突然食べたくなるもの   2007.7.8

思い浮かんだら食べたくてたまらなくなるものがあります。2週間前に大学へ所用で行った日に突如浮かんだのがサンドイッチ!私の好むのは薄いスライス食パンにゆで卵のマヨネーズあえ(ゆで卵であって、しかもみじん切り)、ハム、きゅうりかレタスが挟んである非常にオーソドックスなものです。この非常にオーソドックスなタイプがなぜか最近本当に少なくなりました。アメリカンタイプの厚いパンだったり、パニーニだったり、オムレツだったり、チキンだったりとカフェ風のものが主流なのです。その日私は大学病院の喫茶店でミックスサンドを食べる予定でした。ここの喫茶店は一人で過ごすにはかなりお勧めのお店で(と言っても用がなければわざわざ大学病院まで行きませんが、以前の職場だった私としては一人ほっとする隠れスペースでもありました)、私の一押しメニューはミックスサンドイッチなのです。が、なぜか所用が長引いてしまったその日、’それ以上のサンドイッチを食べなくては!’と意気込んでしまった私は、帰途初体験ながら高層階(51階)から景色を楽しみながらお茶の飲めるJR高島屋のパノラマサロンに行ってみることに。丁度木曜の午後だったこともあり、すぐに席に案内されメニュー表を差し出されます。サンドイッチと意気込んでいた私は即決のはずでしたが、メニューの’焼きたてワッフル’に眼が行き、ついワッフルセットを注文してしまったのでした(なんと優柔不断な)。もちろんワッフルは美味しかったのですが、甘いクリーム付きワッフルを頬張りながら本当は塩味系(サンドイッチ)が食べたかったのよねーと自分の欲望を再確認し後悔したのでした。さて、その日から、「サンドイッチ」という単語がちらつき毎日が過ぎておりました。今度こそ妥協しないで食べる!と決めていた私。やっと、一人ご飯を外でする余裕(休み時間の確保)が出来、近いようでなかなか行かない植田のEに出かけました。念願のミックスサンドイッチはまさしく私の期待通りのもの。憑き物が落ちたように、サンドイッチの呪縛から離れることが出来た私です。次はいつ何をどうしようもなく食べたくなるのかしら?

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同窓会   2007.6.22

20余年ぶりに高校の同窓会に出席しました。全体の同窓会は毎年開催されるのですが、今年は幹事学年ということで同期会が特別企画されたのです。地元に残っている人たちの尽力によりかなりの出席になりました。私も寄稿文を書くことで少しお手伝い。高校時代羽目をはずすこともなく、目立たず平凡だった私でも一応気合?を入れて出かけました。最初は??の顔も名札を見たり名前を言い合ったりして’えー○○?久しぶり!’みんな面影は残っているので高校の頃にすぐにトリップしてしまいました(その時代のみが共有した時間なので)。当時のアルバムからは想像できないほど(男子談)みんな女子はきれいになっているそうで、その中に自分も入っていると(勝手に)思うとまんざらではありませんでした。とはいってもみんな中年同士、お世辞も思いやりもありでしょうが。担任の先生は当時私たちと同い年だったと知りびっくり(少しも老いを感じられなかったので)。今、高校3年生を相手に指導する自信など全くない私は当時のご苦労を今になって感じたのでした。
盛況の中、最後は当時強面の応援団(今は気のいいおじさん達)指揮の校歌斉唱。口ずさめば20余年ぶりでも歌詞が出てくるものです。10年後の再会を約束してまた現在の生活に戻っていった元岐阜高校生たちでした。

