ひな祭り   2007.3.3

男ばかりの我が家でありながら、毎年お雛様を飾りひな祭りの日にはお祝い?をする我が家です。紅一点の私が季節の行事の演出係であり、主役?(誰も思っていないけど)です。お雛様とは縁のないはずの我が家。子供たちが保育園でひな祭りをしていた頃、家でも雛人形を飾りたくなり、実家から私のひな壇飾りを持ってきました。実家では私たち姉妹が嫁いでからはずっと押入れにしまわれていた(組み立てて飾る、しまうが面倒になったらしい)ので人形たちも日の目を見ることになりました。人形たちはずいぶん古びていますが、それでも堂々と華やいだ雰囲気を醸しだしてくれます。小さい頃は一緒に’あかりをつけましょ♪’なんて歌っていたのに、最近は3月3日の夕食にちらし寿司や蛤の潮汁、お雛菓子などが並ぶと’あっ、ひな祭りなんだ!’と専ら食べるのみで雛人形をみようとか歌おうなんて気は全くない息子たちです。それでもひな祭りが近づくと、今年のメニューは何にしようかとあれこれ悩む私です。今年はちらし寿司の替わりに手まり寿司を作ってみました。見た目より簡単でおすすめです。私が楽しみにしているだけかもしれませんが、いくつになっても桃の節句はうれしいものです。

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ヘアスタイルを変えるとき   2007.2.28

こつこつ?伸ばしていた髪を切りました。昨春から月に一度行くカットでは毛先をそろえるだけにしてもらい、夏の暑さを乗り切り、アップ姿(なかなか似合うのでは?と自分勝手に解釈)は秋の定番のヘアスタイルになっていました。さらに先月はパーマをかけたにもかかわらず、バサリと切ることに決めました。髪振り乱している私を、髪が伸びたことにより自分ではっきりと自覚したのです。’あーこれではいけないわ。そぎ落とせるものは落とさないと’と。外見から入るタイプの私は切りたくなったら即実行。’まだ先月のパーマ(私は1年か1年半に1回衝動的にパーマをかけたくなるのですが、それがたまたま前回)が残っているけどいい?’と訊かれ’長い毛充分楽しんだから’と私。10センチ長さの髪がばさりばさりと落ちていくとさすがに少しせつなく(いい年してではありますが)なりました。ブロー後の私はそれなりに’これもけっこう似合ってるわ(自己満足)’。そして気持ちスッキリ!。店を出ると、軽くなった髪が立春の風にゆれて、軽やかに春を迎えられそうな気にさせてくれました。何か新しいことを始めるとき、気持ちを切り替えたいとき、髪を切るだけで自分が少し変わります。髪は長ければアレンジも楽しめるけれど、煩わしさのひとつになることもあり。子供たちは’ずいぶん切ったね。”長いほうが良かった?”どっちでもー(似合うよではなく、俺たちに関係ないよ)。’小さい頃は’母さん、髪の毛伸ばしてー’とせがんだのに。親離れの時期も近づいています。

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お気に入りのお茶 (ココア)   2007.2.14

寒くならないと飲まないもの、冷える朝には必ず飲みたくなるもの、それがココア(もちろんホット)です。子供の頃から森永のココアはありましたが、大学生になり、今まで飲んでいたのは調整ココア(ミルクや砂糖入り)で純ココアがあること、ココアの起源やメーカーにより違いがあること、ココアに砂糖とミルクを加えペースト状に練っていくのが本式の作り方であることなどを知りました。今まで調整ココアにお湯をジャーと入れていたのですが、きちんと作ると味が違います。そういうわけで、冷える朝には寒いのを我慢して子鍋にココアと砂糖を入れ、そこへ牛乳を少し入れてつやが出てくるまで練ります。きちんと混ざったら牛乳を少しずつ足しては混ぜ火にかけます。沸騰するまでの間、鍋の中をのぞき込みながら、無意識に鍋に手をかざしている私(ミニストーブみたいですね)、あふれる直前に火からおろし熱々を厚手のカップに注ぎます。あちちち!というほど熱々のココアを飲むと芯から身体が温まり、さらにまだ温もりのあるカップを両手でしばらく抱え込んでいられるのがココアの魅力です。  

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お掃除ロボ   2007.1.18

我が家のダイニングのエアコンがとうとう動かなくなってしまいました。LDKなのでリビングのエアコンだけでも暖かくはなるので、夫と子供たちは’冬過ぎてからでもいいんじゃない?’。しかし朝一番に起きて活動する身としては、この部屋のエアコンは早急欲しいところ。早速電気店に足を運びました。エアコンの進化とはすごい!私が気に入ったのはお掃除機能が付いているもの。通常は2週間に1回の掃除が必要なエアコン(初めて知りました)ですが、新機種では使用した都度、機械が勝手にフィルター掃除をしてくれ、しかも10年間持続とのこと。うちは専ら夫がエアコン掃除担当なので私は手を煩わせたことがないのですが、掃除をお願いする立場として、夫をいたわる?妻としてこのお掃除ロボ付きエアコンには一目ぼれ!即決してしまいました。夫はかつて東急ハンズまで行ってお掃除ロボットクリーナー(円盤状)を購入したにもかかわらず、新しいものの飛びついた私に’他のエアコンはどうせ掃除するから最新機能付きにしなくてもよかったのに。’と期待していた反応は無し(もっとも夫がお掃除ロボットクリーナーを買ってきた時はもっとあきれた顔の私でしたが)。さておき、新しく設置したエアコンはすこぶる快調。使用後のお掃除をしている音は’使ったらすぐ掃除してますよー♪’とハミングしているようにさえ聞こえます。対してお掃除ロボットクリーナーは?納戸に片付けてあります。なぜって、働いてもらうときには、お掃除ロボのために障害物がないように物を片付けないといけませんから。これじゃあねー。

