活かせず現在に至ります(眼科医ですから)。

 

とにもかくにも両肘のパッチ完了。

素人仕事まるわかり…ですが。

『縫い目は誰も見ないよね』と思いつつも、もう一つ勧められたアクセント色の赤糸にしなくてよかった。

『織田裕二(気分)になってね~』と夫に渡します。

概ね感激していたから、『これで良し!』です。

 

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

2019.1.15 小豆をコトコト

鏡開きに合わせて、今年も小豆を煮ました。

鏡開きの日の、午前診療終了後に出せるように用意。

前日に、待合室の鏡餅(中に切り餅が入っている既製品)を下げておきます。

入職し初めて食べるスタッフには、乾燥小豆から作ったことに驚かれます。

 

ふだん、時短料理専門の院長ですが、ぜんざいだけは特別です。

便利で安価な缶詰を調達せず、開院以来、自分で作っています。

分量も調理法も分かっているのに、25年前の料理雑誌の切り抜きを出してきて確認。

十勝産大豆を一晩水に浸すところから始まります。

一度沸騰させ、新しい水で再び煮ます。

小豆が柔らかくなったところで、砂糖を入れ、人肌まで冷まして、再び煮る。

『単純ですが丁寧に作業をする』に限ります。

 

鍋をコトコト火にかけている時間は、バタバタしている日常と区切られた非日常の静かな時間です。

考えること、思うことは色々…

 

必ず思い浮かべるのは、食べてくれるスタッフの一人一人の顔。

『おいし~!』って言ってくれるといいな。

『わ~い!』って喜んでくれるといいな。

希望と期待でわくわく。

 

子供たちが小さい頃は、『母さん(院長)のぜんざいは、(料理の中で一番)美味い!』と言って、おかわりもたくさんしてくれたものです。

ぜんざいだけで甘美な思い出に浸れる幸せな時。

今は、ぜんざいのみならず、母もあまり必要とされなくなったのですが…

 

先日の高尾山一人旅は、それを気づかせてくれた良い機会でした。

今年は今まで以上に、『公私とも興味・関心のアンテナが立てば、即出かける!』と決めたら、またまた夢想が広がります。

『卒母(流行りの母親卒業)』の時期?

 

鏡開き当日、『午前診療お疲れ様!』と、お餅を入れたぜんざいを振る舞いました。

スタッフの嬉しそうな顔を、今年も見ることが出来て良かったです!

息子たちが親離れをしつつある今、準家族のスタッフの存在こそが、丁寧に『ぜんざい』を作るモチベーションになっているのだと思います。

気がつけば、21年、21回。

院長が仕事を続ける限り、『小豆をコトコト』の鏡開きです。

 

■関連記事はこちら

新春プチトリップ

不思議な一円玉

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

2019.1.8 新春プチトリップ

年末、帰省した息子たちの分まで張り切ってお世話(家事)していた院長(私)。

『もっと寝ていたいから朝ごはんいらない』

『友達と出かけるから夕飯いらない、帰宅時間未定』などなど。

何なの?私は使用人?と、いらいらが募ります。

 

新年、昼ごはんの後、『私、ちょっと泊まりで出かけてくるから!』と宣言。

『何処へ?』とも聞かれず、全員『行ってこや~』

 

目的地は以前から気になっていたミシュラン三ツ星の観光地。

 

お正月でも、都心のビジネスホテルは空室あり。

早速予約をし、『行ってきまーす』

 

ダウンにパンツ、リュック姿のオバサン(私)、チェックイン。

その日は、早々と就寝。

 

翌日は、起床30分後に、もう電車に乗っている身軽さです。

目指すは『高尾山』

八王子から京王電鉄で『高尾山口』駅に向かいます。

 

『高尾山』は新宿から電車で約1時間。

東京を代表する山のひとつです。

599メートルの低山と言えども、登山には準備が必要です。

学会等で、東京までは出るものの、ついでに高尾山という距離・恰好ではありません。

機会がないまま、いつか…と思っていた次第。

 

ケーブルカーの改札は、早朝にもかかわらず、すでに長蛇の列。

ケーブルカーでは、472メートルまで6分で上がります。

 