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ツバメ逆境にめげず   2007.5.22

玄関先の壁のツバメの巣で親鳥が連日卵を温めています(卵を見てはいませんがじっとしているのでおそらくそうだと思います)。実は卵を温めているのは今期2回目なのです。昨年我が家に初めてツバメが巣を完成させ(今までも巣を作る気配を見せても完成に至らず)、5羽の雛が無事誕生し飛び立っていきました。おそらくそのうちの1羽が相棒と共に昨年の巣に帰ってきたのが4月初旬でした。’よく帰ってきたねー’ツバメがやってきた朝、妙にうきうきしてしまった我が家でした。巣の修繕が済み(その間巣の下はツバメの糞とわらや草、土で散らかり放題でした。今も我が家の玄関の階段の半分は新聞紙が敷き詰められている状態で知らない人はぎょっとします)、3週間ほどするとメス鳥が巣から離れなくなり卵を温め始めました。’今年は卵何個産んだのかなー’と誕生を待ちわびていたGW始まりのある日、外出から帰って来ると、巣のような塊が新聞紙に落ちていました。’えっ???’と思い壁を見上げると朝まであった巣はほとんど土台(全体の5分の1)の痕跡があるのみ。わらと草と土で丹精込めて作られた巣を持ち上げると3個分の卵の殻も出てきました。割れたにしても中身がない!何が起こったの???犯人探しが始まりました。ここ最近我が家のごみをあさっていた大きいカラスでした。きっと体当たりをして巣を壊し卵の中身を食べてしまったのでしょう。その日以来3日ほどツバメの夫婦は巣の周辺に呆然と止まっていました。’これで我が家にはツバメはもう来ない’と落ち込む私と子供たち。しかし、それからです。びっくりするような立ち直りで、わずか1週間でもっと立派な巣を完成させてしまったのです!新しい巣は昨年の黄土色の土台の上にこげ茶で築かれ改築の跡が明瞭です。3倍の仕事をこなし無事に卵を産み、今温めに入っています。外敵等の逆境にも負けず、さらに産む。それが種の保存のための本能だとツバメに教えられました。

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My鉛筆   2007.5.5

先日子供たちの鉛筆を買いに行くと、1ダースお買い上げごとに無料名入れの新学期セールをやっていました。ふだん鉛筆を使う機会がほとんどない(カルテ、メモ、手紙みんなボールペンです)にもかかわらず、ついつい自分の分まで頼んでしまいました。1ダース買うつもりが、無料名入れにつられて子供3人と私の分計4ダース買ったことになります(お店のもくろみに見事はまった私)。名前入りなんて何十年ぶり?名前書きにしても子供たちが保育園や入学した頃はその機会も多かったのですが、最近は自分達で書くので親の出番はありません。さらに自分のものに関しては、勤務医時代までは書籍・白衣等名前を書いていましたが、開業してからはすべてが私のものなので名前を書くことがありませんでした。2週間して注文の品が出来ました。名入れはひらがなかカタカナしか受け付けられなかった(子供向けの無料ですから)ので私のもひらがなでお願いしました。オーダーメード’はせがわこう’と刻印されていることにより変哲のない鉛筆は私にとって特別の鉛筆になりました。名入れの鉛筆大切に使わなきゃ。さて最初の一本、何を書く時に使おう?と考えていたら、三日坊主になっていた(子供には言えません)’えんぴつで奥の細道‘を思い出しました。新しい鉛筆を削って背を伸ばして書写する私(子どもの頃のかきかたの時間みたいですね)。心機一転、My鉛筆なら芭蕉とともに大垣までたどりつけそうです。

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お花見   2007.4.8

今年もいろいろな場所でお花見をしました。といっても私の場合、桜の木の下、大人数で食べて飲んで盛り上がるというのではありません。これぞお花見の醍醐味と言う人も多いと思いますが、一人で桜を愛でる(出来ればお茶とお菓子付き)のが私流お花見です。毎年一度はまだひんやりとした早朝に近くの熊野神社の桜を見に行きます。朝の静かな一人だけの時間は新年度を始める意気込みのような厳粛とした気持ちにさせてくれます。春休みなので昼間は花見団子を持って子供たちと階段を上ります。近所なので(誰に見られるかわかりません)その場でお団子を食べるのは私は我慢、子供たちは食べたら満足でゆっくり花を愛でる気もありません。大阪の造幣局の桜並木の通り抜けは有名ですが、たまたま夫がこの時期大阪の学会に行ったついでに寄ってみたら大変な人出だったとのこと。桜並木なら、医院の裏手の扇川沿いの桜並木もとてもきれいです。10年前はまだ小さな木がところどころ植えられているだけでしたが、今はかなり長く続く見事な桜並木になっています。ここを昼間近くに買い物に行くとき自転車で通り抜けるのは最高です。これもまた私流お花見。今年初めて見つけた素敵な場所は刈谷の洲原公園です。患者さんからデイケアでお花見に行ったことを聞き、早速行ってみました。まず一回目は子供も連れて行ったので毎度のように花見団子を食べたら帰る滞在時間15分ほどの花見で終わってしまいました。それではもったいないので休診日にもう一度一人お花見に。丘の斜面いっぱいと池の周りに桜、桜。平日の昼間のお花見は一人(意外といます)またはリタイア夫婦か数人単位の中年女性グループがほとんどで、静かだけれど和やかな雰囲気を醸し出しています。一周25分ほどの池の周りを歩きながら、桜を眺め、お茶と花見団子で一服としました。昔ユーミンの曲に’桜が見えるホテルでお茶を飲む’というのがあったのですが、その頃から一人でお花見をするのに酔っているのかもしれません。来年こそ、そんなホテルのラウンジで桜を眺めながら一人お茶を飲むシチュエーションを設定しなくては・・・。