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鏡開き   2007.1.11

1月11日は鏡開きです。当院ではカウンターに飾ってあったお鏡餅でぜんざいを食べるのが慣例です。今年は11日が休診日だったので1日早い鏡開きです。午前診療が終わると、ぜんざいとお餅を温め箸休めの漬物を添えて、スタッフ全員でいただきました。最近のお鏡餅は中に個包装の切り餅が入っていて便利になりました。子供の頃、鏡餅はいつもひび割れて硬いものでした(真空パックなどなかったので。さらに切り餅はアオカビが生えると削って水に浸していました。最近はアオカビも見ませんね)。お餅は簡易的にレンジでチンですが、ぜんざいはずっと私の手作りです。結婚前は小豆を煮たこともなかったので、ぜんざいなんて缶詰で事足りるのでは?と思っていた私ですが、一度興味本位に作ってみると市販のものとは一味もふた味も違い、今では我が家の母(私のこと)の味として、公センセーの味として定番になっています。いつもはスピード料理がほとんどなので、小豆をことこと煮るのは毎日をばたばたしている私としては、ちょっとなごんだ時間の流れを感じる時でもあります。煮えた小豆特有の匂いがしてきた時、さらにお砂糖を入れてもう一度似た後の甘い香りは、食する前から幸せにしてくれます。もちろんお餅を入れて食べればとっても幸せです。中学生の時’あんちゃん’のニックネームもあった私、あの‘あん’は餡でもあったりして!?

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ガレット・デ・ロア   2007.1.5

お菓子作りが好きで、お菓子に関する本は昔からよく読んでいました。欧米のお菓子や行事を見てはうらやましく異国に思いを馳せたものです。クリスマスのシュトーレン(ドイツ)やパネトーネ(イタリア)は最近クリスマスケーキと共に並んでいたりしますが、イギリスのクリスマスプディング(ディケンズのクリスマスキャロルに出てきます)が並ばないのは日本人の舌に合わないからでしょう(小説に憧れてレシピどおり作ってみたことがあるのですが、くどくて二度と食べたいと思いませんでした)。いろいろある中で最近見かけるようになったのが’ガレットデロア’。アーモンドクリームのパイで切り分けると中に一つ陶器のおもちゃが当たるようになっています。当たりの人はその日1日王様になれ、みんなが従うことになっています。昨年Mデパートで予約注文を受け付けていると知ったのは締め切りが過ぎてから。しかし、偶然にも実家の近くのケーキ屋さんで見つけたのです。そこではおもちゃの代わりにアーモンドが忍ばせてあって、当たった人用の陶製の小さなおもちゃが付いていました。紙製の金色の冠の中にパイが納まっています。子供たちはわくわく。(クリスマス時期になると’サンタクロースと小人たち’の絵本を読むのが恒例なのですが、クリスマスのおいわいに「おいしいおかゆに、いれておいたしあわせのアーモンドが、今年はだれにあたるか、たのしみです」という一文からいつか自分たちもと想像を膨らませていました)さて、幸せのアーモンドは誰に?アーモンド入りの一切れをめでたく選び、王様になった夫の命令は?’家族全員でマッサージして!’でした。子供たちは’来年は絶対王様だ!王様になったら何してもらおうかな?’と、もう来年への希望をふくらませておりました。

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平和を考える   2007.1.4

毎年お盆休みとお正月休みにささやかな家族旅行を決行します。最近長男が戦艦やら戦闘機のプラモデルに興味があるので(男の子は必ずそんな次期が来るのでしょうか?私の小学生高学年のときも男子の間で流行っていました)今回は広島、宮島、呉に行くことに決定。広島は高校の修学旅行で行ったのですが、改めて前勉強をして原爆ドームの前に立つと当事の悲惨さが伝わってきます。呉の大和ミュージアムは戦艦大和にあこがれて子供たちがとても楽しみにしていたところですが、資料館の展示や生還者、遺族のビデオを見ると、胸が締め付けられました。女性としての立場から、乗組員が家族に当てて書いた手紙や、遺族となった妻の話は、涙が止まりませんでした。子供たちもかっこいい大和(戦艦のスタイル性能からは憧れの戦艦でしょうが)というイメージだけでない悲劇の真実を知ったのか、行く前のはしゃぎようは見受けられませんでした。帰ってきてからは以前より見たがっていた映画’硫黄島からの手紙’を鑑賞。これもまた戦争の悲惨さ、軍国主義、その中での命とは(怖くて目をふさぐ場面が多々ありました)を充分訴える映画でした。(併せて「’散るぞ悲しき’梯久美子著 新潮社」は映画のイメージの栗林中将についてより知ることが出来ます)息子が、夫が戦争に取られたら?そんなことは絶対にあってはならない、戦争は二度とすべきでない、憲法改正されたらどうなるの?などと一国民として大いに考えさせられる年末年始となりました。

