11月9日 普及に期待!視覚障害者も囲碁

普及に期待!視覚障害者も囲碁

 

今月三日、名古屋盲学校で囲碁教室が開かれました。主催は日本視覚障害者囲碁協会の代表理事でアマ四段の、柿島光晴さん(東京都)。

 

視覚障害者の囲碁は東京や大阪では盛んに行われており、愛知県内での普及はこれからというところ。

この日初めて囲碁に触れる児童や生徒たちはみな、「面白い」と夢中。どんどん前かがみに。

 

碁盤は、30年以上前に考案された碁盤を全盲の柿島さんが3年前に改良したもの。

プラスチック製で、盤面にひかれた線の部分が出っ張っています。碁石の裏には溝があり、そこにはめ込んで対局。黒の碁石には突起があって、盤面を乱さずに手触りで状況把握できます。

 

「面白かった。またやりたい。」と話す生徒たち。

愛知県内には協力的なプロ棋士が在住するなど、環境は悪くないといいます。特製の囲碁盤なら、健常者とも対等に勝負が可能。普及が進み、ぜひ県内からプロ棋士が誕生して欲しいものですね。

(11月4日 中日新聞)

11月8日 動く診療室!

皆さん 「ビジョンバン」をご存知ですか?

ビジョンバンとは、眼科の検査機器を搭載して各地を回る車両のことです。

2005年、超大型ハリケーン「カトリーナ」に襲われた米国南部の被災者の眼科診療を目的に作られました。

 

東日本大震災の発生直後の11年4月に米国の善意により日本に空輸され、被災して眼科を受診できない人やメガネを失った人に医療を提供しました。

フットワークよく、困った人の近くに駆けつける機能が評価され、米国に車両を帰した後の13年3月には、宮城県の復興予算で国産ビジョンバンの第一号も作られました。

 

これまでの検診回数は計98回で、受診者数は延べ5060人。

高いレベルの検査が可能で、手術以外はすべての診療ができる、まさに「動く眼科診察室」なんです。

 

今後は、被災地だけでなく、医療機関が少ない内陸の山間地などに活動を広げ、過疎地の眼科検診充実に活かしていくそうです。

 

(日本経済新聞 11月1日)

11月1日 あなたもスマホ老眼かも!?

年々、若い世代の視力は低下しています。

裸眼視力が1.0未満の割合は、

1979年度では小学校17.9%中学校35.1%高校53.0%

2015年度では小学校30.9%中学校54.0%高校63,7%

と大きく上昇しています。

 

近視が増えた背景は、カラーテレビの長時間視聴や、食生活の変化、外遊びの減少などの要因がありますが、近年はスマートフォンの影響も多いそうです。

 

長時間スマホを使う生活習慣によって、画面の文字などに目の焦点が合いづらくなったり、ぼやけたりする「スマホ老眼」と呼ばれる症状も若い人を中心に広がっています。

特に、常に揺れている電車内で操作する「電車スマホ」歩きながらの「歩きスマホ」目に近づけて使いがちな「寝転がってスマホ」が三大悪習慣です。

 

ただ、スマホ老眼は加齢による老眼と違い、利用時間を制限したり、意識的に目を休ませれば症状は治まります。

スマホを目から30~40㎝離し、時々遠くを数秒間見ることを意識し、スマホ老眼を予防しましょうね。

 

(日本経済新聞 10月31日)

お米を食べて花粉症を治す!?

スギ花粉による花粉症は、日本人の約4人に1人。

花粉症の原因物質を少量口に含んだり、注射して症状を抑える治療法もありますが、3~5年かかるそうです。

 

しかし、お米を食べるだけで花粉症を根本から治す研究が行われている事を知っていますか?

お米は日本人には身近な上、胃で分解されずに腸まで届くたんぱく質を含んでいます。

茨城県で作られている「花粉症緩和米」は、花粉の原因物質の目印となる部分が米粒の中で作られるよう遺伝子組換えされており、これを花粉症の人が毎日食べる事によって、体内の免疫機能がこの目印に慣れ、過剰に反応しなくなると考えられています。

原因物質そのものは含まれていないため強いアレルギー症状も出ません。

この研究により、悪さをする免疫細胞だけを増えないようにする事ができ、花粉症の根本的な治療になる可能性があるそうです。

 

つらい花粉症、お米を食べるだけで治せたらうれしいですね。

 

(10月26日 中日新聞)

10月25日 白内障手術 レーザーで

白内障は国内に患者が約4000万人いるとされ、80歳代だとほぼ100%に症状がある。

その手術はメスを用いて、眼球の中にある濁った水晶体を取り出し、人工レンズに置き換える方法。

そんな中、「熟練した医師でも、完全に満足のいく手術は7割程度。一方、『フェトム』なら、95%はうまくいく」との声も。

 

『フェトム』とは、1000兆分の1のこと。その名の通り、1000兆分の1秒という極めて短時間の光パルスを連続的に照射するフェトム秒レーザーを使う手術法である。

光が当たる時間が短いので、近くの組織への影響が少ないのが特徴で、所要時間もメスによる手術より短い。

 

ただ定着には時間がかかりそうだ。ほとんどの医療機関では自費診療としており、費用は東京歯科大の場合で50~60万円に上る。年間140万例の白内障手術の内、フェトムによるものは1万例にも満たない。実績が増えないと保険適応にも時間がかかるだろう。