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とんかつ’我が家の定番メニューに  2007.3.29

ここ何年もとんかつを食べていませんでした。後始末を考えると億劫で揚げ物はほとんどしないのと、油濃いものをあまり好まないことにより、結婚当初買ったてんぷら鍋も何年か前に捨ててしまいました。子供が小学生になってからは、たまにリクエストのあるドーナッツを揚げる程度でした。それが、今では週1の我が家の定番メニューになりつつあります。当院のHPムービーの撮影(TOPページをご覧ください)担当のHさんがきっかけでした。彼は味噌カツブログを書いていて毎日一回は味噌カツ(もしくはとんかつ)を食することをノルマとしている中性脂肪も何のその!?というつわものです。熱く味噌カツを語る口調とブログに、久しぶりにとんかつを食べたい!と思いました。そこで、どこに食べに行こうか迷った挙句、何年かぶりに食べるのなら’美味しく”安心安全’で’気兼ねなく’(子連れにとっては大事なポイント)ということで自分たち(私)で作ることにしました。ふだん宅配の我が家は生協と生活クラブにてトンカツ用に豚肉、パン粉、トンカツソース、油、キャベツなど食材一式を注文(安心安全)。トンカツ揚げるのはこの年になって実は初めての私でしたが、まずは肉をたたき、小麦粉をはたき、卵液を付けパン粉をまぶして170度の油できつね色に揚げてみました。基本に忠実が成功の元。包丁で切ると湯気が出てきて我ながらいい出来(美味しく)。周りを気にせず、お肉の量やソースや味噌、大根おろしとお好みで(気兼ねなく)。胃のもたれもなく、気をよくして毎週トンカツを揚げているこの頃です。育ち盛りの子供たちはいいとして、私や夫はその分カロリー消費に励まないといけませんが。

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ひな祭り   2007.3.3

男ばかりの我が家でありながら、毎年お雛様を飾りひな祭りの日にはお祝い?をする我が家です。紅一点の私が季節の行事の演出係であり、主役?(誰も思っていないけど)です。お雛様とは縁のないはずの我が家。子供たちが保育園でひな祭りをしていた頃、家でも雛人形を飾りたくなり、実家から私のひな壇飾りを持ってきました。実家では私たち姉妹が嫁いでからはずっと押入れにしまわれていた(組み立てて飾る、しまうが面倒になったらしい)ので人形たちも日の目を見ることになりました。人形たちはずいぶん古びていますが、それでも堂々と華やいだ雰囲気を醸しだしてくれます。小さい頃は一緒に’あかりをつけましょ♪’なんて歌っていたのに、最近は3月3日の夕食にちらし寿司や蛤の潮汁、お雛菓子などが並ぶと’あっ、ひな祭りなんだ!’と専ら食べるのみで雛人形をみようとか歌おうなんて気は全くない息子たちです。それでもひな祭りが近づくと、今年のメニューは何にしようかとあれこれ悩む私です。今年はちらし寿司の替わりに手まり寿司を作ってみました。見た目より簡単でおすすめです。私が楽しみにしているだけかもしれませんが、いくつになっても桃の節句はうれしいものです。