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よいお年をお迎え下さい   2006.12.28

毎年12月に入ると1,2ヶ月に一回受診される常連の患者さんには今年一年のその方の病状のまとめをお話し、最後にはお互いに’よいお年をお迎えくださいね’の挨拶になります。毎月受診でも12月は今年最後の月ということで、病状のみならず患者さんの一年を振り返って話が弾むことも多々あります。うれしかったニュースもあれば悲しかったニュースもあります。眼科でもご高齢の患者さんの中には亡くなられた方もあります。当院は新年には猫柳を飾っていました。暮れになると毎年いつもにこやかなお顔のTさんが、曲がった腰で持ってきてくださったのです。開院依頼のお付き合いでした。思いもよらず心臓疾患で亡くなられたそうです。来年猫柳はありませんが私たちにとってTさんとの大切な思い出です。
今年もたくさんの人(患者様)との出会いがありました。診療を通して学ぶこともたくさんありました。みなさま良いお年をお迎えください。来年も、微力ですが地域の眼科医としてお手伝いできるよう精進していきます。

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お気に入りのお茶(コーヒー編)  その1   2006.12.15

早起きの私の朝のお楽しみはお茶と小さなお菓子です。その朝の体調と気分で何を飲むか食べるかを決めます。昔から朝型の私はまず活力を入れるための小さな習慣です。ここのところ朝のお菓子はゴディバ(GODIVA)のチョコレートを一つ。自分ではまず買いませんが、知人からいただいたので、子供たちに見つからないように大切にこそっと食べています。ゴディバといえば高級チョコレートの代名詞ですが、実はチョコレートと並んでアイスクリーム、コーヒーもお勧めです。もう何年も前になりますが、それを教えてくれたのは年下の知人です。彼からゴディバ=高級チョコレート=バレンタインという図式のみでないことを教えてもらいました。アイスクリームは別の機会に譲るとして、特に私が夢中になったのはフレーバーコーヒーの中でもバニラヘーゼルナッツです。(他に2種類あります)初めて飲んだときその甘い香りとこくのある苦味にふらふらとなってしまった私。コーヒーなのに十分その気品に酔ってしまいます。ブラックよりミルクをちょっと入れるのが私流。以来、私のお気に入りのコーヒーになっています。ふだんはオーガニックコーヒーをカフェオレにしてカップ(ピーターラビットが好き)で飲むのが定番ですが、ゴディバのコーヒーは薄手のソーサー付カップで飲むのが一番だと思っています。香りに酔ってしまいますが、夜飲むと私は眠れなくなるので昼間しか飲めない魅惑のコーヒーです。それを朝一番に飲むときは、朝からかなり気合を入れたいときです。

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鮟鱇とあんこう   2006.12.8

鍋が美味しい季節です。冬の鍋の中でも”南のふぐに北の鮟鱇’といわれるほど美味しいのが鮟鱇です。グロテスクで地味な深海魚でありながらほとんど捨てるところのない身は鮟鱇の七つ道具と言われ、鍋に味と深みを持たせます。食べてみなければわからない魅力があるのです。
さて当院のロゴマークをご存知でしょうか。くじら(と思った人は多いはず)ではなく、ちょうちんあんこうです。(小学生だった当時私が書いたものなので多めにみてください)。
私のニックネームは鮟鱇ならぬ’あんこう’でした(今なら’はせこう’といった感じで単純な由来)。もちろん’こうちゃん’と呼ばれもしましたが、医師になってからも医局内では’あんこう先生’で通ってきました。それ故、鮟鱇には愛着があり、他院のロゴマークは業者デザインのものが多い中、当院のロゴマークは自作の’あんこう’にしたのです。30年近くフリーハンドで書いているのでお手のものです。小さい頃は保守的な名前が多かった中、「公(こう)」という名前はかなり個性的でしかも男性的(今でも男性院長だと思って来院される患者さんもあるし、結構男性向きと思われる勧誘が来たりもします)であったので、同級生の女の子らしい名前がうらやましかったものです。しかし、一度覚えられれば忘れにくいという利点もあり、今は「公」という名前が大好きです。姓が変わっても’あんこう’のニックネームにも愛着があるものです。
大人になって鮟鱇鍋を食し、外見とは裏腹で美味なるものと知りました。鮟鱇恐るべし。冬になると、鮟鱇ならぬ’あんこう恐るべし’と、鮟鱇とあんこうの魅力を夫と息子たちに再認識させるべく鮟鱇鍋が食卓に上ります。

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