さらに、フェトム秒レーザーで患者にどんなメリットがあるのかは、はっきりとわかっておらず、メスの方が切開面がきれいとの見解も。

 

高齢化社会の進行に伴い、白内障患者は増えるとみられる。どんな手術方法を選択するか、医師と相談しながら考えていく必要がある。

 

(10月23日 日本経済新聞)

10月7日 スマホでドライアイ

朝晩は涼しく、秋を感じる天候が続いていますね。
秋と言えば読書の秋。ゆっくりと活字を追うにはいい季節です。
ところが、最近の日本人の読書量は年々低下しており、50%近くの人は全く本を読まないそうです。

仕事や勉強が忙しく、近視や老眼などで視力が低下していることも原因のようですが、スマートフォンやパソコンなどに時間がとられることも影響しています。

特に携帯端末でメールやゲームなど細かい作業を続けると、目のピントの調節力が低下してしまいます。さらに、まばたきの減少でドライアイにもなりやすく、文字を読むことがつらくなります。
涙の量が正常でも、涙が蒸発しやすいために起こるドライアイも急増しており、ドライアイは目を酷使すれば誰にでも起こりえる病気と言えます。

この秋はスマホを本に変えて読書を楽しむのもいいかもしれませんね。

(10月5日 中日新聞)

9月30日 眼科医もまばたきが大切…

眼科では診察時、目に光を当てて異常がないかを調べる細(さい)隙(げき)灯(とう)顕微鏡や、目の奥を調べる眼底鏡で診察しています。

長時間座ったまま、なおかつ目をさまざまな方向から光で照らして観察するので、無理な体勢になり、頸部や腰の痛みを訴える医師も少なくありません。

 

目の手術も顕微鏡をのぞきながら座った状態で行うので、手術件数が多いほど体への負担が増えます。さらに、手術中は常に集中しているので、まばたきも極端に減ってしまいます。

 

まばたきは通常1分間に20回前後ですが、手術を行う眼科医のまばたきは1分間に1回前後。

眼科医もまばたきの減少でドライアイや、乾燥により黒目の表面がいびつになり、視力が低下することもあります。

 

皆さんも、できるだけまばたきをするように心がけてくださいね。

(9月27日 中日新聞)

9月23日 カラコンも定期的な受診を

若い人たちに使われている黒目を大きく見せる「カラーコンタクトレンズ」、今や多くの方が使用していますよね。

色やデザインが豊富で、若いユーザーも急増していますが、その手軽さゆえトラブルも起こりやすいのです。

 

不適切な使用により目に障害が起きる方も少なくありません。

眼科の検査をせず使用し続け、黒目の表面の角膜に傷がついたり、細菌やカビなどによる感染が発生たりすることも。

 

低価格の輸入品による障害も報告されています。

適正品は色素をコンタクトレンズの内部に入れるので、直接目に触れることはありません。

一方、粗悪品は色素をコンタクトの裏や表に直接塗るため、角膜や瞼が炎症を起こし、充血したり傷ついたりするのです。

色素には、金属成分が含まれているため、金属アレルギーになることもあります。

 

カラーコンタクトレンズを使用する場合も、定期的に眼科の受診をして下さいね。

(9月20日 中日新聞)

9月23日 やめて!生え際の化粧

目力とはその表情や視線が周りの人に与える強い印象の事をいいますが、日常生活でも重要ですよね。

目力を際立たせることは、異性への強いアピールにもなり、特に念入りにお化粧をする女性も少なくないのでは?

 

ところが、勢い余ってまつげギリギリまでメイクをしてしまうと、異物感や充血など、目が乾燥した時に出現するドライアイと同じ症状が出ることがあるそうです。

 

まつげの生え際には、マイボーム腺という油成分を分泌する組織の入口があります。

生え際までメイクすると、そこにふたをすることになって油成分が不足し、ドライアイになったり、化粧成分によるアレルギー症状が現れたりします。

 

お化粧をする時は、まつげの生え際を避けるように心がけましょうね。

 

(9月13日 中日新聞)

9月14日 新発見!?「まばたき」の謎

人のまばたきは1分間に平均20回ですが、目を潤すためだけならば1分間に3回でも十分という事が、なんと約90年前には判明しているのだとか。

ではなぜ人は、こんなにまばたきをしているの?

 

最近考えられるようになってきたのは、「脳の働きと関わっている」ということ。

ある研究で、14人の視聴者にコメディー番組を見せると、主人公が車を止める・ドアを閉める…などの瞬間に、一斉にまばたきをしました。

魚が泳ぐ映像など、物語性のないものではまばたきはそろいません。

つまり、「視覚情報にまばたきで句読点を付けるようにして、情報の記憶や集中力のリセットをしている」というわけ。

 

近年は、まばたきがコミュニケーションツールとなっている可能性や、集団の場で“伝染”する可能性なども、研究の結果で指摘されています。

さらに、米大統領選では、候補者のまばたきが民衆に与える印象についても分析がなされているのだそう。

 

まだまだ多い人体の謎。目はまさに、「心」をあらわしているのかもしれません…。

(9月10日 朝日新聞)

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