2021.6.8 こんな所で…

新型コロナワクチン集団接種の初当番日。

医師会から日時・会場・役割(予診か接種)が指定されています。

 

時間より少し前に到着すると、既に接種希望者と思われる人たち。

場外案内・場内案内などなど色々な色のビブスを付けた人たちが対応に当たっていました。

『医師』と記してある青いビブスを着ます。

 

既に一日当番に当たった家人が『仕切りは段ボールでできていた』と言っていたので、さすが名古屋市!?と納得。

いわゆる茶色の段ボールを想像していたのですが、見当たりません。

予診のパーテーションや、接種ブースはきれいな白い壁。

あれ?でも、触ってみると確かに段ボール。

見た目は、普通の家の壁と遜色ないくらいです。

 

さて、当日接種可能か否か、接種後の待機時間をどうするかを決めるのが予診の担当です。

問診票に記入漏れや不備がないか確認、血が固まりにくい薬の内服やアレルギー反応(発作)を過去に起こした人は要注意です。

一通り話をして、最後に医師のサインをします。

 

今回は、地元の小学校が会場なので、地元住民が多くなります。

緑区在住がほとんどですが、区外、しかも市の中心部からも。

ワクチンへの関心が高いことを感じました。

 

当院の患者さんの問診をする機会も多々。

院長が目の前にいるとは想像もしていないので、多くの人は、サインも見ずに接種場所へ導かれていきます。

しかし、たまに問診時、目が合って『あっ!?』と驚かれる方や、問診票のサインを見て話しかけてこられる方もありました。

 

『あれ~!こう先生、こんな所で!先生たちは、もう打ったんだよね。どうだった?痛かった?大丈夫だった?』Aさん(女性)。

『打ったところが少し痛む程度で大丈夫でしたよ』

『明後日、テニスできるかしら?』

『たぶん2日後なら問題ないと思います。でも無理しないでくださいね』

『それ聞いて安心したわ。こんな所で、先生に会えるなんてよかったわ~』

 

『はせこうさん、こんな所でも働いてるの?』Bさん男性。

『医師会からの仕事なのです』

『大変だね~。あ~、最近眼科さぼっているから、また行くわ~』

『お待ちしてま~す』(と言うのも変ですが…)

 

『あっ!長谷川先生。その節は、家内がお世話になりまして…』Cさん男性。

『○○さん、その後いかがですか?』

『あれから転んで骨折して入院したら、認知症がどんどん進んでしまったんです。

もう私一人では見られないので、施設に入りました』

『そうですか…大変でしたね…お大事になさってください』

と、意外な近況報告を聞いたり…

 

65歳以上になると、集団接種会場でも、何の疾患もない人は一握り。

多くの方が、生活習慣病を始め種々の病気の治療をされています。

おくすり手帳は、薬を提示するには便利だと再認識。

病気や年齢によりますが、すたすた歩く人、杖や介助、車いすなど移動の仕方は色々。

ラフな服装が多いのですが、お洒落をしてくる人も。

65歳以上で一括りとはいえ、100歳までの範囲でも35歳の幅があります。

予診の合間に、アクリル板越しに会場を見ながら人間観察をしていた院長でした。

 

接種後の皆さんは何もなく無事に帰路へ。

私たちも無事本日の任務を終えました。

会場スタッフ全員が、持ち場をきちんと遂行してくれたおかげです。

お疲れさまでした!

カテゴリー:健康 公センセの日常の出来事

2021.5.18 ワクチン2回目

1回目の新型コロナワクチン接種から3週間。

2回目の接種をスタッフ全員受けてきました。

何でも初めてのことには緊張しますが、2回目は楽な気持ちで臨みます。

当日診療時間の遅延のお知らせも早々に掲示していたので、患者さんとも話が盛り上がります。

少し前に、高齢者の集団接種の受付が始まったところ。

 

『3日間かけ続けたけれど、つながらなかった』

 

『連絡がつかないので区役所に出向いたけれど、予約は出来なかった』

 

『子どもに言ったら、PCであれよと言う間に予約を取ってくれた』

 

『23回目でやっと電話がつながったけれど、最寄りの小学校は空きがなくて、区外の接種会場となった』

 

巷(当院患者さん)の声は色々。

 

”固定電話いのちの我は押しつづけて 四日目つながるワクチン接種日”

まさに、某新聞の投稿短歌の如くです。

 

さて、2回目接種。

『20%は発熱、40%は頭痛が起こりますからね』と、説明を受けます。

以前、医師会の動画で、職場では分散して接種が望ましいと聞いたのですが、小さなクリニックだからか?全員同時接種。

明日大丈夫?

 

翌日、スタッフの一人が微熱。

微熱以外の他の症状は何もないので、副反応と判断し、欠勤に。

当院院長およびスタッフ調査結果。

当日の痛み(①~⑤ ⑤がMAX)

①57%

②43%

③④⑤該当なし

局所の痛み以外異常なし。

翌日の痛み

①42%

②24%

③24%

④⑤該当なし

微熱以外に、頭痛2名、倦怠感2名ありましたが、業務に支障はありませんでした。

しかし、帰宅後、倦怠感2名は発熱。

幸いにも一過性で、一晩で解熱し体調も回復しました。

院長はいずれも①で、翌日接種部位に10円玉大の薄い発赤を生じるのみでした。

 

 

緑区でも先週から集団接種が始まりました。

家人も先発隊として出務しましたが、とてもスムーズに遂行されたとのこと。

 

先日ZOOMで指定都市学校保健協議会学校医研修会がありました。

学校医として、生徒が健やかに学校生活を送れるよう、眼科・耳鼻科・小児科部門にわたり研修を受けました。

 

記念講演では、国立感染研究所の先生から新型コロナ感染の話。

 

”2020.2時点では10代未満が1.7%10代が0.6%と低比率だったが、その後若年層の比率も増えている”

 

”家庭内感染は、小学生では78%、中学生では64%、高校生では34%(2020.6~20201.4)

学校内感染は、小学校5%、中学校7%、高校24%

小学生は家庭内感染の割合が大きいが、中高校生では、生活圏や行動範囲の広がりが要因のひとつ。

学校内感染は小学校、中学校では極めて低い。

学校での感染対策はもちろんだが、それ以外の行動での対策も個別に必要”

 

”クラスター発生率は、2020.6~2021.3までで、小学校0.27%中学校0.48%高校4.25%と限定的。

自主的な活動増加(部活も含め)が要因のひとつ”

 

”乳幼児や学童は、青年期(10代)より感受性(感染の受けやすさ)は低い。

感染性(感染させる力)についてはまだ検討を要する”

 

引き続き、学校医として生徒の健康をバックアップしていきます!

 

学校検診が始まりました。

コロナ禍以前なら、運動会の練習で、児童たちの声が運動場に響き渡っている時期。

昨年に続き、今年も静かに廊下を歩いてくる児童たちを、静かな保健室で静かに検診をする院長です。

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