2026.4.7 たった5分のめぐり逢い

地下鉄ホームの階段を下りたら、乗客が乗り込んだところ。

良くないけれど、慌てて駆け込み乗車。

座席に小さなスペースを見つけ、両隣に『すみません』と断り、お尻を置きます。

ほっと一息。

『あの~』

『えっ?』隣席の青年。

『これって、栄(駅)行きますか?』

『桜通線なので行きませんよ』

『ヤバい!どうしよう。間違えた』隣の友人らしき青年に伝えます。

『大丈夫です。久屋大通(駅)で名城線に乗り換えれば、一区で栄に行けますよ』

『ありがとうございます。久屋大通、久屋大通…気を付けとかないと…』

『大丈夫ですよ、久屋大通に着くとき教えてあげますから』

『良かった~俺、名古屋に来てまだ4日目なんすよ』

『まあ!それなら、わからないよね。どちらから?』

A(隣席)『山口!』

『(山口の名所を挙げながら…)錦帯橋には最近行ったわ。いい所だった』

A『そうっすよね。俺、地元岩国(錦帯橋の場所)なんですよ!』

B(Aの隣席)『俺は三重。県庁所在地だけど何もないっす』

『名古屋は大きいでしょ?』

A『はい、すごく人が多いです。俺、人多いの好きじゃないんで…(というか慣れていないんだよね、院長も田舎出身だからわかります)

ぶつからないようにしないといけないし』

B『津と全然違う』

A『物価もすごく高いです』

『例えば?』

A『カラオケ、地元600円くらいだったのが、名古屋だと2000円くらい』(まずカラオケが物価指数に関与するところが面白い)

学生さんかと思いきや、就職とのこと。

名古屋で1年研修を受けて、全国に配置されるらしい。

B『俺たち、上司にもう嫌われてるんですよ。』

『数日で?』

A『お前たちは、本当に役に立たんって言われるんです』

『ホントに?まだ役に立たないけど期待はしてると思うよ。昔のボスだから、今風に褒めてないだけかもね(パワハラになってしまう)。

毎日少しずつ出来ることが増えてくるから』

A『そうっすかね~?!』

『そうよ~絶対。簡単にやめようと思わないでね』

A『はい、止めないっす』

B『俺、将来会社を作りたいんです。だから、こうやって悩む経験(まだ数日だけど)も将来大事かな~って思って』

『そうよ、その調子。伸びしろすごくあるんだから、頑張ればきっと仕事も出来るようになると思うわ』

話は弾み、『次は久屋大通』のアナウンス。

『ここで降りて、栄・金山方面の名城線に乗り換えて。一つ目が栄だからそこで降りてね。行く先の方面間違えないでね。名古屋城に行っちゃうから』

A『ありがとうございます、頑張ります』

B『楽しかったです、大好きです!』

手を振ってバイバイ。

 

たった5分の時間が、その日一番良かった出来事になりました。

『大好きです』今風の若者はさらりと言うのか不明ですが、気持ちの良い言葉も嬉しいプレゼント。

 

院長も職場の長として、改めて、若い世代を理解しようとする態度を見せなければと思いました。

最近の管理職の心得には『おひたし』という言葉が。

怒らない・否定しない・助ける・指示する

そうは言っても『ほうれんそう』も大事。

報告・連絡・相談

 

昭和気質の院長には、少々苦手ではありますが、時代の変遷についていくことも大事。

『ほうれんそうのおひたし』

 

青年たちとのたった5分の会話が、上司の心得に派生。

出会いって面白い。

 

Aくん、Bくん、新しい世界に飛び込んだ若者たち、応援していますよ!

5分のめぐり逢いでちょっと心が軽くなればラッキー。

オバサン(院長)ウエルカムです。

クリニック裏手の桜

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