医療安全管理講習  2011.11.15

医療安全管理研修を受講してきました。医療メディテーションについての講義でした。医療(臨床)メディテーションとは、一言でいえば、患者と医療者の対話促進をすること。大きな病院ではメディテーターの育成もあるようですが、まだまだ認知度は低いようです。当院のような小さなクリニックで出来ることは、患者さんとの対話を重視すること。医師(医療者)と患者はバックグラウンドは大きく違いますが、共通なのは、医療を通して幸せ(回復、治癒、場合によっては現状維持)を目指すことです。一緒に幸せになりましょう!

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ハートのしみ  2011.11.8

有難いことに、当院のスタッフは院内の掃除を一生懸命してくれます。さて、先日院長室(といっても診察室ほどの小さな部屋)の床に小さなしみを発見。しかも、輪郭しっかり。年末に向けて院長室の床掃除の予定を聞いていたのでスタッフに尋ねてみることに。「掃除終了として、ほんの少しだけハート型に汚れを残しておきました」とのこと。お茶目な演出に思わず頬が緩みました。女子から女子(今は年代に関係なく使える単語のようです)へ親愛のメッセージ、職場の小さな遊び心です。もちろんその後は、ハート型はきれいに拭きとられていました。

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心の対応向上研修  2011.11.1

かかりつけ医心の対応向上研修会を受講してきました。当院は眼科なので、心の病気の治療診断は行ないませんが、心の病気も抱えて来院される患者さんはあります。何より病気になれば不安がつきもの(自身も先回足の故障にて患者となり実感)。より患者さんに安心を提供できればと受講しました。印象的だったのは他喜力(他人を喜ばせる力)ということば。いつも眼圧を気にしておられる緑内障の患者さん、本日いつもより少し低値(もちろん実測値)。「どうしてかしら?今日誕生日だからかしら?」「そうかもしれませんね。お誕生日おめでとうございます!(看護士と拍手)」いつも心配性の患者さんが笑顔に。他喜力は喜感力でもあります。

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サプリメント  2011.10.11

今年も臨床眼科学会で勉強してきました。学会は、新しい情報をいち早く得ることができ、それを診療(患者さん)に生かせます。今回興味深かったのは、「眼科とサプリメント」のセッション。加齢性黄斑変性症では、アメリカでの大規模研究AREDS(Age-Related Eye Disease Study)においてエビデンス(証拠、根拠)が得られたサプリメントがあります。巷では、多種多様のサプリメントが出ています。しかし、動物実験レベルでの効果もヒトではデータがなかったり、ある特定の人(小さな集団)に効果があっただけだったり、そのメカニズムがはっきりしていないなど、医学的科学的根拠が不十分なモノも多い様です。私たち眼科医もきちんとした知識をつけ、正しい情報を患者さんに還元したいと思います。

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夏の充血   2011.8.29

夏休み中は、外で部活(野球、サッカー、テニスなど)のお子さんの充血の来院(親が心配して)が目立ちました。眼が開いている幅の部分だけ結膜充血です。一日中紫外線を浴びて皮膚が黒くなっているので、当然眼も紫外線の影響を受けて炎症を起こします。大抵は若さ(うらやましい)ゆえの自己治癒力で朝はきれいになっています。点眼を処方することもあります。まずは、皮膚および目の紫外線対策!といっても若者には将来のシミや白内障(紫外線は大敵)より目先の部活!のようです。

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こうクリニック14歳です   2011.8.1

8月1日で当院は14歳の誕生日(開院記念日)を迎えました。開院日当日からの患者さん(診察券番号一桁!)も現在も通院されており、小学生から社会人へ、結婚出産などなど患者さんの人生とクリニックの変遷を重ね合わせられる長さになってきました。これからも長いお付き合いを出来るよう、スタッフ一同研鑽を積んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

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休日診療所にて   2011.7.25

今週は休日診療所の出務から始まりました。勝手が違う場所と検査機器で、いつもと違う(なかには普段到底出会えないような)患者さんの診察は、それなりに刺激のあるものです。患者さんの人となりとか、救急外来へのかかり方など、人それぞれ。昼間受診の患者さんから、帰り際電話。「アルコール飲んでもいいか?」と。ナースとの押し問答の末、「どうしてもならコップ半分だけ」と直接回答(もちろん病状のことはもう一度念を押して)。「わかりました。良かった」の声を最後に帰途につきました。あの患者さん、その晩どんな大きさのコップで飲んだのでしょうか?

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緑区医師会   2011.7.4

先週末は緑区医師会の総会。みどり区民講座、介護保険、障害者自立支援、休日診療所運営など医師会活動の地域医療への取り組みは多岐にわたっています。今回の特別講演より。医療の目的は人生の支援、目標は病苦の除去軽減、手段として診断治療がある。人生の支援というほど大層なことは出来ない私ですが、日常生活のひとときの支援を目指して頑張ります。

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心療眼科研究会  2011.6.27

週末は東京での心療眼科研究会に出席してきました。今回の特別講演から:「眼の診察を通して心の領域を探れる特典を使えるのは眼科医しかいない。自分の専門性を基盤に、これまでの経験、技術を惜しみなく活用することが患者さんのためである」。治療的自己(医師自身の人柄が患者の病を癒すことに影響する。J.G.Watkins)の向上を一生にわたり目指していくのが、一開業医ではありますが、私の使命であると実感。今回も新しい知識と刺激を得、今週からの診療につなげていこうと思います。

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まじ?   2011.6.6

今年もしゃくなげの季節になり、この花は梅雨を忘れさせるような上品な明るさを放ってくれています。さて中日新聞の日曜版(6月5日)おじさん図鑑に「まじ?」についてのエッセイがありました。おじさん(筆者)に共感。普段の会話では言われても割とスル―するのですが、診察室で「うそ~!」とか「まじすか~?」とか言われると確かに閉口(激怒はしませんが)。診療においては事実に対しての責任ある発言のみで成り立っているので、冗談や嘘はない状況。きっとその人の普段のリアクションとはいえ‥苦笑しつつ「まじでお話しています。」と真顔で答える(大人げない)院長です。

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