プレゼント  2011.5.2

往診先から帰るとき、認知症の患者さんが、庭先で花を摘んで「先生に」とくださいました。思いもかけないプレゼントは、今花瓶から小さな幸せを放っています。5月です!。2カ月ぶりにマスクを外しての診療を再開しました。自身の花粉症のためやむを得ずでしたが、やはりマスクがないと患者さんとの距離はぐんと近くなります(マスク越しのアイコンタクトだけより)。私もいただいたお花のよう(無理がありますが)に、患者さんに小さな幸せ(笑顔と安心)をお分けできたらと思います。

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原発再考   2011.4.26

チェルノブイリ原発事故が起きて4月26日で25年になるそうです。25年前は、世界のどこか遠くで起きた事故という世間知らずの大学生でした。その時代に比べると、今は地球規模の情報もより身近でより共感できるようになり、学生たちの意見も活発です(先日のNHKの敬愛するマイケル・サンデル教授の日米中国中継の講義を見て)。世界規模で原発を再考する動きが顕著です。4月26日から5月1日まで名古屋市民ギャラリー栄(中区役所ビル8階)で‘チェルノブイリ25年の軌跡’写真展が開催されます。まず知ることから始め、学び、自分なりの原発についての考えを持ちたいと思います。ようやくスギ花粉から解放され、そろそろ思考を開始出来そうです。

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震災から1カ月   2011.4.11

昨夜は選挙会場への道すがら、短い時間ですが扇川の夜桜を楽しみました。さて今日で震災から1カ月。新聞の被災者の声は日に日に希望に満ちた声になっていることが幸いです。その中で宮城の男性(魚仲買人)の声より一部抜粋:「大事なのはやる気だべ。ここからはい上がる人も、落っこちる人もいる。でも、わしらはひとりじゃねぇっちゃ。自然もすごいけど、人間もすごいっちゃ。必ずここを元にもどしてやっから。」頑張ろう日本!頑張れる日本!

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復興の桜  2011.4.4

扇川沿い(当クリニックの裏手)の桜が開花しました。先月啓蟄を迎えた時も春を意識したのですがまだまだ寒く、やはり桜こそ春の王道です。仙台の友人の子供さんも今週新学期が始まるそうでほっとしています。桜にまつわる思い出は日本人なら誰でも何かしら持っているもの、特に今年は復興の桜として被災地の方々には希望を与えてくれるものと信じています。東北はもう少し開花は先になりますが、必ず花開きますから!

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地震の後で   2011.3.28

未曾有の大地震ですが、少しずつ明るいニュースも届きほっとしています。1981年の濃尾地震の爪痕である根尾谷断層を見に行ってきました。100年以上たった今も上下に最大6mずれた断層面は天災のすごさを見せつけています。また地震断層観察館では当時の様子も知ることができます。こののどかな田舎の風景からは信じられません。ましてや今の神戸は震災当時からは想像できないくらいです。私たちは復興させる力を持っています。どん底からも立ち上がれるのが人間だと強く思いました。ローカルな樽見鉄道で往来の景色を眺めながら、考えたり、和んだりした1日でした。

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思いやりは見えるね   2011.3.22

東日本大震災以後、テレビに食い入る日々が続いています。被災地の方々、救助救命支援に当たる当地の方々の姿に画面を通して心から応援するしかないのですが。民放のCMもACによるものになり、‘心は見えないけれど、心遣いは見えるね’‘思いは見えないけれど思いやりは見えるね’のフレーズが繰り返し流れています。普段テレビはほとんど見ない(もちろんCMも)私ですが、このようなCMこそ今の私たちへのメッセージだと受け取っています。

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お見舞い申し上げます   2011.3.14

東北地方太平洋沖地震により被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。個人的にも人ごとではなく、仙台の友人の安否が気になっていましたが、翌朝やっと連絡が取れ無事が確認出来ました。どれだけ文明が栄えてもどうすることも出来ない天災。幸いにも被災を免れた私たちがすべきことは、量や質の多寡にかかわらず物理的にも精神的にも応援すること。一人ひとりの力は微力でも日本国民全体の力は大きいはず。当たり前に思っている、生かされている有難さに感謝して。

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バレンタインデー   2011.2.14

バレンタインデーですね。この時期中高生の女の子たちが製菓材料を手にしてレジに並んでいます。意中の人用だけでなく友チョコ用でしょうか。私も20代まではお菓子作りに凝り、お菓子本も何十冊も買い、パンやケーキ教室にも通ったほど。しかし今は手作り品に対する思いは冷めて(もちろん日々の食事は作りますが)、お楽しみのモノ、とっておきのモノは自分では到底真似できないモノになりました。これも年を重ねて眼も舌も肥えて様々な体験をしたからこそ?それともアラフォー世代の特徴と言ってしまえばいいのでしょうか?

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フェイスブック   2011.1.31

10人に1人が参加しているという「フェイスブック」が気になり、映画ソーシャルネットワークを見、「フェイスブック 若き天才の野望」(デビット・パークカトリック著)を読んだところです。大学内で始まった交友サービスが、反政治運動を世界で引き起こすまでの社会的影響力をもたらすネットワークの大きさに広がったことは驚きです。しかし、実名、自分の表裏を出すことを前提としたこのシステムで、果たして友人知人を作りたいかと自分に問えばNO。本音と建前、公私があるから透明性がないとは言い切れないし(若い時はこれが矛盾だと悩んだので若者には受けるのかも)。ネットより日々の患者さんとの出会いや会話のほうがはるかに私の生活を生き生きとさせてくれます。

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2011年の初めに   2011.1.4

新しい年がスタートしました。今年の決意は大げさすぎず昨年からの続きで小さな変化を積み上げていくつもりでいます。例えば、エクササイズ面では、エアロバイクの重量負荷を昨年より1kgアップ、腹筋を10回増やすなど早速元旦から実行。その他、日課や趣味にしていることに少しだけ負荷をかけることにしました。もちろん体調、年齢と相談ですが。知力、気力、体力とも充実させてこそ良い診療に還元できるとスタッフ一同信じています。今年もよろしくお願いいたします。

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