2013.11.5        病気自慢

ひとまわり年上の友人が同窓会に出席した時のこと。「病気自慢しよう」の呼び掛けに出て来る、出てくる。「胃癌ってつい最近言われて」と始まれば、「私は○年前に乳癌で手術したわ」「私は胃癌で胃をとったわ」「私は子宮癌で子宮とったわ」「ヘルニアでコルセット無しでは歩けないの」などなど、次々に病気の既往が出てきたそうです。一巡して言い出しっぺの人には安堵の表情が。自分だけがと思い詰めて気持ちが、他の人も色々あることを知ったことで受け入れられたのでは、と友人。診察の場で、治療に苦慮する病気や治らない病気を診断することもありますが、患者さんが病気を受け入れられるようケアするのもこれからの時代求められることだと思います。それでも界隈で病気自慢談義は弾むでしょうが。院長自身も最近友人知人との別れの言葉は「健康に気をつけようね」が定番になってきました。そのうち病気自慢も話題に上る日が…?

カテゴリー:公センセの日常の出来事
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