一番後方に立ったので、上がっていく様子が眼下に見えます。

最も急な箇所の勾配は31度18分、日本一だそうです。

『すごいですね~』

『でしょう』(たまたま隣席の多摩在住の同年代女性)

ワクワクです。

 

到着後、参拝所・薬王院まで、上りが続きます。

急な階段を上ると、勇ましい天狗の像が2体(大天狗と小天狗)立っています。

線香の煙にご利益をいただき、参拝。

開運・魔除けを願って天狗のうちわを買って帰ります。

 

ここから山頂を目指します。

下から登る60代70代の方々の装備にひるんだけれど、下からでも1時間半もかからないそう。

なだらかな坂道を登っていくと、599.15メートルの山頂到着。

景色を見る人、休憩する人、名物とろろそばを食べる人など様々。

快晴の空。

遥か彼方には、何と!富士山が。

ありがたや~

来て良かった!

 

下りていくと、名物天狗焼きに、またまた長蛇の列。

天狗顔の大判焼き。

小豆ではなく黒豆餡が特徴。

45分並んで出来立て熱々をゲット!

並んで寒くなった体に染み入る美味しさです。

 

 

帰路はリフトで。

リュックを膝の上に置き、落としてはいけない、(自分も)落ちてはいけないと、手すりをしっかりと握ります。

傾斜を下降する景色は、これまた素敵!

四季折々楽しめそうです。

 

こうして高尾山ミニトリップ完結。

目的地を唯一つにしたのが正解。

新年早々クールダウンとリカバリー。

 

帰りの新幹線で崎陽軒のシウマイを食べながら、小説読了。

初読み小説の舞台は、七尾(石川県)。

次の目的地にしよっと!

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

2018.12.18 年齢確認

末っ子が20歳になって、お酒が買えるようになりました。

それでも、コンビニでは、『年齢確認ボタンを押すように』と言われ、小売店では、身分証明書を提示させられることもあるそうです。

元々、童顔で、今でも『高校生』と間違えられることがあるくらいですから、仕方がないことです。

確認販売することが、売り手の責任ですし。

しかし当の本人は、『本当に20歳なのに…』と不服そう。

 

知人のAさんは、20代半ばの社会人。

いつも制服姿でキビキビと働いています。

小柄で童顔なので私服姿は、まるで『女子大生』。

『よく、間違えられます。今も、お酒買う時、確認されたりします』

小柄で童顔、可愛らしいのは、魅力なのですが、本人にとっては嬉しくないこともあるようです。

 

共通する思いは『年齢相応(プラス数歳上)に見られたい!』

 

先日、映画を見に行きました。

『夫婦50割』というお得な鑑賞券がありました。

『免許証持ってる?』

『ある、ある』

年齢確認後、購入かと思いきや…

『50割ですね。○○円です』

『あれ?』

年齢確認しないの?

チケットを夫に渡しながら、

『それって、50歳以上って見た目で判断されたってこと?』

『まあまあ…50割は、夫婦どちらかが50歳以上ならいいみたいだから、後ろの方にいた僕で判断されたんじゃない?』(面倒な妻だな~と思いつつも、フォローしてくれる夫です)

 

知人Bさんと、先の夫婦50割の話をした時。

『わかる、わかる~』

Bさんは、敬老パス(名古屋市全区間地下鉄・バスがフリー)を使える年齢(65歳)になりました。

初めての敬老パス使用の際、年齢確認された場合の運転免許証をいつでも出せるような心づもりで、バスに乗ったそうです。

しかし…ノーマーク。

『敬老パスもらった時点で、65歳ではあるけれど、確認してほしかったのよね~』

 

共通する思いは『年齢相応(マイナス数歳)』に見られたい!』

 

年齢確認は業務遂行の一連の手続きに過ぎません。

係員は、企画に年齢が合うかどうか確認できれば、他(見た目)には関心がないと、わかってはいるのですが。

 

皮膚科医の知人に顔のメンテナンスを尋ねたら

『そのままでいいって。年齢相応に中身も年取るのがベストだと思う。外見だけ若作りが一番見苦しい』とのこと。

外見も中身も年齢相応が一番。

有り難い先輩の一言でした。

 

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

2018.12.11 見てないのね?

