2015.1.20  目暖足熱

診察室にはエアコンが効いているのですが、年甲斐もなくスカート・ワンピース派の院長は足元の寒さが気になるように。パンツ(ズボン)をはけばいいのにと言われそうですが、慣れない格好は気恥ずかしいもの。そこで今年はついに机下にすっぽり入るファンヒーターを設置しました。これが思いの外ぬくぬくで満足しています。頭寒足熱とはよく言ったもの。

ところで頭は温めないほうがよいのですが、目は温めるとドライアイや疲れ目に効果的です。涙は油・水分・ムチンの三層構造からなっていて、最下層のムチンは涙が流れ落ちないように目の表面に粘着する糊の役目ですが、最上層の油層は涙の蒸発を防ぐ役目をしています。この油は、瞼の際にあるマイボーム腺という脂腺から出ています。目を温めることで脂腺の働きを活発にし油層を保持します。疲れ目に対しては、血行を良くすることでピント調節に関わる筋肉(毛様体筋)の凝りをほぐします。ドライアイの治療で涙点からコラーゲンゼリーを挿入する方法がありますが、そのあとゼリーを固化するため目をしばらく温めます。たいていの患者さんは気持ち良くなりうとうとされます。リラックス効果抜群なので、市販の温熱シートや蒸しタオルで試してみてください。お肌の曲がり角をとっくに過ぎた目元の張りも心なしか良いような…

カテゴリー:眼に関すること
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