2022.11.15 東京やっとかめ

11月に入り日本臨床眼科学会の講演をオンデマンドで聴いています。

今年10月から眼科新専門医制度が始まりました。

今までは、各科の基準で専門医認定が行われていましたが、全科共通の基準が設けられるようになったよう。

 

専門医は新専門医に移行できますが、更新の仕方が変わります。

単位対象プログラム・取得方法・単位数の大幅な変更。

診療実績の証明、共通講習、眼科領域講習、学術業績・診療以外の活動実績それぞれの項目で取得単位が決まっています。

今までも、学会参加などで単位は十分足りていた院長ですが、『専門医なら、よりしっかり勉強して!』と言う制度変更でしょうか?

 

今回はコロナ禍ですが、現地開催+ライブ配信(ライブ)+オンデマンド。

単位の取得方法も、学会参加1日当たりの単位数ではなく、聴講時間、現地・ライブ、オンデマンドで異なります。

 

院長は、出来るだけライブで視聴するようにしました。

視聴歴が管理されていると思うと、ライブにも気合が入ります。

気合が入りすぎて、画面にかじりつく状態に。

患者さんに20分画面見たら20秒休みましょう、と言っているのに…

画面に100分(一講演)集中すると疲れを感じます。

 

最終日もライブで視聴のつもりでしたが、新専門医制度始まりの最初の学会。

生の講演を聞きたい!現地へ行きたい!

朝1番の新幹線なら、8時半前に東京駅に着きます。

『行っちゃお!』

朝まだ暗いうちに出発、新幹線に乗車します。

久しぶりに、車内販売のカチカチアイスを。

このアイスに合う新幹線限定スプーンを以前購入。

うっかり食洗器に入れたら、アルミ製ゆえ変色してしまいました(でも使っています)。

 

コロナ流行の前に上京して以来、3年ぶり。

東京国際フォーラムが懐かしい。

新専門医制度では、各会場入場ごとにカードをかざすように。

誰がどこで何を聞いたかすべて管理されるように。

とはいえ、他はいつもの学会場と変わらず。

人が多く、臨場感があり、PCを通じてライブで聴くのとは格段の違いを感じます。

わくわく感とか、人の気配・雑音・雑踏とか。

 

最後のセミナーまで聞いて、学会も終了です。

朝が早かったし、明日の診療に備えて夕食の時間までには帰りたいところ。

東京ならでのお楽しみを、頭の中でぐるぐる検索。

 

目指すは、リーフパイで有名なW。

喫茶室は初めて。

混んでいるので券を取って歩道の花壇に沿って待ちます。

電話の呼び出しもしてくれますが、ほとんどの人が並んでいます。

自転車で来た母娘(娘は小学生位)は、券を取って出かけていきます。

銀座は庭なのね~(羨望)

待つこと30分超。

白い木綿のカバーが掛かっている椅子に案内されます。

院長の子供時代の昭和感(か、それ以前)。

ボーイやウエイトレスも、白い上衣やエプロン。

 

回顧主義なのか、最近はシュークリームがケーキの中でも一番好きな院長です。

近頃なかなか見ない、皮が柔らかく、クリームもいっぱい詰まっているこのお店のは、マイベストです。

カスタードと生クリームのミックスは、喫茶メニュー限定とのことで即決。

ネズミのシューを買って(別店)帰ってから3年ぶりの東京。 →前回の記事はこちら

感慨深い…

 

帰り際、先ほどの親子が談笑。

女の子はバナナサンデー。

行きつけなのかしら?(羨望)

徳重駅が庭の院長とは違うわ~

今度いつ来られるかわからないので、持ち帰り用にまたまたシュークリームを。

東京出てきてよかった!

学会で頭を使って、甘いもの食べたから、最後は歩いて東京駅に向かいました。

 

 

 

 

カテゴリー:公センセの日常の出来事 眼に関すること

2020.3.10 スワンがネズミ

東京の勉強会が終了、会場を後にする時にふと浮かんだのは『シュークリーム』

その時、浮かんだA店のシュークリームは、はるか昔の憧憬から呼び起こされたもの。

 

スマホを検索して、場所を確認。

会場から東京駅のほぼ直線上にありました。

電話をすると…出ない。

もう一度電話しても出ない…。

不定休とあるから、休業日?

でも、日曜だし?(普通、ケーキ屋さんって日曜日営業だよね?)

3度目の正直でかけ直すと、長い呼び出し音の後に受信。

『あの~スワンのシュークリームありますか?』

『あと、一つだけあります』

『予約したいのですが。スワンのシュークリームひとつだけ。今○○(地名)なので、すぐ向かいます』

 

スワンのシュークリームは、名の通り、スワン(白鳥)の形をしたシュークリームです。

お菓子作りに夢中になった院長10代の頃に、雑誌で紹介されていたシュークリーム。

『東京』のA店の気品あふれる『スワンのシュークリーム』の写真は、その当時、田舎の小娘にとっては非常に憧れのお菓子として目に焼き付いたのでした。

自分で何回か作ったシュークリームは、素人ゆえの技量のせいか、野暮ったいものでした。

 

会場から地下鉄を乗り換え、探していたのでは、時間が読めません。

この際、タクシーに乗って、住所を伝えます。

お店の前で停車してもらい、はやる心でお店に入ります。

先客が一人、会計中。

『先ほど、お電話した、スワンのシュークリームの長谷川です』

あれ?ショーケースにスワンが一羽。

これは、他のお客さんの予約用?

店員さんは、もう閉じられた箱を持ってきて『会計お願いします』

電話で値段は聞かなかったけれど、ひとつ450円(税別)。

お高い!?が、これって東京価格?

 

さて、ウキウキで新幹線に乗り込みます。

列車が動き出してから、ホットコーヒーとともに、ティータイム。

忘れていたのに、急に思い出して何十年前に憧れたお菓子とご対面!

箱を開けると…

ネズミの形をしたシュークリームが!

『えっ?何?』

呆気にとられるって、こういうこと!?

 

頂点に達した期待が、奈落の底へ。

 

店員が、スワンとネズミを間違えて?箱に入れてしまい、間違いのまま客(院長)の手に渡ってしまいました。

一般的に、ケーキ屋さんでは、客に購入予定のケーキを見せて『○○ケーキ〇個、○○ケーキ〇個…以上でよろしいでしょうか?』と確認させるのに、このお店ではありませんでした。

もう新幹線の車中。

今更、返品交換にも行けないし。

スワン・スワン・スワン…と思って食べよう!

でも、ネズミがスワンになりません。

 

外見も中身も違います。

美味しいには違いないけれど…

 

東京出張最後のお楽しみだったのに…

しばらく根に持ちそうな、残念なティータイムでした。

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