特別な予定のない土曜日の診療後。

久しぶりにランニング。

帰宅後、シャワーを浴びようとして…『そうだ、お風呂にしよっと!』

浴槽に湯を張り、お気に入りの入浴剤の中でも、運動後と決めている唐辛子成分入りを投入。

浴室にスマホを持ち込むのは躊躇。

扉の外に置いて音楽を流します。

髪と身体を洗って浸かると幸せ~

 

我が家は、浴槽と並行に窓があったのですが、掃除がしにくく、浴槽と窓を垂直にリフォーム。

いつもは、給湯パネルの方向を向いて浸かるのですが、今日は真昼間。

窓を向いて浸かってみました。

窓も少し開けたら、何だか、いつもと違って新鮮。

露天風呂気分(と言えなくもない)。

 

入浴は、ドライアイを改善します。

蒸気が、目の表面を潤わせてくれます。

また、暖まることで、まぶたの血流がよくなり、まぶたの縁にあるマイボーム腺(脂腺)がしっかり開き、涙の油層を補います。

市販のアイマスクが有効ですが、入浴時なら、40℃くらいの蒸しタオルを使うのもいいと思います。

 

そうそう、こんな時こそ『かっさ(中国の民間療法で、経路・ツボを刺激して血行促進などを測る小さい板)』で顔もマッサージしましょう。

この『かっさ』は、知人からプレゼントされた思い出の品。

フェイスラインが少しでも維持できるよう、下から上へ。

今は遠方に住む知人を思い出しました。

 

うんと久しぶり(何年かぶりに)グッパーグッパー運動もしてみます。

手と足の指を閉じる開くの繰り返し。

これは、25年前赴任先で、60代後半だった老先生(今は鬼籍)に勧められたもの。

『疲れていても、酒飲んでいても、風呂でこれやるの。ボケないようにね~』

 

やること、思い出すこと、考えることなどなど、意外と長風呂をしてしまった私。

 

入浴後は『ビール』と言いたいところですが、昼間の自制心で『ノンアルコールビール』でひとり『お疲れ様!』

だら~り。

 

こういう昼間のお楽しみも見つけると、また、実行したくなります。

 

夕方帰宅した夫が、日課の散歩に誘います。

『私、すっぴんだから。散歩用にお化粧するの面倒だから、今日はやめとこうかな』

『え~!どうしたの?気付かなかった』

 

朝はちゃんとお化粧していたんですけど。

化粧ビフォーアフター、それほど差がないってこと?

それとも、普段から妻の顔、まともに見ていないの!?

 

■関連記事はこちら

目暖足熱

 

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事 眼に関すること

2018.12.4  さだまさしコンサート

妹からの誘いで、一緒に『さだまさし45周年記念コンサート』に行ってきました。

 

『さだまさし』を初めて聴いたのは高校に入ったとき。

アイドルしか知らなかった田舎の中学から、都会(といっても岐阜市)の高校へ入学。

同級生が勧めてきた曲は、今でいう『ニューミュージック』。

きっかけは兄姉の影響なのか、都会のせいか、とにかく新しい友人たちの聴く音楽は『オトナっぽく』見えました。

アイドルを卒業し、種々のシンガーソングライターの曲、『さだまさし』も聴くように。

とはいうものの、母となって以来、20年以上遠ざかっていました。

 

そして迎えた初コンサート。

一体どんな人が…?

センチュリーホール(名古屋国際会議場)は見渡す限り、自分より年上の『さだまさし』年代(本人は66歳)の人、人、人。

『みんな一緒に応援して年取った人だね~』

妹は『北の国から』以来のファン。

 

聴いたことがない曲、聴いたことあるけど口ずさめない曲が続いた後、『精霊流し・無縁坂・秋桜・親父の一番長い日・北の国から』が流れるとホッとした私。

『いいわ~あの曲、あの声。これぞ、私の中のさだまさし』

定番曲は嬉しいものです。

 

往年のファンは前列でペンライトを振り振り。

最近の曲、しっとりのも、自分の知る『さだまさし』にしては賑やかなのも、ワイワイ混ぜながらの熱唱。

間には、ダジャレも交えて漫談もどき(綾小路きみまろ的な)。

両親のこと、活動のこと、多々、軽妙なトークに、あっという間の3時間でした。

自分の人生に参考になる話もたくさん聞けた、と思ったのは、私自身もそういう年になったからでしょうか。

 

以前、息子さんの『TSUKEMEN』コンサートに行ったのですが、この時は、イケメン・若さ・音楽で勝負!

