復興の桜 2011.4.4
扇川沿い(当クリニックの裏手)の桜が開花しました。先月啓蟄を迎えた時も春を意識したのですがまだまだ寒く、やはり桜こそ春の王道です。仙台の友人の子供さんも今週新学期が始まるそうでほっとしています。桜にまつわる思い出は日本人なら誰でも何かしら持っているもの、特に今年は復興の桜として被災地の方々には希望を与えてくれるものと信じています。東北はもう少し開花は先になりますが、必ず花開きますから!
扇川沿い(当クリニックの裏手)の桜が開花しました。先月啓蟄を迎えた時も春を意識したのですがまだまだ寒く、やはり桜こそ春の王道です。仙台の友人の子供さんも今週新学期が始まるそうでほっとしています。桜にまつわる思い出は日本人なら誰でも何かしら持っているもの、特に今年は復興の桜として被災地の方々には希望を与えてくれるものと信じています。東北はもう少し開花は先になりますが、必ず花開きますから!
未曾有の大地震ですが、少しずつ明るいニュースも届きほっとしています。1981年の濃尾地震の爪痕である根尾谷断層を見に行ってきました。100年以上たった今も上下に最大6mずれた断層面は天災のすごさを見せつけています。また地震断層観察館では当時の様子も知ることができます。こののどかな田舎の風景からは信じられません。ましてや今の神戸は震災当時からは想像できないくらいです。私たちは復興させる力を持っています。どん底からも立ち上がれるのが人間だと強く思いました。ローカルな樽見鉄道で往来の景色を眺めながら、考えたり、和んだりした1日でした。
東日本大震災以後、テレビに食い入る日々が続いています。被災地の方々、救助救命支援に当たる当地の方々の姿に画面を通して心から応援するしかないのですが。民放のCMもACによるものになり、‘心は見えないけれど、心遣いは見えるね’‘思いは見えないけれど思いやりは見えるね’のフレーズが繰り返し流れています。普段テレビはほとんど見ない(もちろんCMも)私ですが、このようなCMこそ今の私たちへのメッセージだと受け取っています。
東北地方太平洋沖地震により被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。個人的にも人ごとではなく、仙台の友人の安否が気になっていましたが、翌朝やっと連絡が取れ無事が確認出来ました。どれだけ文明が栄えてもどうすることも出来ない天災。幸いにも被災を免れた私たちがすべきことは、量や質の多寡にかかわらず物理的にも精神的にも応援すること。一人ひとりの力は微力でも日本国民全体の力は大きいはず。当たり前に思っている、生かされている有難さに感謝して。
宅配のお任せ野菜セットに自分では買わない蕗が入っていました。スジを取って茹で、ツナ缶と甘辛くいためてみました(七味トウガラシも少々)。シャキシャキの中にほろにがさがあり、初めて作ったにしては結構いい感じ。新しい春の出会いを楽しみました。啓蟄も過ぎあちこちで春に巡り合える時期、小さなことでもわくわくです。スギ花粉は負の春のお土産(今年は大サービス‥)ですが、これも上手く乗り切りましょう!
先週から暖かくなりスギ花粉が飛び始めたことを身を持って感じています(私も2年前にスギ花粉症と判明)。さて3月3日はひな祭り。当院では、今年から受付のカウンターでお内裏様とお雛様が出迎えています。結構患者さんには好評です。これは院長の初節句のお人形。院長と同じ年月を経ているにもかかわらず、変わらず白く端正で美人なお顔は人形といえどもうらやましい。変わらぬお顔で私の成長?(熟成?)を今後も見守ってくれると信じています。
コンタクトが眼の奥にずれて取れないとか、かけらが残っていないかなどで来られる患者さんがいます。そんな体験を自分がしてしましました。外出時にソフトコンタクトを入れた時のこと。左目に上手く入らなかったようなので(私は強めの近視)もう1枚を入れました。帰宅後外した後も何か違和感が残っており、上眼瞼反転したところ(一般の人はやらないように)、もう1枚そのまま出てきました。きっと上瞼結膜に固着していたのでしょう(真後ろまでは行きません)。破れず出てきて何よりでした。こんなことで眼科医が眼科にかかったら面目が立ちません。しかし、皆さんは異物感があれば眼科受診を。
バレンタインデーですね。この時期中高生の女の子たちが製菓材料を手にしてレジに並んでいます。意中の人用だけでなく友チョコ用でしょうか。私も20代まではお菓子作りに凝り、お菓子本も何十冊も買い、パンやケーキ教室にも通ったほど。しかし今は手作り品に対する思いは冷めて(もちろん日々の食事は作りますが)、お楽しみのモノ、とっておきのモノは自分では到底真似できないモノになりました。これも年を重ねて眼も舌も肥えて様々な体験をしたからこそ?それともアラフォー世代の特徴と言ってしまえばいいのでしょうか?
某コンタクトメーカーの冊子に40代の瞳のエイジング(加齢)についてのエッセイがありました。女が一番年齢を感じる時は、近くの文字が読みにくくなった時とのこと。40代女性の多くが自分は実年齢より若く見えると思っているし、自分の見た目はマイナス10歳(さすがに望みすぎと私自身は思いますが)に見られたいらしいです。見た目年齢は、眼もとで測られる(目元の変化は確かに眼科の顕微鏡で見るとリアルです)から、その対策のひとつとして遠近両用コンタクトレンズというのが売りなのですが、瞳の強さは加齢に影響されないと思っています。ので若者には受けるのかも)。
10人に1人が参加しているという「フェイスブック」が気になり、映画ソーシャルネットワークを見、「フェイスブック 若き天才の野望」(デビット・パークカトリック著)を読んだところです。大学内で始まった交友サービスが、反政治運動を世界で引き起こすまでの社会的影響力をもたらすネットワークの大きさに広がったことは驚きです。しかし、実名、自分の表裏を出すことを前提としたこのシステムで、果たして友人知人を作りたいかと自分に問えばNO。本音と建前、公私があるから透明性がないとは言い切れないし(若い時はこれが矛盾だと悩んだので若者には受けるのかも)。ネットより日々の患者さんとの出会いや会話のほうがはるかに私の生活を生き生きとさせてくれます。
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