2019.1.29  OCTA(オクタ)講習会

インフルエンザが猛威を振るっています。

先週日曜日、緑区休日急病診療所の来院数は270人!

当番医だった夫もお疲れ気味で帰宅。

大多数がインフルエンザを始めとする風邪症候群だったそう。

 

そんな中、大阪で一日講習会。

元気だけが取り柄の院長も、予防的にマスク着用です。

 

今回は、最近注目を浴びている(研究が進んでいる)OCTA(OCTアンギオグラフィー)について。

 

OCT(光干渉断層計)は、眼の構造・変化・病気を断層面から見る光学機器です。

画期的な器械で、網膜の病気の研究から始まって、今では、緑内障や、網膜の奥、眼の前方まで応用範囲が広がっています。

当院でも、C社のOCTを使用しています。

 

そこへOCTAが開発されました。

眼の奥の血流を捉えて血管の状態を画像化することが出来るようになったのです。

今までは、造影剤を注入しないとわからなかった血管の様子が、身体への負担なしで観察できるように。

更に更に、画期的なことなのです!

 

OCTAのしくみから始まったので、物理の勉強から?

院長は、物理は苦手だったのですが、説明を受けると、一応、なるほどなるほど…

パソコンでも携帯でも、普段、その仕組みを知らなくて使用しています。

使えますが、その仕組みを知っていれば、より心豊かになれそう…と機械音痴を反省。

 

視力が低下する代表格の『加齢性黄斑変性症』や『糖尿病性網膜症』での、画像や判読方法。

従来の造影検査との違いや長所・短所・今後の課題。

『緑内障』の診断・進行判定への応用など。

一流の講師陣から、盛りだくさんの最新情報の講義を受けます。

 

隣の席の女医さんは、もうリタイア?かなと思える年齢。

導入の有無よりも、向学心なのでしょうか。

〇十年後の院長(私)?

 

新しい器械は、大学病院や大きな病院から導入されます。

当院は、小さな医院ですが、新しい器械は積極的に導入する方針です。

最新機器は、開発費等がかかるため、一流ブランドで、値段も破格です。

モーターショーみたいに、OCTAショー(?)にて実物を見てみると他メーカーのも気になってしまいました。

既にC社の見積もり中なのに。

 

いずれにしろ、患者さんに還元できるよう、導入予定をしています。

 

たくさん勉強して、新大阪駅へ。

551蓬莱の行列が意外と短い。

蒸したての『豚まん』買って新幹線へ持ち込み。

『豚まん』一個で、『大阪行った感』を味わう院長でした。

 

 

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