2024.3.5  ライトアップ in グリーン運動

今週から白衣の襟元にピンバッジをつけています。

緑内障啓発活動の一環です。

緑内障を表すグリーンリボンに’傾斜乳頭’と’リムの菲薄化’をイメージしたデザイン。

英語でglaucoma(緑内障)と記されています。

緑内障専門医から見たら『いいね!』のバッジです。

 

今年は3/10~3/16が緑内障週間です。

世界緑内障週間は2008年から世界一斉に行われている緑内障啓発のための国際的イベントです。

毎年3月上旬の1週間を世界緑内障週間(World Glaucoma Week)と定め、種々の啓発活動を行っています。

日本では日本緑内障学会と緑内障フレンドネットワーク(患者団体)が組織に加わっています。

日本でも啓発活動(健康講座や講演会)が行われてきましたが、限られた対象者に対する活動になりがちなため、2015年からグリーンライトアップが実施されました。

緑内障に関心がない一般の人たちへの啓発効果もあり、以後毎年実施されています。

 

緑内障なので漢字の通り「グリーン」のライトアップ。

想像しやすい色だと思います。

『ライトアップ in グリーン運動』は、2015年~2017年は全国の公共機関を中心にライトアップ。

その後2018年より医療機関でのライトアップを実施し、当院も当時より参加しています。

 

なぜそんなに緑内障啓発運動をするのか?

緑内障は我が国における中途失明原因の第一位だからです。

緑内障と診断されると、患者さんによっては『失明』と言う言葉もよぎります。

しかし、早期発見早期治療をすれば、失明はもちろん高度な視覚障害も免れることは可能です。

 

ただし、初期の緑内障は自覚症状に乏しいため、自分で気づくことはほとんどありません。

当院でも、コンタクトレンズ処方や結膜炎・白内障など全く別の訴え・症状で来院された患者さんから緑内障を見つけることが度々あります。

他のことがきっかけであれ、緑内障が見つかったことは(不幸中の)幸いとお話ししています。

未発見のまま進行している・進行していくことが多い病気だからです。

緑内障は、一生付き合う病気です。

 

院長の眼科医人生(30年以上)において、緑内障の診断技術・機器・治療法は著しく進歩しています。

しかし未だ緑内障についてすべては解明されていません。

少しでも進歩について行けるよう院長も精進していくつもりです。

緑内障と一生付き合う患者さんと一生お付き合い(診療)するつもりで。

 

『また来てくださいね』『また今度お待ちしています』を繰り返し、いつしか患者さんとは10年20年のお付き合い。

 

当院の花壇でもこじんまりですが、緑内障週間中ライトアップします。

グリーンに感化されて、緑内障検診を受けてみようと思う人が増えると幸いです。

 

こちらもご覧ください。

2021.3.2 グリーンにライトアップ

2022.3.8 世界緑内障週間2022

 

 

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