3月21日 レゴのポッチで点字勉強
4月に開業5周年を迎える名古屋市港区のレゴランド・ジャパンは、18日、点字などを楽しめる新施設レインボー・デザイン・スタジオをオープンする。
子どもたちが遊びを通じて多様性を学べる場にする狙い。レゴブロックの突起を活用し、点字で自分の名前などを表現してもらう。
園内の入り口近くには、約88万個のブロックでできたサクラの木(高さ4.4メートル)を5月8日まで公開する。
中日新聞 202.3.18
4月に開業5周年を迎える名古屋市港区のレゴランド・ジャパンは、18日、点字などを楽しめる新施設レインボー・デザイン・スタジオをオープンする。
子どもたちが遊びを通じて多様性を学べる場にする狙い。レゴブロックの突起を活用し、点字で自分の名前などを表現してもらう。
園内の入り口近くには、約88万個のブロックでできたサクラの木(高さ4.4メートル)を5月8日まで公開する。
中日新聞 202.3.18
視覚障害者の安全な歩行を手助けする点字ブロックは正式名称を『視覚障害者誘導用ブロック』という。
55年前、岡山県で世界で初めて設置された。
点字自体は19世紀初めにフランスで生まれたという。
岡山県の三宅精一氏は旅館を営む傍ら、発明家としても活躍していた。
1961年ごろ、日本で珍しかったセントバーナード犬を飼っていて子犬が産まれた。
視覚障害者支援団体『日本ライトハウス』理事長・岩崎英行氏が三宅氏の自宅を訪ねたのが縁の始まり。
岩崎氏は網膜変性症で、出会って間もなく5.6年で失命すると判明した。
『(目が見えなくても)苔と土の境が靴を通してわかる』という言葉に足裏でどこが危険なのか判別する点字ブロックのアイデアが浮かんだ。
自らは必要としないのに私財を切り崩し普及に力を注いだ。
点字ブロックは20年時点で78の国と地域で確認される。
誰がどこに行っても判別できる。
何年経っても変わらない普遍性がある。
2022.2.21 日本経済新聞
福井大医学部耳鼻咽喉科の研究グループの発表。
新型コロナウイルスの影響により日常的にマスクをつけるようになったことで、スギ花粉症を発症した小学生の割合が半減した。
2021.6~7月県内の小学1~6年生を対象にアンケート実施。
2021年のスギ花粉新規発症率は1.4%で花粉飛散量が同程度だった2017年の3.5%と比べて半分以下だった。
マスク着用が定着してから、スギ花粉症のほか、気管支喘息も症状がよくなった回答を得た。
2022.2.18 中日新聞
誤解からの抵抗感
文部科学省の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の小学生の
割合は2010年度29.92%から2015年度30.97%、2019年度34.57%と広がってきた。
20年度は37.52%。
東京医科歯科大学眼科教授大野京子氏『近視が発症する環境要因よしてあげられるのが、目と近い距離で作業する行動の増加と屋外活動の減少』
『外見上の理由や、子どもの頃から眼鏡をかけると近視が進むといった誤った知識などから眼鏡にて交換を示す親も多い』
『矯正用メガネをかけないことで近視が進む恐れがあり、他の眼の病気のリスクにもつながる。眼鏡を先延ばしにしないでほしい』
個性として楽しむ
眼鏡姿で活躍する双子のキッズモデルがいる。
不同視弱視と診断され3歳の時にかけ始めた。
『見える!』
母は、2人が初めて強制眼鏡をかけたときの喜びの声が忘れられない。
眼鏡も個性として、おしゃれも楽しめると伝えたい。眼鏡に抵抗のある子を少しでも勇気づけたい。
2021.2.5朝日新聞
目の網膜が損なわれて物が見にくくなる『遺伝性網膜ジストロフィー』に関わる82の遺伝子を同時に調べる『パネル検査』を、神戸アイセンター病院(神戸市)が始めた。
原因遺伝子を特定できるか検証するのが主な目的。
遺伝性網膜ジストロフィーは厚生労働省指定難病の『網膜色素変性症』が代表的な病気。
推定患者数は4000人から8000人に一人。
実用化できれば、患者個人にわせた治療や生活支援につながると期待している。
2022.1.5 中日新聞
視覚障害者向けにスマートフォンで信号の色を音声や振動で伝える歩行者支援システムの運用が各地で始まっている。
「ピヨピヨ」など誘導音で知らせる従来の音響式は夜間に鳴動しないことが多く、24時間利用できる支援システムは安全性向上が期待され、警察庁が導入を進める。
支援システムは、交差点に設置した機器から近距離無線通信「ブルートゥース」を通じて信号の色などをスマホに送信。専用アプリ「信GO!」で音声や振動で知らせる仕組みだ。
「日経新聞 10月22日」
「他の人の役に立ちたい」と考える健常者も多いのではないだろうか。東京パラリンピックでは多くの伴走者が選手を支えた。視覚障害ランナーには8人程度の伴走パートナーがいる事が理想であるため裾野を少しでも広げ、長く続けられる人を見いだすのが課題だ。相手に気を使わせない思いやりと共に、むしろ、自分もエンジョイしているという実感がにじむ。伴走に限らない「共生社会」へのヒントがある。
「日経新聞 10月18日」
黒目を大きく見せたり、色を変えたりすることができるカラーコンタクトレンズ。若い女性に人気があるが、目のトラブルを訴える例が後を絶たない。眼科を受診せずにインターネットなどで購入する人が多く、悪化すれば視力の低下や失明の恐れもある。一日使い捨てや二週間交換といった指定の期限を超えて使ったり、レンズのケアが不十分だったりすると、障害の原因になる。カラコンは通常、素材と素材の間に色素を挟み込んで一枚のレンズに仕上げる。しかし、中には、使ううちに摩擦で色素が表面ににじみ出て、黒目に触れてしまう粗悪品もある。なので、コンタクトレンズは眼科で診察を受け、目に異常がないかなどを確認し、角膜のカーブや視力に合ったレンズを処方してもらうのが望ましい。
「中日新聞 10月12日」
「目がかすむようになった」 「まばたき時に違和感がある」。こうしたドライアイの症状に悩むシニア世代が相次いでいる。
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛の生活が続き、スマートフォンなどの画面を見る機会が増えたことが要因とみられる。
頭痛や不眠につながりかねず、適切な対応が欠かせない。
シニアがドライアイになる要因は2つ挙げられる。1つは「年齢を重ねることで涙の分泌が減る点」。
もう1つは加齢で目の外側を覆う油層が薄くなり、「涙が蒸発しやすくなること」といわれている。
「日経新聞 9月8日」
日本眼科医会・日本眼科学会では『アイフレイル』対策プロジェクトを始めます。
『見る力』が衰えると、読書・運転・スポーツをすることが困難になります。
また、日常の行動・意欲の低下にもつながります。
多くの人は、水面下の眼の悲鳴(小さな差し障り)に気づかず、病気が進んで初めて『見える』
有り難さが分かります。
40代以上はアイフレイル世代!
100年自分の眼で楽しむために自己チェックしてみませんか?
気になることは何でも当院にご相談ください!
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