2016.2.23 右目も同じ年?

『左目にね、飛蚊症(ひぶんしょう)っていうんですか、虫が飛んで見えたんですな。

それで、眼科に行ったら、色々検査されて、丁寧に診てもらった挙句

先生が「こりゃあ、加齢ですな」って。

それで、あたし「右目も同じ年なんですけど」って聞いたんですよ』

これは、先日、三遊亭円楽師匠の寄席での一こま。

 

日々の診療で『飛蚊症』はよくありますが、今まで「加齢ですよ」

で突っ込みを入れた患者さんは皆無。

眼科医(私)苦笑。

 

笑点メンバーの寄席は、ミーハー落語ファンにとっては、とっておきのお楽しみ。

この日も大いに笑い楽しんできました。

 

さて、帰宅すると『笑点』の時間。

大喜利のコーナーのお題は『医者が絶対言ってはいけないこと』

『笑点』流なので

「点滴少し残りましたが、ボトルキープしておきますよ」

「手術(受けるの)初めてですか?私も(執刀するの)初めてなんですよ」

「今回は手術料半額、出血大サービス」などなど。

目医者(私)、大笑い。

「こんなお医者さんは、日本に一人もいませんから安心してください」

最後に歌丸師匠が一言。

 

『笑点』で笑って、一週間を乗り切る免疫力を付ける。

こうして日曜日が暮れてゆくのでした。

 

 

 

 

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2016.2.16 今年も梅を見に

ひどい雨が上がり、急に春の日差しになった午後、

どちらからともなく「梅、見に行く?」

我が家では、『梅見』=『アイスクリーム』

1年ぶりに名古屋市農業センターへ。

20℃を超える陽気に、マスクと眼鏡。

スギ花粉予防はぬかりなく。

いつもの正門への道をショートカットしようと、手前に入り込んで迷った二人。

「とにかく進んでいけば何とかなる」と先に進もう派。

「聞いた方が早い」と民家の庭先にいた人を見つけて、「迷ったんですけど~」と

素直に教えを乞う派。

結局、地元の人の指示に従い、竹林の中の小道に出ました。

たどっていくと、センターの裏門。

牛や豚、鶏舎のところに出ました。

「と言うことは…」

「アイスクリームがすぐ食べられる!」

センターへの近道、しかもアイスクリーム売場への近道を教えてもらい、

アイスクリームに満悦。

ここのアイスクリームは、センターの牛乳を使用しており、本当に美味しい。

ここで満足せずに、反対側の梅林こそが本来の目的。

しだれ梅は12種あり、これからが見ごろです。

まだ咲きかけの梅を楽しみました。

翌日、スギ花粉の影響は出ていない状態。

完全防備をして、来る春!を楽しみたいと思います。

 

 

 

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2016.2.9 視線が怖い

『視線の恐怖』の『視線』と言う言葉が気になってEテレ(教育テレビ)を見ました。

 

視線が怖い…?

真っ先に浮かぶのは『ガンつけ』

経験したことはありませんが、そんなことがないように、

その手の人とは関わらないようにしている人が一般的でしょう。

次に浮かぶのは『サスペンス』ドラマや映画での登場人物の視線。

好んで見る人もいるでしょうが、自分はこの手のドラマは避けるか、

仮に遭遇しても下を向くか目を閉じます。

 

しかし、この番組で取り上げられていたのは、そうした誰もが想像する視線ではなく、

普通なのに普通ではない視線に対してでした。

『視線恐怖症』というそうです。

 

『視線恐怖症』はさらに、

他人の視線が気になってしまう『他者視線恐怖症 』

相手に不快感を与えてしまうのではないかと、自分の視線の置き場に困る『自己視線恐怖症』

自分の視線が相手を不愉快にさせてしまうのではないかと思い、

相手を正視できなくなる『正視恐怖症』

視線を向けてはいけないと意識するほど、そちらにちらちらと視線がいってしまう『脇見恐怖症』

に分けられるそうです。

何気ない一言や体験がきっかけになることもあり、

周りの目が気になり始める中高生の約30%が該当するというデータも。

『視線』につられて見た番組でしたが、『こころ』の話題でした。

専門外の勉強になりました。

 

『目は口ほどにものを言う』

鼻や耳ではそうはいきません。

仕事柄、視線が怖い?ほど、毎日人の目をじっと見つめ、観察しています。

でも、鋭い目つきの中に、温かさも持っています。

 

人を見つめることは、相手に興味・関心を抱く自然で大切なサイン。

返ってくる温かいまなざしは、うれしいサイン。

そう思って、いつでもどこでも、きょろきょろして、

気になれば興味の視線を向けるおばさん(私)です。

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2016.2.2 初心者マーク

愚息が自動車免許を取り、運転したがるようになりました。

自分の車を自分以外の人に運転してもらいたくない父親。

母親(私)の車を貸すことに。

「ドライブ行く(市内)?」

初心者ならではの慎重さはありますが、同乗保護者としては冷や冷や。

往診の時は、スタッフが安全運転してくれるので、院長はきょろきょろしながら何かを見つけたり、

話を振るといったお気楽さなのですが、息子の運転での同乗は自分の運転以上に緊張します。

運転時はふだんより凝視し緊張度が高まるため、瞬きも少なくなります。

ドライアイの人は悪化。

息子との同乗は、運転していなくてもドライアイ悪化。

「いろいろ言わんといて~わかっとるで」(そうなんだけど…)

自分もそうだったんだよね~

車内でいつもより会話ができるだけ、息子の方が自分の初心者時代よりは余裕があるようです。

無事自宅に戻ってきたときには安堵と疲労感が。

ひとりで市内をあちこち運転している日には、常に息子のことが頭の片隅から離れません。

免許取りたての息子を持った知人は、夜中まで帰って来ないのを心配し、

交番に交通事故の問い合わせをしたとか。

自分も含め、みんな一人前に運転出来るようになるんだもんね~と、見守りましょう。

いつか心配しないでもいい日が、むしろ心配される日が来るでしょうから。

 

さて、このところ、前方に駐車車両があったりして車線変更せねば、

といった場面に出くわした時の他の車の親切さを感じます。

あれっ!?付けっ放しの若葉マーク。

初心者マークは、免許取得後1年未満は表示する義務がありますが、

それ以降の表示については法律上の問題はないそうです。

初心者マークをつけた中年のおばさんにこそ、

優しくしてあげなきゃと思われたのかもしれません。

免許取得から返納までの期間が60年くらいとすると

(もっと乗っている人もいるけれど)真ん中あたり。

個人的には、免許返納してもいいから、早く自動運転が実現してほしいものです。

 

 

 

 

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