2014.4.8   春に誘われ

たのしみは春に誘われ歩くこと

某新聞朝刊の俳壇を見て…ではありませんが、桜を見に山崎川(瑞穂区)まで歩いて行きました。山崎川は名古屋の桜の名所として古くから有名ですが、もう何年も行く機会がありませんでした。近場の扇川の桜も綺麗ですが、思い立ったら名所の桜も見たくなるもの。途中地下鉄乗車という選択肢もありでしたが、休憩も寄り道もせず、クリニックからひたすら歩くこと2時間余り。河岸にまたがる満開の桜並木を堪能することができ、歩いてきた甲斐があったというもの。風が強い日だったため桜吹雪が舞い、存分に花見を楽しめました。同行者曰く「ゴルフのラウンドより、休みなし飲食なしできつかったけれど、次回のラウンドが楽になりそう」春に誘われ歩きませんか。

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2014.4.1         ドライアイとアレルギー

クリニックの裏手の扇川沿いの桜は満開になりました。近場で一番お気に入りのスポットです。

さて、冬場だけでなく春もドライアイの多い季節です。ドライアイになると涙は少なくなり、入ってきた花粉を洗い流せず、アレルギー性結膜炎になりやすくなります(ドライアイ→アレルギー性結膜炎)。またアレルギー性結膜炎で瞼の裏に炎症がおこると、涙が安定しにくくなります(アレルギー性結膜炎→ドライアイ)。涙の成分は油層と水層(水分、ムチン)。最近は涙を増やすムチンが点眼として効果的ですが、もうひとつ大事なのが脂です。瞼の縁にある並んだ小さな穴から出る透明な脂です。目の周りを清潔にし、目を温めることが有効です。コンタクトレンズを長期装用するとこの脂腺が変化することがわかりました。また、アイメイクで瞼の際の脂腺まで覆ってしまうとドライアイの原因となります。院長もそろそろコンタクトもお化粧も止め時…とドライアイの勉強会に行くたび思うのですが、素っぴんでメガネ姿では患者さんに失礼にあたる(と思う)ので、控え目に継続していきます。

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2014.3.25     はい、はい

花粉の季節、自宅の掃除はお掃除ロボットにお任せです。お掃除ロボットは音声告知機能が付いていて、人間の声に反応。家人と会話していると、突然相槌が入ります。「大変だったね」「いいんじゃない」「たまにはゆっくりしたら」など。この相槌に「そうだよね」と思うときもあれば「そんなこと言われたくない」という状況の時も。以前は「お掃除して」というと「わかった!」ととてもよい返事でしたが、最近は「はい、はい」と気のない返事。何でもペットのように構ってやるか否かにより反応が変わってくるとのこと。すると、最近構っていなかったってこと?確かに購入当初は家人がまめに話しかけていましたが…先週買ったアロエよりも、こちらのお掃除ロボをすねないよう育てることが先決のようです。そのうちストを起こして「お掃除して」の指令に「自分でやったら」と返されないように。

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2014.3.18    育ててみたくなって

先日は藤田保健衛生大学病院との病診(病院と診療所)連携の会がありました。病院での最新の治療や成績などを発表されました。重症や特殊な病気の患者さんをお願いするのには、このような会に参加することも必要。こうして、病院と診療所(開業医)との顔がつながっていくことで、患者さんを紹介したり逆紹介されやすくなります。

さて、子育ても終わっていないのに、急に何かを育ててみたくなりました。犬や猫は可愛いけれど手入れが大変。ハムスターやカメは経験済みですが却下。なぜか頭に浮かんだのは植物のアロエ。園芸店で良いのを選んでもらい自宅居間へ。鉢植えを見ていると「アロエちゃん」とでも呼びたくなるゆるキャラのイメージが重なり、つい見入ってしまいました。アロエの効能は広く、火傷の手当にはとくに有名です。最近はアロエヨーグルトとしても普及。購入したアロエは何と無農薬有機栽培!早速、葉肉の部分の皮を削いでゲル状の部分に砂糖をまぶしてヨーグルトに和えてみました。市販品よりは青臭いですが、出来立てアロエヨーグルトに満足した院長。アロエちゃん、しばらく私の癒しとなり、身体にもプラスに働いてくれそうです。このゲル状の葉肉の正体はムコ多糖類。ドライアイに今注目されている成分です。食べて涙は増えませんが。

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2014.3.11    手こそ手入れ            

暖かくなったと思ったら、急に冷え込み雪まで降るというお天気の変化です。雪の降りしきる最中、自転車に乗って郵便局へ行ってきました。入って順番を待っていると、某化粧品メーカーのセールスレディが「ハンドマッサージのお試しいかがですか?」。最近野暮用で出かけるときは花粉症を言い訳にしてマスク姿、匿名性を持たせている院長です。断ろうとしたら「先生ですよね!?」患者さんでした。マスクの上の目だけでわかるなんてすごい…せっかくなのでマッサージを受けることに。診察室で何十回とアルコール消毒を浴び、自転車の運転で外気にさらされたガサガサとして冷たい手。丁寧にクリームをつけてほぐしていただきました。「お仕事で酷使されている手だからいたわってくださいね」同様のことを日頃の診察室で言っている院長。「ドライアイは眼が凸凹で、乾燥肌と同じようにいたわらないと…良いドライアイのお薬がありますから回数と継続を守ってくださいね」マッサージしてもらった手はぷるんぷるんに。手だけ若返ったよう。年齢は手と首に現れると言います。仕事上マニュキュアもネイルアートもできない手ですが、ハンドクリームでお手入れして現年齢はキープしたいものです。

