3月24日 メガネと点眼薬で目を防御

NPO法人花粉情報協会理事の橋口一弘さんは「予防と症状の緩和にメガネが効果的」と指摘する。

普通のメガネだと半分から約3分の1に、花粉対策使用のメガネでは約6分の1に花粉の付着量が減る、とする研究結果もあるという。

 

ただ、花粉飛散のピークに入り、症状が重い人も少なくないだろう。

点眼薬も医療用成分を含む一般薬が目立ち始め、セルフメディケーション税制で購入額によって医療費控除が受けられるものもある。

 

メガネや点眼薬を用いてアレルギー症状を緩和しましょう。

 

(3月24日 朝日新聞)

3月24日 診察時 発達障害伝えるべきか?

小学三年生で自閉症スペクトラム障害(ASD)の息子がいる岐阜県の女性。

小児科でインフルエンザの検査を受けた際、息子が過去の嫌な記憶を思い出し、うずくまって抵抗して医師を怒らせた。

女性は受診前、息子に障害があることを医師に伝えなかったが、「診断されたばかりで、息子がこんな反応をするとは想像できなかった」と説明した。

この対応に「先に伝えておくべきだったのでは」との意見が多く寄せられた。

 

三重県の女性職員は、

「障害を知らずに接している人間が『なぜだ』と思うのは仕方のないこと。

きちんと話す事で理解してもらえる。

まずはお母さんが障害を受け入れ、周りの人たちに協力を求めて。」と訴えた。

 

障害者医療費の助成を受けていれば医療証で障害を知らせる事が出来る。

対象とならない患者も多いが、患者の特徴や配慮してほしいことを伝えるカードを作る取り組みも。

愛知県は「受診カード」を作りホームページからダウンロードできる。

名古屋市も「受診サポート手帳」を配布している。

 

(3月20日 中日新聞)

3月24日 子どもの網膜色素変性症

どんな病気?

網膜色素変性症は「視細胞」が変性し機能しなくなる病気です。

暗い所で見えにくくなり、視野が狭くなっていきます。一般的に症状はゆっくり進み、やがて視力が下がります。

原因は視細胞の構造や機能を持つ遺伝子の異常です。

必ず遺伝するわけではなく家族に患者がいない人もいます。

 

治療法は?

進行を止める治療法はありません。

暗順応改善薬が使われたりビタミンAやE、DHAが良いと言われたりしますが、効果は科学的に十分確認されていません。

新治療としてiPS細胞から視細胞を移植する研究の開始が検討されています。

 

日常生活で注意することは?

日常生活においては、緑黄色野菜や青魚を中心とした食生活を心掛けるのが良いです。

強い直射日光に当たると変性の進行に影響があると考えられますがあまり神経質にならず、子どもの場合は野外での遊びや海水浴などを制限する必要はありません。

特別に扱わず心の成長を優先させてあげてください。

 

(3月14日 朝日新聞)

3月20日 花粉症って、風邪とは違うの?

花粉症は「アレルギー」の一種です。

外から来た花粉を体が追い出そうとして、抗体というたんぱく質を作り、体内でヒスタミンなどの化学物質がでます。

この化学物質がくしゃみや鼻水、目のかゆみなどを引き起こします。

 

花粉症の薬は、抗体によって出てくる化学物質の働きをじゃまして、症状をおさえています。

症状は軽くなりますが、残念ながら完全には治りません。

マスクをつけたり、メガネをかけたりして、花粉が鼻や目になるべく入らないようにする事が大事です。

また、体調管理のためにバランスのいい食事を取り、よく寝て、規則正しい生活を送る事も大切です。

 

(3月10日 日本経済新聞)

3月20日 鼻パッドなくても安定感

通常眼鏡は耳と鼻で固定します。

そのため、しばらくかけていると、鼻にパッドの跡が付いたり、お化粧が落ちてしまいます。

また、顔の皮脂が鼻パッドを伝ってレンズ汚れの原因になる欠点もあります。

 

福井県越前市のメガネメーカー・ブリッヂコーポレーションは、そんな不満を解消すべく、鼻パッドのない眼鏡を開発しました。

「ネオジン」のブランド名で展開する製品のフレームには、鼻パッドの代わりに頬骨に当たるパッドがついています。頬骨と耳で眼鏡を支えるのです。

 

通常の眼鏡は40種類以上、可視光線透過率18%と36%のサングラスは4色展開。スポーツ用サングラスも販売しています。

 

(3月5日 朝日新聞)

3月5日 どういう仕組みで老眼になるの?

