6月27日 中3の約3割視力が0.3未満

文部科学省は23日、視力が0.3未満の中学3年生の割合が約3割に上り、小学生から学年が上がるにつれて近視が進んでいるとの調査結果を公表した。視力1.0以上の中3は約4割にとどまる。眼球の奥行きを示し、長いほど近視の度合いが強い「眼軸長」は、小1男子の平均が22.96㎜、女子が22.35㎜だったが、中3では男子24.61㎜、女子は24.18㎜に伸びた。
日本小児眼科学会の東範行理事長は「幼いころからアニメやゲームを、スマホなどで長く見ている影響が大きいと思う。屋外で遊んで遠くを見る時間を増やしたり、画面を見る時間を限ったりする習慣づけが必要だ」と話した。

「朝日新聞 6月24日」

4月22日 iPS細胞から、眼の涙腺に似た立体的な組織を作ることに初めて成功

iPS細胞から、眼の涙腺に似た立体的な組織を作ることに、大阪大学のチームが世界で初めて成功した。

眼の表面は涙腺から分泌された涙液で乾燥を防いでいる。

免疫疾患のシェーグレン症候群などの病気では、涙腺の機能が損なわれ、重いドライアイになる。

涙腺は成人では再生せず、根本的な治療はない。

生着した組織の量はまだ少なく、成熟化の度合いも実際の涙腺に比べるとまだ低いが、今後の治療につながるとしている。

   2022.4.21   中日新聞

4月6日 iPS角膜細胞は安全

大阪大眼科チームは、iPS細胞から作成したシート状の角膜組織を、ほぼ目の見えない角膜上皮幹細胞疲弊症の患者4人に移植する世界初の臨床研究が完了し、拒絶反応やがん化と言った問題は起こらず、安全性を確認したと発表した。

全員症状が改善し、うち3人は矯正視力が向上。0.15から0.7まで改善した人もいた。

3~4年後の実用化を目指し、次のステップとなる知見を2023年にも実施する。

2022.4.5 中日新聞

3月21日 レゴのポッチで点字勉強

4月に開業5周年を迎える名古屋市港区のレゴランド・ジャパンは、18日、点字などを楽しめる新施設レインボー・デザイン・スタジオをオープンする。

子どもたちが遊びを通じて多様性を学べる場にする狙い。レゴブロックの突起を活用し、点字で自分の名前などを表現してもらう。

園内の入り口近くには、約88万個のブロックでできたサクラの木(高さ4.4メートル)を5月8日まで公開する。

 

中日新聞 202.3.18

2月22日 点字ブロック 岡山が発祥

視覚障害者の安全な歩行を手助けする点字ブロックは正式名称を『視覚障害者誘導用ブロック』という。

55年前、岡山県で世界で初めて設置された。

 

点字自体は19世紀初めにフランスで生まれたという。

 

 

岡山県の三宅精一氏は旅館を営む傍ら、発明家としても活躍していた。

1961年ごろ、日本で珍しかったセントバーナード犬を飼っていて子犬が産まれた。

視覚障害者支援団体『日本ライトハウス』理事長・岩崎英行氏が三宅氏の自宅を訪ねたのが縁の始まり。

岩崎氏は網膜変性症で、出会って間もなく5.6年で失命すると判明した。

『(目が見えなくても)苔と土の境が靴を通してわかる』という言葉に足裏でどこが危険なのか判別する点字ブロックのアイデアが浮かんだ。

 

自らは必要としないのに私財を切り崩し普及に力を注いだ。

 

点字ブロックは20年時点で78の国と地域で確認される。

誰がどこに行っても判別できる。

何年経っても変わらない普遍性がある。

2022.2.21 日本経済新聞

2月21日 花粉症の発症 小学生半減

福井大医学部耳鼻咽喉科の研究グループの発表。

新型コロナウイルスの影響により日常的にマスクをつけるようになったことで、スギ花粉症を発症した小学生の割合が半減した。

 

2021.6~7月県内の小学1~6年生を対象にアンケート実施。

2021年のスギ花粉新規発症率は1.4%で花粉飛散量が同程度だった2017年の3.5%と比べて半分以下だった。

 

マスク着用が定着してから、スギ花粉症のほか、気管支喘息も症状がよくなった回答を得た。

 

2022.2.18 中日新聞

2月7日 子ども眼鏡 おしゃれに矯正

誤解からの抵抗感

文部科学省の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の小学生の

割合は2010年度29.92%から2015年度30.97%、2019年度34.57%と広がってきた。

20年度は37.52%。

東京医科歯科大学眼科教授大野京子氏『近視が発症する環境要因よしてあげられるのが、目と近い距離で作業する行動の増加と屋外活動の減少』

『外見上の理由や、子どもの頃から眼鏡をかけると近視が進むといった誤った知識などから眼鏡にて交換を示す親も多い』

『矯正用メガネをかけないことで近視が進む恐れがあり、他の眼の病気のリスクにもつながる。眼鏡を先延ばしにしないでほしい』

 

個性として楽しむ

眼鏡姿で活躍する双子のキッズモデルがいる。

不同視弱視と診断され3歳の時にかけ始めた。

『見える!』

母は、2人が初めて強制眼鏡をかけたときの喜びの声が忘れられない。

眼鏡も個性として、おしゃれも楽しめると伝えたい。眼鏡に抵抗のある子を少しでも勇気づけたい。

         2021.2.5朝日新聞

1月7日 眼の病気 82遺伝子を同時検査!

目の網膜が損なわれて物が見にくくなる『遺伝性網膜ジストロフィー』に関わる82の遺伝子を同時に調べる『パネル検査』を、神戸アイセンター病院(神戸市)が始めた。

原因遺伝子を特定できるか検証するのが主な目的。

遺伝性網膜ジストロフィーは厚生労働省指定難病の『網膜色素変性症』が代表的な病気。

推定患者数は4000人から8000人に一人。

実用化できれば、患者個人にわせた治療や生活支援につながると期待している。

        2022.1.5 中日新聞

 

10月25日 青信号 スマホで伝達 ~夜間の安全性向上期待~

視覚障害者向けにスマートフォンで信号の色を音声や振動で伝える歩行者支援システムの運用が各地で始まっている。

「ピヨピヨ」など誘導音で知らせる従来の音響式は夜間に鳴動しないことが多く、24時間利用できる支援システムは安全性向上が期待され、警察庁が導入を進める。

支援システムは、交差点に設置した機器から近距離無線通信「ブルートゥース」を通じて信号の色などをスマホに送信。専用アプリ「信GO!」で音声や振動で知らせる仕組みだ。

「日経新聞 10月22日」

10月19日 視覚障害ランナーの伴走

「他の人の役に立ちたい」と考える健常者も多いのではないだろうか。東京パラリンピックでは多くの伴走者が選手を支えた。視覚障害ランナーには8人程度の伴走パートナーがいる事が理想であるため裾野を少しでも広げ、長く続けられる人を見いだすのが課題だ。相手に気を使わせない思いやりと共に、むしろ、自分もエンジョイしているという実感がにじむ。伴走に限らない「共生社会」へのヒントがある。

「日経新聞 10月18日」

 

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