2014.3.18    育ててみたくなって

先日は藤田保健衛生大学病院との病診(病院と診療所)連携の会がありました。病院での最新の治療や成績などを発表されました。重症や特殊な病気の患者さんをお願いするのには、このような会に参加することも必要。こうして、病院と診療所(開業医)との顔がつながっていくことで、患者さんを紹介したり逆紹介されやすくなります。

さて、子育ても終わっていないのに、急に何かを育ててみたくなりました。犬や猫は可愛いけれど手入れが大変。ハムスターやカメは経験済みですが却下。なぜか頭に浮かんだのは植物のアロエ。園芸店で良いのを選んでもらい自宅居間へ。鉢植えを見ていると「アロエちゃん」とでも呼びたくなるゆるキャラのイメージが重なり、つい見入ってしまいました。アロエの効能は広く、火傷の手当にはとくに有名です。最近はアロエヨーグルトとしても普及。購入したアロエは何と無農薬有機栽培!早速、葉肉の部分の皮を削いでゲル状の部分に砂糖をまぶしてヨーグルトに和えてみました。市販品よりは青臭いですが、出来立てアロエヨーグルトに満足した院長。アロエちゃん、しばらく私の癒しとなり、身体にもプラスに働いてくれそうです。このゲル状の葉肉の正体はムコ多糖類。ドライアイに今注目されている成分です。食べて涙は増えませんが。

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2014.3.11    手こそ手入れ            

暖かくなったと思ったら、急に冷え込み雪まで降るというお天気の変化です。雪の降りしきる最中、自転車に乗って郵便局へ行ってきました。入って順番を待っていると、某化粧品メーカーのセールスレディが「ハンドマッサージのお試しいかがですか?」。最近野暮用で出かけるときは花粉症を言い訳にしてマスク姿、匿名性を持たせている院長です。断ろうとしたら「先生ですよね!?」患者さんでした。マスクの上の目だけでわかるなんてすごい…せっかくなのでマッサージを受けることに。診察室で何十回とアルコール消毒を浴び、自転車の運転で外気にさらされたガサガサとして冷たい手。丁寧にクリームをつけてほぐしていただきました。「お仕事で酷使されている手だからいたわってくださいね」同様のことを日頃の診察室で言っている院長。「ドライアイは眼が凸凹で、乾燥肌と同じようにいたわらないと…良いドライアイのお薬がありますから回数と継続を守ってくださいね」マッサージしてもらった手はぷるんぷるんに。手だけ若返ったよう。年齢は手と首に現れると言います。仕事上マニュキュアもネイルアートもできない手ですが、ハンドクリームでお手入れして現年齢はキープしたいものです。

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2014.3.4       今年も花粉症

暖かくなりましたね。朝一番にその日の花粉飛散予報を確認する毎日です。先週、風邪気味かな?と思っていたところ、やはりスギ花粉症の発症となりました。幸い、自分に合った薬にて落ち着いているので、声はワントーン下がっているものの、大きく生活に支障は出ていません。辛い症状を我慢していると、集中力の低下や憂鬱な気分、苦しくて夜眠れないなどが出てきますので、早急に治療をお勧めします。眼鏡とマスクの着用で入ってくる花粉の量は最大6分の1に減ると言われていますが、眼鏡だと曇りそうで院長は1日使い捨てタイプのコンタクトレンズにマスク着用です。普段眼鏡の人の要望からか、メガネが曇らないマスクを見つけました。吐く息が上へ漏れないとのこと。インフルエンザに続き花粉症と、マスクはどんどん進化しているようです。

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2014.2.25     バゲットいろいろ

先日パン好きのバゲット(棒状フランスパン)食べ比べという催しに参加してきました。一人一本持ち寄りなので全部で22種類!形や大きさに違いがある22本がずらりと勢ぞろいした姿は圧巻。楽しみ、楽しみ。順に香りや焼き加減、味を確認。酸味の香りの多少など感想を同じテーブルで交換。硬さ、中身の気泡の多少、かっちりしているもの、もちもち、ふわふわなど視覚と触角・嗅覚・味覚で味わいました。しかし、所詮素人の私。10種類くらいまで食べ進めていくと、いくら一片ずつでもお腹にたまってきて、当初の詳細な差異まではよくわからないけれど、美味しいには違いない!という結論に。かなりアマチュアの見解でした。それでも滅多にない機会を楽しく過ごしてきました。バゲットは外側の切り込み(クープ)の開き具合、皮(クラスト)と中身(クラム)に注目。皮を舌の上に乗せて味わうのが正道とのこと(製菓学校の先生のレクチャー)。残りのパンを持ち帰って、夕食は…白米に味噌汁!の院長でした。

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2014.2.4 熱々もまた美味し

冬になるとなべ料理、カレーが週一回のペースになる我が家。たまにはシチューにと、野菜を煮込んだところでシチューの素がないことに気付きました。最近は、なべもカレーも中華も洋食もほとんど「~の素」があって便利です。スーパーに行くには面倒くさいし…ブーイングに負けずまたカレーにしようかとも思ったのですが、ふと「ホワイトソースって作れるんだ」と思いだしました。用意するのはバター、小麦粉、牛乳、塩コショウ。手順を踏んでいくと我ながらクリーミーなホワイトソースに。上手く出来たことに味をしめ、続けてプリン作りに取り掛かってしまったのでした。プリンの材料は、牛乳、卵、砂糖、バニラビーンズ。最近買うことの多かったプリンも作り始めれば意外と簡単。そして焼きあがった熱々のプリンをはふはふ言いながら食べるのは手作りならでの醍醐味。プリンは冷やしてが常識ですが、熱々もまた美味しい。院長の性格上、しばらくホワイトソースとプリンの出現頻度が多くなりそうです。