素敵な曲を聴かせてもらいました(今もCD聴いています)。

 

お父さんの『さだまさし』のコンサートは、さすがベテラン!という楽しませ方。

 

個人的には、作家としての『さだまさし』作品が好きです。

『眉山』『風に立つライオン』『アントキノイノチ』『ちゃんぽん食べたか』などなど。

映画も良いですが、原作はもっと良い(と思っています)です。

 

『さだまさし』の多才さを改めて実感。

 

非日常の世界へ誘ってくれた妹に感謝です。

また時々聴いてみようと思います。

 

■関連記事はこちら

イケメンに赤

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

2018.11.26  あわや、フィッシング詐欺

日課のメールチェックをすると、Apple社からメールが。

『お客様のアカウントが不正使用された可能性があります』

え~何?

アカウント不正使用?

たまたま前日、量販店で『お店のアプリを入れた方がポイントが貯まる』と言われ、店員さんにやってもらったことが、いけなかった?

ふだん、アカウントを使用する機会など滅多にないので、やけに前日の出来事が気になります。

どうしよう?

とりあえず言われた通りやってみよう…

氏名、生年月日、アカウントを入力『次へ』をクリックすると…

課金用のクレジット番号入力と出ました。

課金?

一度も課金したことないのだけれど…

 

こういう時は助っ人を呼ぶに限ります(始めから呼べばよかった~)。

スタッフに、かくかくしかじか…と話し、画面を見せます。

『ちょっと、待ってください』

院長(私)、しばし退席。

 

戻ってくると…

『これ、AppleのHP(ホームページ)じゃありません。AppleのHPそっくりなんですが、他のバナーはクリック出来ないです。

今、Appleに問い合わせたところ、フィッシング詐欺ではないかと…』

『え~!』

もう一度Appleサポートセンターと連絡。

アカウントは当然変えた方が良いとのこと。

指示に従い、完了(結構大変)。

やれやれ。

スタッフのお陰で、被害に遭わずに済みました。

感謝!

 

ところで『フィッシング詐欺』とは…

総務省のHPから…

送信者を詐称した電子メールや、偽の電子メールから偽のHPに接続させたりする方法で、クレジットカード番号、アカウント番号など重要な個人情報を盗み出す行為のことです。

フィッシンングはphishingという綴りで、魚釣り(fishing)と洗練(sophisticated)から作られた造語であると言われています。

 

対策は、色々ありますが、まずは、本物のWebサイトに直接アクセスして確認(送信メールの中で繋がない)。

または、直接送信元の会社に連絡して確認。

 

総務省のHP、なかなか詳しく書いてあります。

 

詐欺って次から次へと時代に合わせて、新しいことが考えられていくのね~(警察といたちごっこですね)。

 

以前、母が『オレオレ詐欺』の電話を受けたことがあります。

幸い、被害には遭いませんでしたが。

そして、今回、院長、あわやフィッシング詐欺に遭う所でした。

親子2代、水際でセーフ。

 

息子たちに注意喚起。

『2代続けてあることは3代目にもあるかも!?気を付けてね~!』

『祖母ちゃんや母さんとは違います!』

油断大敵です!

 

【関連記事です】
祖母はだまされる

念には念

 

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事

2018.11.13 表彰状

名古屋市教育委員会から表彰状をいただきました。

眼科学校医として勤続20年の結果です。

学校医は、健診、学校保健委員会、就学指導委員会、生徒や教員への助言指導などを行います。

院長は、日本医師会認定スポーツ医の観点から、運動・スポーツに対しても助言しています。

 

現在、担当校は4校。

神の倉小、徳重小、熊の前小、扇台中です。

熊の前小は創立10周年を迎えたので、院長も学校医10年。

あとの3校は、いずれも20年勤続にての表彰です。

緑区では大規模学校揃いで、一時は1000人超の生徒が在籍。

 

同じ学校に20年も教職員は在職しないので、生き字引みたいなものです。

学校の変遷を公私共々見てきました。

 