年をとるうちに近くのものは見えにくくなります。

40代ぐらいから見えにくくなる人が多いです。

瞳の奥に、水晶体と言って、カメラのレンズのような役割をする部分があります。

近くを見る時は、水晶体が厚くなり、遠くを見る時は薄くなって、奥にある網膜にうまく焦点を合わせるようにしています。

老眼は、水晶体が老化で硬くなってしまって、厚くならなくなり焦点がずれてしまう状態です。

 

なんとかピントを合わせようと、水晶体を調節する毛様体筋という筋肉が一生懸命働くので、体に負担がかかってしまいます。

肩こりや頭痛、ひどい時には吐き気を感じる人もいます。

他の病気が原因でないか、お医者さんに一度診てもらうのが良いでしょう。

 

(3月3日 朝日新聞)

2月26日 ペットとのスキンシップはほどほどに

猫から「コリネバクテリウム・ウルセランス菌」に感染したとみられる福岡県の60代の女性が亡くなった。

この感染症は、猫や犬のくしゃみや鼻水などからうつる。

 

こうしたケースはまれだが、猫や犬から移る病気は他にもたくさんある。

最近は、かまれたり、ひっかかれたりするだけでなく、動物が持つ菌を口や鼻から取り込んで感染するケースにも注目が集まる。

室内飼いが増え、猫や犬にキスをしたり一緒に寝たりする人もいる。

 

獣医師の荒島康友・日本大学医学部助教は「どんなに清潔にしていても動物の体液や排泄物には菌がいる。そのことを理解した上で接することが大切だ」と指摘する。

 

(2月23日 中日新聞)

2月26日 色弱者対策 県が本腰

先天性の色覚障害の人は国内で、男性の20人に1人、女性は500人に1人の計320万人ほどいるとされる。

 

加齢により目の水晶体が濁り、見えにくくなる白内障や視野の一部が見えにくい緑内障、視野がぼやけて見えにくくなる弱視などを含めると、色の見え方で悩んでいる色弱者は身近にも多くいる。

 

愛知県は、特定の色が見えにくい色覚障害や視界がぼやける白内障などの病気を抱える色弱者への対策に本腰を入れる。

 

標識や資料、地図などを、色弱者でも見やすい色使いやレイアウトに変えることを推奨するガイドブックを作製。

 

色の使い方に配慮した社会づくりを呼びかけるセミナーも開催する。

 

(中日新聞 2月17日)

2月26日 花粉対策には初期の受診を

今年も、花粉症の人にはつらい時期がやってきました。

今季のスギ花粉の飛散量は、全国で昨年を上回る予測です。

 

花粉症対策に有効なのは、「初期療法」。2月中旬からでもまだ間に合います。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ…。どの症状がどの程度ひどいかで、治療法やお薬も変わってきます。早めにお医者さんに診てもらいましょう。

 

普段の対策としては、

・マスクは顔にきちんとフィットするサイズのものを。

・服は表面のツルツルしたものを選び、帰宅の際には払い落して。

・ペットについた花粉にも要注意。

・床掃除には水ぶきやモップ掛け。

 

…などなど。早めの対策と工夫で、春を迎えましょう!

(2月17日 朝日新聞)

2月14日 子どももツライ 花粉症

花粉症はアレルギーの一種です。

最近は低年齢化しているとみられ、3歳前でもなる子が増えています。

食の欧米化や、昔の木造住宅に比べて通気性の悪い住宅構造などが影響しています。

 

アレルギーを根本的に治す薬はありませんが、症状を軽くすることは可能です。

小さい子が服用できる薬もあります。

花粉の飛散が本格化して症状が出る前に服用する事が大切です。

 

症状を抑える対策としてはまずは睡眠。

特に起きる時間を一定にして自律神経を整えることを心がけます。

アレルギー反応を起こしにくくするため、バランスの良い食事で腸内環境を整える事も大事。

花粉との接触をできるだけ避けることも大切です。

 

目をかゆがる子どもは多く、花粉の粒子がついたままこすると傷つけてしまいます。

目を洗ってから、目薬をさすようにしましょう。

 

(2月10日 朝日新聞)

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