10月27日 信号の色スマホで伝達

目が不自由な人向けに、スマートフォンで信号の色を音声や振動で伝え、道路横断を支援する機器を警察庁が2021年に信号機に設置する方針を決めた。

東京都や政令指定都市から整備し、その後全国に普及させたい考え。

 

「信GO !」という専用アプリをダウンロー

ドすると、交差点などに取り付けた機器から近距離無線通信でスマホに信号の色などが伝わり、音声や振動で通知される仕組み。将来的にはナビゲーションシステムとの連動なども期待される。

 

「日経新聞  10月26日」

10月19日 iPS細胞 世界初移植

目の網膜にあり、入ってきた光を感じる視細胞が失われていく難病「網膜色素変性症」の患者に、iPS細胞から作製した細胞を移植する世界初の臨床研究を神戸市の病院が実施した。

 

網膜色素変性症は遺伝子の変異が原因とされるため、患者自身ではなく健康な人から作った iPS細胞を利用。マウスの実験では光を感じられるようになり、サルでは2年以上移植組織が定着していたという。

 

今回の1例目に加え、もう1人予定しており、手術後も定期的に観察し長期間のデータを集める。

「中日新聞  10月1 6日」

10月7日 代筆・代読に支援充実を

代読・代筆は視覚障がい者の日常生活に必要な支援であり、市町村が行う障害福祉サービスの中で行われている。

 

名古屋市は今年から 「意思疎通支援事業」として視覚障がい者向けの代筆・代読に特化した支援を開始。 支援員を10月以降希望者のもとに有料ボランティアとして派遣する。

 

各市町村などが実施しているが、十分に認知されておらず、自治体もまだ少数で、関係者は支援体制の充実を訴える。

 

「中日新聞  10月1日」

9月23日 マスクの視覚障害者

新型コロナウイルスの感染拡大で盲導犬を使う視覚障害者にも生活上の支障が出ていることが分かった。

 

ソーシャルディスタンスを取る中で「買い物の際に店員に支援を依頼しにくい」「周りの人との距離感をつかみにくい」マスクを着用していることで「風を感じられないので状況が把握しづらい」「盲導犬に指示が伝わりにくい」といった声が寄せられた。

 

盲導犬だけではサポートが足りないときがある。 肘や肩に触れて誘導する前にお互いが消毒するといったような工夫をし、町で見かけた場合は困っている様子がないか注意して見てほしい。

 

「中日新聞  9月21日」

 

9月16日 視覚障害者らナイスショット

目の不自由な人にゴルフを楽しんでもらうブラインドゴルフの講習が9月11日、名古屋市南区豊田のゴルフ練習場「アコーディア・ガ

ーデン名古屋」であった。

NPO法人日本ブランドゴルフ振興協会の主催で、県内の視覚障害者とその介助者ら1 0 人が参加した。

 

ブラインドゴルフは視覚障害者がガイドと2

人1組でプレーする。ルールや道具はゴルフと

じだが、体の向きの調整や距離の測定の際にガイドの補助を受ける。世界大会が開催されているが、認知度は低い。コツを掴むとアイアンで60ヤードの飛距離を出す人もいる。

 

「9月15日 中日新聞」

9月7日 「触読式」腕時計 おしゃれに刷新

セイコーウォッチが、目の不自由な人が文字を直接触って時刻を判別する「触読式」腕時計のデサインを、25年ぶりに刷新する。

 

障害者の社会参加を含む国連の「持続可能な開発目標」実現を意識しての取り組みだ。

 

触読式の腕時計は、文字盤のふたを開け、針の位置で時刻を確認する。触っても針がずれないようにし、汗に強くする必要がある。

 

障害者団体への聞き取り調査で「おしゃれな時計を身につけたい」との意向があり、各所に最新のトレンドを取り入れ、女性向けモデルも投入する。

 

「9月4日 中日新聞」

7月27日 コロナ対策戸惑う視覚障害者

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、 できるだけ接触を避ける生活様式が広がる中、 視覚障害者から(社会的距離)の確保やマスクの着用などで、視覚以外の感覚に頼りにくくなっている。

 

当事者らは「触らないとわからない人もいることを知って」と理解と支援を求めている。

・レジ前の間隔を空ける為の目印のテープがわからない

・目に近づけないと商品が見えない

・ガイドへルパーを依頼したいが感染対策で遠慮した

など日常生活で不便を感じている。

 

困っている視覚障害者を見かけたらどんな支援ができるのか。

立ち止まったときに声を掛ける・案内するときは肘の上や肩に手を置いてもらう・白杖や腕を引っ張らない・具体的な状況を説明する・立ち去るときは一声か ける・マスクをし感染予防対策をする

 

相手に尋ね、対応する。ちょっとした工夫で見えやすくなる人も多い。

7月24日 中日新聞

7月3日 オンライン化・在宅勤務 目を大切に

新型コロナウイルスの感染対策で、会議や授業、飲み会など日常生活の様々な活動がオンライン化された。ドライアイや目の疲れに注 意が必要だ。

 

画面を集中して見続けると目の調子が悪くなるのには、ニつの原因があるという。

・画面との距離が近いため筋肉が疲労する。

・まばたきの回数が減ることで、目が乾いたり角膜が傷ついたりする。

 

目のトラブルを減らすために、適度な休憩や目薬の使用をすすめる。目の不調を放っておくと、肩こりなどの全身症状、心理的ストレスにもつながり、生活の質に関わる。トレーニングで改善できるものではないので、つらい症状があれば、医師に相談を。

 

72日 朝日新聞」

 

6月29日 聴覚・視覚障害者「外出に不安」

新型コロナウイルスの感染対策が広がったことで、外出に困難を感じる障害者が増えている。

 

マスク着用で口元や表情が読めない、筆談や手話通訳を依頼しても、相手が感染を心配し断られるケースもあった。

京都府では6月上旬、スマホなどを使って遠隔手話通訳サービスの提供を始めたが、まだ一部にとどまっている。

 

多くの視覚障害者が戸惑うのは買い物だ。レジに並ぶ線や、現金を置くトレーの場所が分からない。

 

コロナ新常態にバリアフリーの視点が求められている。

 

625日 日本経済新聞」

 

6月16日 早期の近視 病気招く恐れ

子どもの視力低下が問題になっている。

新型コロナウイルスの影響で、スマートフォンやゲーム機を見ていた子どもも多いだろう。

早くから近視が進むと、将来的に強度の近視や失明の危険がある病気になるリスクも高まる。

学校で黒板に書かれた字が見えづらくなったら、眼鏡をかけるタイミングと、まじま眼科の杉野院長は勧める。

黒板が見えないと、勉強をする意欲が失われるなど精神面への影響も心配だ。

以前は「眼鏡をかけると視力が落ちる」と言われたこともあったが、今では関係がないことが分かっている。

 

近視が強くなってから、いきなり度の強い眼鏡をかけ るとクラクラして気持ちが悪い。

そんなときは段階的に度を強くしていくことになるが、 見づらいことには変わりがなくストレスがかかるため、眼鏡自体を嫌がるようになる恐れも。

「視力がそれほど悪くないうちからかけたほうが抵抗感がない」と呼びかける。

 

「6月12日 中日新聞 」

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