三男が1歳未満児で、保育園に預かってもらえないほど小さかった時は、許可を得て、クーハン(赤ん坊を入れて運ぶバスケット。今では死語?)で学校へ同伴。

健診中は、校長室でお世話になりました。

『バスケットの中の小さい赤ん坊が、小学生になると、こんなにお兄ちゃんになるのね~』と、思いながら健診。

 

就学時健診では、母(院長)は健診に従事しなければなりません。

息子たちが、就学時に該当する年は、教頭先生が保護者代わりに息子たちを連れて回ってくださり、助かりました。

健診終了まで、別室で良い子?で待っていました。

 

息子たちが小学生になると、式や授業参観に行かない(行けない)院長は、春の健診で担任の先生に初対面。

一保護者として『今年一年よろしくお願いいたします』と挨拶。

健診に行くと、『○○(息子)の母さんだ!』と、はしゃいでいる様子が伝わってきました。

 

中学生の健診をしながら『中学生ってたくましくなるのね~』と、小学生の息子たちの成長を想像。

 

今や、その年齢をはるかに超えてしまった息子たち。

小学生も中学生も『可愛い~』という目線で健診です。

 

健診をした元生徒に、就学時健診で再会(子供が今度1年生、自身は保護者)ということもあるので、歳月を感じます。

 

さて、今回の表彰状。

教育委員会から、顔写真の有無を尋ねられました。

電話に出た、うちの受付嬢。

『せっかくだから、顔写真付きにしてもらいましょう!目新しくて画期的ですよ!』

『え~っ!写真付き?』と渋っていたものの、滅多にない機会だし…

『診療後、教頭先生が写真撮りに来られるそうです』

この状況で~?いきなり?オバサンなりの準備が…

別日は無理そうなので、手持ちデータでも良いとのこと。

そもそも、写真を撮られる頻度がぐっと減った院長。

何かの行事の集合写真くらいしかない…

一人写りが無い…

そういえば、同窓会近況報告用の写真が、スマホに1枚。

出入りの業者さんに撮ってもらったのがあったはず。

かくして、そのデータを送信。

 

出来上がった表彰状を見て

『今どきで良いですね~』とスタッフ。

古い人間の院長は、顔写真添付で、表彰状の価値2割減では…と思ってしまったのですが。

せっかくの表彰状、少しの間、お披露目いたします。

 

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など 公センセの日常の出来事 眼に関すること

2018.10.30 たかが卵サンド…

このところ、『卵サンド』が気になっています。

テレビの『卵サンド』の特集を見て以来。

番組では、オーソドックスなサンドから、変わり種、新種まで。

オーソドックスと言っても、ゆで卵のマヨネーズ和え(番組では卵サラダ)、ゆで卵輪切りそのまま、卵焼きがあるそうです。

 

自分の中で、王道は、ゆで卵のマヨネーズ和えが、食パンで挟んであるもの。

食パンは、サンドイッチ用の薄いものに限ります。

厚めの食パンだったり、耳付きは邪道です。

トーストしたパンではなく、生のパン。

潰したゆで卵の白身と黄身の美しさ。

切り口も大事です。

 

番組では、オムレツ風の具、だし巻き卵みたいな具、卵とマヨネーズをホイップしたような具など、色々取り上げられていました。

が、『へ~、そんなのものあるんだ~』と驚きはあるものの、トライしたいとは思わず。

むしろ、保守的な卵サンドを食べたくなってしまったのでした。

 

しかし、いまだ、『卵サンド』を食すに至らず…

 

近所にコンビニも、パン屋さんも、スーパーも、カフェもあるのに…

 

いつでも食べられるのに、自分には、なかなか食べる機会のないサンドイッチです。

朝食や夕食には、合わない気がします(ガツンと米を食べたい)。

サンドイッチなら昼食のイメージですが、普段はありあわせの昼ご飯を食べている身としては、どうせなら、お気に入りの『卵サンド』が食べたい…

 

浮かんだのは、他区にある喫茶店Aと某デパ地下のサンドイッチ専門店B。

 

Aは喫茶店ですが、サンドイッチのメニューが豊富。

ローストビーフやエビフライを挟んだものや、トーストしたクラブハウスサンドなどあるのですが、私の一押しは『卵サンド』です。

緩やかなマヨネーズと和えてあって、所々グリーンピースが覗く切り口が美しい!

