11月18日 子の弱視 VRけん玉で改善
子どもの約3%が罹患するという弱視。今回、視力回復を目指すのは、左右の視力に開きがある「不同弱視」などの症例です。
視力回復は、幼児、児童のうちに取り組むのが効果的とされる。
とはいえ、子どもたちはアイパッチを嫌がることがままあり、保護者にも大きな悩みや負担となっている。
ゲームを楽しみつつ治療が進められるシステムの開発に着手。まずはけん玉で遊ぶ形の原型モデルを作った。
ゴーグルにダウンロードするアプリを通じて、けん玉に取り組んだ時間などの治療の進み具合を随時把握できるようにもなる。
23年度には臨床研究に入る予定です。
「朝日新聞2022.11.16」より