2026.3.10  花粉症真っただ中

今年はスギ花粉が非常に多く飛散しています。

スギ花粉症持ちの院長にとっては、久しぶりの当たり年です。

自身は、目の症状はなく鼻に出るタイプ。

くしゃみ鼻水鼻詰まりがここ数日で一気に悪化し苦しい思いをしています。

(院長が鼻声なのはそのせいです)

 

院長がここまで悪化したのは…

初期療法を今年は開始しなかったこと。

初めて花粉症症状が生じて以来、気を付けていたのは、たとえスギ花粉症が生じたとしても最小限・生活に支障がない程度にしようとするための治療。

スギ花粉が本格飛散する少し前から、抗アレルギー点眼薬や内服を開始すると、アレルギー反応が抑えられます。

もちろん、花粉の曝露を控えることや、花粉を室内に侵入させないことも大事です。

名古屋ウイメンズマラソンはいつも3月初めの日曜日。

10数年前にマラソンに打ち込んでいた院長は、花粉症対策(内服・マスクも付けて)しての練習・本番。

自己ベスト(4時間19分)を最後に勝手に勇退?した院長ですが、花粉症のためには良かったのかも⁈

 

例年2月初旬から内服の院長ですが、今年の2月は夏の地域・しかもスギどころか植物もない地域を旅していたので油断していました。

結局帰国してから辛い思いをしています。(ちなみにスギ花粉症は日本特有で、英語圏では牧草(hay)が主です)

 

目に来る人、鼻に来る人、どちらにも来る人とも初期療法は有効ですが、今年は時すでに遅し。

症状が出たら、速やかに受診しましょう。

毎年、ほぼ変わらず1年に1~2度来院の患者さんと再会するのもこの時期。

子供の患者さんの成長ぶりを見るのは嬉しいですが、結構アレルギー性結膜炎症状がひどくなってから。

しかし、前回の点眼薬が効いているなら(効いたから1回だけ受診)、もしくは変えた点眼薬が効いているなら、所見が大きく変わらない場合同じ点眼薬を処方します。

帰宅時の人口涙液での眼洗浄や、生活指導も併せて。

 

一昨年、アレルギー性結膜炎に点眼薬ではなく、軟膏(塗り薬)が発売されました。

先日勉強会があり、再度機序使用方法について確認。

1日1回まぶたに塗るとかゆみが軽減する。

大体決まった時間に1日1回塗ります。

まぶたを通して、結膜(まぶたの裏側)に浸透していき、かゆみを抑えます。

1日1回で簡便である、目薬が上手くさせない人にはいいと思います。

小児にも可能です(が、12歳未満の小児等を対象とした臨床試験は未実施)。

また、目のかぶれや目の腫れには効果がありません。

その場合は、別の軟膏を処方します。

軟膏=まぶたの炎症に効くというイメージが先行する中、新発想の薬です。

 

アレルギー性結膜炎への効能はほぼ同じですが、化学構造や作用機序・点す回数・刺激などで異なります。

そこに患者さんの特性も加わってきます。

所見の程度・かゆみの感じ方・性格・年齢など。

新しい薬はどんどん発売されますが、新しければ良いというものではない。

目の前の患者さんに合った薬、というのが大事。

新しい薬は処方する価値はありますが、現状が安定していれば、変えずにというのが院長のスタンスです。

また、時にはステロイド点眼薬の追加が必要なこともあります。

これも眼圧上昇など副作用の有無を確認し、対処できる眼科医だからこその処方になります。

 

鼻づまりとガラガラ声で筋トレに行ったら、『花粉症の時は無理しないでお休みしてください』

しばらくおこもり生活。

おうちでドラマ三昧⁈WBC観戦⁈楽しみます。

見渡すところ南極に植物はありません。

こちらもご覧ください

2023.2.21  今年もスギ花粉症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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