小さな三角のパンを頬張れば、幸せ~

ですが、難点は、駐車場がとても止めにくいこと。

以前は、何回も切り返して入れていましたが、サンドイッチのために粗相を起こしては…と思うと、車は断念です。

時間に余裕のある日に、自転車かランニングか公共交通機関か…思案中。

 

Bはおなじみのサンドイッチ専門店。

デパ地下を回るのは、多くは昼下がりから夕方。

ランチを済ませた後です。

おやつに買うには、やっぱりスイーツ。

フルーツサンド(これも美味しい)なら、おやつになりますが。

『卵サンド』は、夕食にはならず…

ということで、Bの『卵サンド』を利用するのは、多くは、学会などで新幹線に乗る時です。

しかし、今月の上京時は、デパ地下に寄る暇がなかったので、断念したのでした。

 

たかが『卵サンド』ではありますが、ネットでレシピやお店のメニューを調べると、実にバリエーションンに富んでいます。

それらを見ながら、近々、必ず、『保守的王道卵サンド』(AとB)を食べる!と決意表明(するほどでもないが)!

 

どんな『卵サンド』がお好みですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:公センセの日常の出来事

2018.10.23 肌診断

久しぶりに、コスメコーナーで『肌診断』をしてもらいました。

うるおいとか、ハリとかを、専用の器械を使って判定するものです。

『肌診断』を受けることは、時間のゆとりもですが、心づもりも必要。

 

年代に比べてどの程度かが、八角形のグラフで表示されます。

『キメ・透明感・メラニン・肌色・ハリ弾力・セラミド・水分・皮脂』の八項目。

メラニンの平均値を除いては、他の項目は上回っていました。

『よかった~』(ほっ)

しかも、『ハリ弾力』に関してはダントツ。

『何か、お手入れでも?』

『特別には…何も』

もしや…毎日の診療が顔面の良いエクササイズになっているのでは?

『○○さん、お待たせしました。こんにちは~』

患者さんとの挨拶から始まり、診察中も口は動いているので、顔面の筋肉は常に動いています。

出来るだけ表情も意識して。

無意識に(顔面)筋トレ?

 

『メラニンがやや目立ちますが、何かスポーツでも?』

『はあ~ゴルフとランニングを…日焼け止め、しっかり塗ってるんですけどね~』

暗室という絶好の仕事場(眼科診察室)で一日の大半を過ごしながらも、洗濯干したり、自転車で出かけたり…とかの積み重ねもあるかも。

 

額、頬、眼の下と三か所で、肌診断をしてもらいました。

水分量は、眼の下が、他箇所より下回っていました。

一般に、瞼は乾燥しやすく、荒れると、なかなか治りにくい場所です。

また、年齢による変化は、毎日、患者さんの瞼を、見て触って実感しています。

 

ところで、今回の美容部員のお姉さんは、眼鏡を装用していたのでした。

確か、美容部員は、眼鏡禁止だったはず…?

聞いてみると、普段はコンタクトレンズなのですが、眼に傷が出来て、眼科医の指示により中止しているそう。

どんなレンズ?どんな使い方?どんな状況?どんな薬?などと、眼科医として聞きたいことは山々でしたが、それは抑えて。

心の中で、『ちゃんと言われたことを守る良い患者さんだわ』

自分の患者さんではないのに、好感度アップ!

 

試食と同じで、『肌診断』をしてもらう時点から、今日は目的のファンデーションの補充だけでは済まない覚悟?の私。

もちろん、買わなくても構わないのですが…

良い患者さんであるメガネ美容部員さんが、お勧めしてきたのは、4種類の化粧品。

4種類全部!?…と一瞬思いましたが、いやいや…

『今回は、4本の中でも、一番のお勧めをいただきます』

勧められたのは、目元のハリ対策美容液。

『2カ月分ありますから、1日2回使ってくださいね』

『目、お大事にしてくださいね~(職業柄、つい)』

 

2カ月で変わる?過剰な期待はせず、お手入れに励んでみます。

無意識顔面筋トレも続行!

■肌診断に関する過去の記事はこちら

→お肌も気になる

 

カテゴリー:公センセの日常の出来事 眼に関すること
  • カテゴリー

  • 最近のエントリー

  • カレンダー

    2024年5月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
  • アーカイブ

  • タグ

先頭に戻る