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2014.3.4       今年も花粉症

暖かくなりましたね。朝一番にその日の花粉飛散予報を確認する毎日です。先週、風邪気味かな?と思っていたところ、やはりスギ花粉症の発症となりました。幸い、自分に合った薬にて落ち着いているので、声はワントーン下がっているものの、大きく生活に支障は出ていません。辛い症状を我慢していると、集中力の低下や憂鬱な気分、苦しくて夜眠れないなどが出てきますので、早急に治療をお勧めします。眼鏡とマスクの着用で入ってくる花粉の量は最大6分の1に減ると言われていますが、眼鏡だと曇りそうで院長は1日使い捨てタイプのコンタクトレンズにマスク着用です。普段眼鏡の人の要望からか、メガネが曇らないマスクを見つけました。吐く息が上へ漏れないとのこと。インフルエンザに続き花粉症と、マスクはどんどん進化しているようです。

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2014.2.25     バゲットいろいろ

先日パン好きのバゲット(棒状フランスパン)食べ比べという催しに参加してきました。一人一本持ち寄りなので全部で22種類!形や大きさに違いがある22本がずらりと勢ぞろいした姿は圧巻。楽しみ、楽しみ。順に香りや焼き加減、味を確認。酸味の香りの多少など感想を同じテーブルで交換。硬さ、中身の気泡の多少、かっちりしているもの、もちもち、ふわふわなど視覚と触角・嗅覚・味覚で味わいました。しかし、所詮素人の私。10種類くらいまで食べ進めていくと、いくら一片ずつでもお腹にたまってきて、当初の詳細な差異まではよくわからないけれど、美味しいには違いない!という結論に。かなりアマチュアの見解でした。それでも滅多にない機会を楽しく過ごしてきました。バゲットは外側の切り込み(クープ)の開き具合、皮(クラスト)と中身(クラム)に注目。皮を舌の上に乗せて味わうのが正道とのこと(製菓学校の先生のレクチャー)。残りのパンを持ち帰って、夕食は…白米に味噌汁!の院長でした。

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2014.2.4 熱々もまた美味し

冬になるとなべ料理、カレーが週一回のペースになる我が家。たまにはシチューにと、野菜を煮込んだところでシチューの素がないことに気付きました。最近は、なべもカレーも中華も洋食もほとんど「~の素」があって便利です。スーパーに行くには面倒くさいし…ブーイングに負けずまたカレーにしようかとも思ったのですが、ふと「ホワイトソースって作れるんだ」と思いだしました。用意するのはバター、小麦粉、牛乳、塩コショウ。手順を踏んでいくと我ながらクリーミーなホワイトソースに。上手く出来たことに味をしめ、続けてプリン作りに取り掛かってしまったのでした。プリンの材料は、牛乳、卵、砂糖、バニラビーンズ。最近買うことの多かったプリンも作り始めれば意外と簡単。そして焼きあがった熱々のプリンをはふはふ言いながら食べるのは手作りならでの醍醐味。プリンは冷やしてが常識ですが、熱々もまた美味しい。院長の性格上、しばらくホワイトソースとプリンの出現頻度が多くなりそうです。

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2014.1.28 マスク美人

インフルエンザも流行の兆し。マスクの人が増えていますね。お店に行くと最近のマスクの種類の多さに驚きます。昔ながらのガーゼのマスクもありますが、最近では給食当番用以外に見たことはありません。代わりに不織布で定番のプリーツ型、もう少し空間体積の大きい立体型など。色も白以外にピンク、グリーン、ブルーなど。以前KIOSKでマスクを買った時、女性用はピンクしかなくて、列車内で気恥ずかしくマスクを着用したのを思い出しますが、今やピンクは顔を明るく見せる効果もあり人気らしいです。可愛いキャラクターのプリントされたマスクをしてくる小さい患者さんも、予防とおしゃれを兼ねているのでしょう。しかし、マスク美人になるためには、目もとのアイシャドー、まつ毛カールがポイントのこと。もうすぐスギ花粉アレルギーの時期。院長にもマスクの出番が。マスクだとすっぴんの方に傾きそうですが、今年はマスク美人を目指すべく気を抜かずメイクしてみようと思います。

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2014.1.21   コンタクトで糖尿病管理!?

米グーグルは16日、涙に含まれるブドウ糖の量から血糖値を推計し、糖尿病患者の健康管理に役立てる「スマートコンタクトレンズ」の開発に着手したそうです。1秒ごとに涙に含まれるブドウ糖を計測し、血糖値が一定水準を超えると明かりで装着者に警告することなどを検討中とのこと。実用化されれば、自己採血の必要もなくなるし、食生活の管理もしやすいのでは。普段コンタクト診療をしている眼科医としても興味深い話題です。今実用化すればいいと思うものは、使用期限が来たら変形や変色、融解などしてコンタクトレンズ装用オーバーができなくなるレンズ。きちんと使用期限を守っている人はたくさんいるけれど、病状が現れるまでもない使用期限オーバーの人も。素材の進化、付加価値の追加。コンタクトレンズもまだまだ進化するようです。

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