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2014.1.28 マスク美人

インフルエンザも流行の兆し。マスクの人が増えていますね。お店に行くと最近のマスクの種類の多さに驚きます。昔ながらのガーゼのマスクもありますが、最近では給食当番用以外に見たことはありません。代わりに不織布で定番のプリーツ型、もう少し空間体積の大きい立体型など。色も白以外にピンク、グリーン、ブルーなど。以前KIOSKでマスクを買った時、女性用はピンクしかなくて、列車内で気恥ずかしくマスクを着用したのを思い出しますが、今やピンクは顔を明るく見せる効果もあり人気らしいです。可愛いキャラクターのプリントされたマスクをしてくる小さい患者さんも、予防とおしゃれを兼ねているのでしょう。しかし、マスク美人になるためには、目もとのアイシャドー、まつ毛カールがポイントのこと。もうすぐスギ花粉アレルギーの時期。院長にもマスクの出番が。マスクだとすっぴんの方に傾きそうですが、今年はマスク美人を目指すべく気を抜かずメイクしてみようと思います。

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2014.1.21   コンタクトで糖尿病管理!?

米グーグルは16日、涙に含まれるブドウ糖の量から血糖値を推計し、糖尿病患者の健康管理に役立てる「スマートコンタクトレンズ」の開発に着手したそうです。1秒ごとに涙に含まれるブドウ糖を計測し、血糖値が一定水準を超えると明かりで装着者に警告することなどを検討中とのこと。実用化されれば、自己採血の必要もなくなるし、食生活の管理もしやすいのでは。普段コンタクト診療をしている眼科医としても興味深い話題です。今実用化すればいいと思うものは、使用期限が来たら変形や変色、融解などしてコンタクトレンズ装用オーバーができなくなるレンズ。きちんと使用期限を守っている人はたくさんいるけれど、病状が現れるまでもない使用期限オーバーの人も。素材の進化、付加価値の追加。コンタクトレンズもまだまだ進化するようです。

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サンタも走る     2013.12.24

サンタランに参加してきました。サンタランとはその名の通り、サンタの格好をして街を走るというもの。院長もサンタガールの衣装を着て、たくさんの仲間と走ってきました。ゆっくりのジョギングで「メリークリスマス!」を連呼し、子供を見つけると小さなお菓子のプレゼント。マラソン大会で沿道で応援してくれる人たちへの感謝を込めて。久屋大通、栄、矢場町、大須、伏見、名駅と1グループ10人くらいのサンタがあちこちで走っているのですから注目の的でした。「メリークリスマス」や手を振って応えてくれたりとたくさんの笑顔をもらうことができました。おかげさまで沿道の声援により、今年の名古屋ウイメンズでは自己ベストが出ました。でもファンラン(楽しみながら走る)で余裕をもって走るのもいいなと思いました。初の走るサンタ体験でした。

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2013.12.17      隠す・隠さない

街中で時々眼帯をしている人を見ます。眼科医としての職業的性分ゆえか、眼帯が目に飛び込んでくると、気になって仕方ありません。多くの人は、腫れや充血を気にしてのことのことだと想像しますが、隠されているために症状や原因の想像力も膨らんでしまいます(他の部位も同じですね)。一般に、「結膜炎」や「めんぼ・ものもらい」など細菌やウイルスの感染が原因の病気は、眼帯等で覆わないほうが衛生的です。

ところで、時には、治療の必要から眼鏡をかけて、片眼を隠しているお子さんもいます。まだ上手く視力が出ず、潜在する視機能を引き出す訓練をしているのです。当院の小さな患者さんたちも「海賊ごっこ」などという名目で、時間を決めて遮蔽(アイパッチ)を頑張っています。今までは、普通の絆創膏のようなアイパッチしかありませんでしたが、色違いの洗い替えができる布製のものや、最近では柄や色が選べる絆創膏タイプも発売。医療の分野にもおしゃれが広がってきています。

隠さないといけない場合は隠さないといけませんが、隠さなくても良いことは隠さないでも良い(カミングアウト)時代になってきていますね。

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鉄錆ですよ     2013.12.10

日曜日は休日診療所の当番医でした。季節柄、内科小児科の患者さんが多く、眼科は静かに時が過ぎていきました。それでも、自転車で転んで目を打撲したとか、ボールが当たった、急に目をこすったら腫れてきた、などなど、急患らしい患者さんが来院されました。前日何か入っているので救急病院に行ったが取れなかったという患者さん。診察してみると茶目(角膜)に鉄片が刺さっておりすでに錆びていました。「鉄が刺さってますよ」こういうときは、眼科医の腕の見せ所。茶目(角膜)は中央は0.5ミリ周辺部でも0.7ミリの厚さ。顕微鏡下、慎重さが要求されます。麻酔の点眼をして特殊な針でガリガリガリガリ、錆をきちんととることが大切。最後はドリルで仕上げることも。鉄片も錆もきれいに取ることができ、眼帯をして帰ってもらいました。日常の診療とは違う、たぶん2度と会わない患者さんとの出会いの休日診療です。

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