4月23日 目光らせます 自動車盗!

昭和署は、防犯効果があるとされる「目」のイラストを使った防犯プレートを、昭和区内の高校生や大学生のデザインで作った。

公共施設や公園の駐輪場に提示し、増加傾向にある自転車盗などの抑制を図る。デザインは、こちらを見つめる二つ目のイラストに「警戒区域」の文字を添えてプレートに仕上げた。

区内での自転車盗は今年1~2月、前年同期比14件増の31件を認知。侵入盗の認知も7件で、前年同期の倍以上となっている。署では、見られているという意識から犯罪抑制効果が実証されている目のイラストを使ったプレートの制作を企画し、管内の学生にデザインを依頼した。

署ではお披露目式があり、実際にイラストを描いた桜花学園高校3年生のイラスト部の八木さんは「監視している目を意識して、威圧的な目になるようにした」と説明し、南山大人文学部3年で美術部の松尾さんは「自分の目を鏡で見ながら描いた。犯罪の抑止になれば」と期待した。柴田学署長は「犯罪に対して地域の目がしっかり監視していることを訴えたい」と話した。2種類計200枚を鶴舞公園や区役所の駐輪場、区内のコミュニティーセンターに順次掲示する。

中日新聞2024.4.21

 

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