世界で一番好きなひとは?   2008.2.6

寝る前に、答えは決まりきっているのですが、「世界で一番好きなひとは?」と尋ねるのが習慣になっています。ベッドの中でこの答えを聞くと、まだまだいける!と思う私です。甘い言葉で「ママ!」と言ってもらうと、つくづく息子を産んでおいてよかったと思います。とはいうものの、まだ三人の息子が低学年だった頃までは、こんなにもてていいのかしら?と言うくらい激しく「ママ大好き♪」コールを三人から受けていたのですが、最近は期待に応えてくれるのは三年生の三男のみ。三男は末っ子で甘えん坊なので「ママ、いっしょに寝よー」。そこでいつものお決まりの問答が始まるわけです。少しは心優しい?次男は「世界で一番好きなひとは?」と聞くと「母さん!て言って欲しいんでしょー!?しょうがないなー。母さん!」。一方長男は「あほじゃない?何くだらんこといつも聞いとるの?」(しゅーんとしょげる私。)しかしそう言われつつも、一緒に寝たがる時もある(友達には内緒らしい)6年生なのでまだ母への愛?を受け止めてあげています。いよいよ思春期に入れば、もう甘いせりふも抱擁もなくなるでしょう。今までの息子たちとの甘美な思い出を大事に胸に秘め(今後いっしょにお風呂に入ったり寝たりしてくれる機会は私が老婆になってからくらいでしょうか?)、はたから見たら息子命!に思われないよう少しずつ子離れをしていかねばと思いつつも、もうしばらく「世界で一番好きなひとは?」を問う愚母な私です。

カテゴリー:公センセの家族・恩師・友人など
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