2019.9.24 ついでに息子?
新年早々高尾山に一人旅した私(院長)。
その話を聞いて『行ってみたいな~』と夫。
それでは…と、連休を利用して行くことに。
前回は、『初めて』『一人』『冬』ということで、ケーブルカーで途中まで上がり、そこから山頂を目指しました。
『今度は自分の足で麓から登ろう!良い季節だし』
高尾山に行くなら、そっち方面(関東圏)に住んでいる息子についでに会いに行こう。
勝手に引っ越しした部屋も見てないし。
予定を聞くと、運よく?その日はフリーとのこと。
『え~来るの!?』
『高尾山のついでだから~』(ついでという地理ではないが)
そうこうするうち、『一生に一回くらい高尾山行った方がいいよ』という母(院長)の押しで、同行することに。
さて、当日、夫婦それぞれ荷物を詰めます。
『何か、荷物多くない?』
自分のボストンバッグには、身の回り品、お菓子。
果物なんか買わないだろうからと、桃と梨をプチプチで包装してイン。
これだけなら、二人で一つのバッグでいいのですが…
数日前の息子からの『米送ってください』ライン。
いつもは送っているのですが、どうせなら持っていけばいいのではないか…と、全くのバカ親ぶり。
『5キロ超ダンベルを持って歩く筋トレ』と考えれば、それほど重くも感じません(夫に知られてはいけない)。
さて、息子の新居へ。
ワンルームですが、こざっぱりと片づけられており、『ちゃんと生活しているのね~』と一安心です。
バッグから出したお米に、『お~すげ~!持ってきたの!?ありがとう!』
あきれた表情の夫。
3人で高尾山に上ります。
メジャーな表参道コースは3.8キロ、上り100分が目安です。
舗装されてはいるものの、かなりの勾配で、物を落としたら確実に下まで転がっていきます。
筋トレ仲間の息子と私は、黙々と人を抜かして(道幅は広い)進みます。
ある地点まで行くと、下方から見失った夫が登ってくるまで、トークタイム。
色々突っ込まれるのは苦手な寡黙な息子なので、自分から話すのを静かに聞きます。
途中、焼き立ての『天狗焼き』も頬張り、エネルギーチャージ。
お正月は、すごい行列だった天狗焼きも、並ばず手に入るほどの残暑日でした。
頂上まではもう少し。
3人で無事山頂にたどり着き『グータッチ』
あいにく今回富士山は見えませんでしたが、山並みをバックに3人でパシャ!
帰りは、雲行きも怪しくなってきたので、私お勧めのケーブルカーで下ります。
『二人乗りだけど、どういう組み合わせにする?』
『父さんと母さんと二人で乗ればいいじゃん』
『いやいや、父さんとは新幹線で並びだから…』
息子と並んでリフトに乗ります。
澄んだ空気の中、息子との会話は弾み、嬉しくてもう少しで1000円のツーショット写真を購入するところでした(ある箇所でカメラマンが乗客を撮影しています)。
夕食を3人で囲み、楽しい時間もお別れの時間が。
夫婦はホテルへ、息子は下宿へ帰ります。
デパ地下のスーパーで『いるものあったら買ってたら?』
『じゃあ…』
パスタソース数種、パスタ、中華調味料数種、卵、納豆。
ニンジン、玉ねぎ、ピーマン、キノコ、キャベツなど…
『高いな~』と言いつつも、母財布なのでポイポイ(普段は買いません)。
買い物袋を持って駅の改札に入る息子をずっと見送っていた母(院長)でした。
一度も振り向かなかったけれど。
『高尾山のついで…なんて言って、ほんとは息子に会いに来たんでしょ。何か付き合ってあげた気分』と、夫。
その通りかも。
そうは言っても、夫もまんざらでない様子でしたが。
息子への愛は続きます…
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