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ヘアスタイルを変えるとき   2007.2.28

こつこつ?伸ばしていた髪を切りました。昨春から月に一度行くカットでは毛先をそろえるだけにしてもらい、夏の暑さを乗り切り、アップ姿(なかなか似合うのでは?と自分勝手に解釈)は秋の定番のヘアスタイルになっていました。さらに先月はパーマをかけたにもかかわらず、バサリと切ることに決めました。髪振り乱している私を、髪が伸びたことにより自分ではっきりと自覚したのです。’あーこれではいけないわ。そぎ落とせるものは落とさないと’と。外見から入るタイプの私は切りたくなったら即実行。’まだ先月のパーマ(私は1年か1年半に1回衝動的にパーマをかけたくなるのですが、それがたまたま前回)が残っているけどいい?’と訊かれ’長い毛充分楽しんだから’と私。10センチ長さの髪がばさりばさりと落ちていくとさすがに少しせつなく(いい年してではありますが)なりました。ブロー後の私はそれなりに’これもけっこう似合ってるわ(自己満足)’。そして気持ちスッキリ!。店を出ると、軽くなった髪が立春の風にゆれて、軽やかに春を迎えられそうな気にさせてくれました。何か新しいことを始めるとき、気持ちを切り替えたいとき、髪を切るだけで自分が少し変わります。髪は長ければアレンジも楽しめるけれど、煩わしさのひとつになることもあり。子供たちは’ずいぶん切ったね。”長いほうが良かった?”どっちでもー(似合うよではなく、俺たちに関係ないよ)。’小さい頃は’母さん、髪の毛伸ばしてー’とせがんだのに。親離れの時期も近づいています。

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お気に入りのお茶 (ココア)   2007.2.14

寒くならないと飲まないもの、冷える朝には必ず飲みたくなるもの、それがココア(もちろんホット)です。子供の頃から森永のココアはありましたが、大学生になり、今まで飲んでいたのは調整ココア(ミルクや砂糖入り)で純ココアがあること、ココアの起源やメーカーにより違いがあること、ココアに砂糖とミルクを加えペースト状に練っていくのが本式の作り方であることなどを知りました。今まで調整ココアにお湯をジャーと入れていたのですが、きちんと作ると味が違います。そういうわけで、冷える朝には寒いのを我慢して子鍋にココアと砂糖を入れ、そこへ牛乳を少し入れてつやが出てくるまで練ります。きちんと混ざったら牛乳を少しずつ足しては混ぜ火にかけます。沸騰するまでの間、鍋の中をのぞき込みながら、無意識に鍋に手をかざしている私(ミニストーブみたいですね)、あふれる直前に火からおろし熱々を厚手のカップに注ぎます。あちちち!というほど熱々のココアを飲むと芯から身体が温まり、さらにまだ温もりのあるカップを両手でしばらく抱え込んでいられるのがココアの魅力です。  

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お掃除ロボ   2007.1.18

我が家のダイニングのエアコンがとうとう動かなくなってしまいました。LDKなのでリビングのエアコンだけでも暖かくはなるので、夫と子供たちは’冬過ぎてからでもいいんじゃない?’。しかし朝一番に起きて活動する身としては、この部屋のエアコンは早急欲しいところ。早速電気店に足を運びました。エアコンの進化とはすごい!私が気に入ったのはお掃除機能が付いているもの。通常は2週間に1回の掃除が必要なエアコン(初めて知りました)ですが、新機種では使用した都度、機械が勝手にフィルター掃除をしてくれ、しかも10年間持続とのこと。うちは専ら夫がエアコン掃除担当なので私は手を煩わせたことがないのですが、掃除をお願いする立場として、夫をいたわる?妻としてこのお掃除ロボ付きエアコンには一目ぼれ!即決してしまいました。夫はかつて東急ハンズまで行ってお掃除ロボットクリーナー(円盤状)を購入したにもかかわらず、新しいものの飛びついた私に’他のエアコンはどうせ掃除するから最新機能付きにしなくてもよかったのに。’と期待していた反応は無し(もっとも夫がお掃除ロボットクリーナーを買ってきた時はもっとあきれた顔の私でしたが)。さておき、新しく設置したエアコンはすこぶる快調。使用後のお掃除をしている音は’使ったらすぐ掃除してますよー♪’とハミングしているようにさえ聞こえます。対してお掃除ロボットクリーナーは?納戸に片付けてあります。なぜって、働いてもらうときには、お掃除ロボのために障害物がないように物を片付けないといけませんから。これじゃあねー。

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