12月4日 デジタル端末 指導に工夫
子どもの視力低下が止まらない。裸眼視力1.0未満の小中高生の割合は過去最多。文科省は、学習端末を使う際は30分に1回は目を離すことを訴えるリーフレットを配布している。「三つの20」を紹介する紙芝居を県内の幼稚園と保育園に贈った。「画面を20分見たら20秒、20フィート(約6メートル)先を見る」というもので、幼少期からの定着を狙う。新型コロナウイルス禍でオンライン授業やスマホ、ゲームの時間が長くなり、世界的に近視の子どもが増えたと指摘。近視は緑内障などのリスクが高まるとし、予防には目の休憩と外遊びが効果的という。
2023.11.29 中日新聞