6月8日 はやり目に要注意!

はやり目は感染力の強いウイルス性の病気です。

感染すると一週間ほどの潜伏期間を経てかゆみ、充血、めやに、リンパ節の腫れなどが現れます。角膜まで炎症が広がる場合もあるので、早期の診断・治療が大切です。眼科では綿棒で結膜をこすり、数分で診断できるところもあります。

初夏からの流行が多いですので、これからの時期結膜炎症状の患者さんにはゴム手袋を付けて診察を行うことがあります。感染防止のためご理解くださいね…。

(5月31日 中日新聞)

6月8日 褒めて育てる盲導犬訓練

目の不自由な人の歩行を助ける盲導犬。

名古屋市港区の中部盲導犬協会では、1~2歳の約30頭の犬たちが暮らします。彼らを盲導犬へと育てる盲導犬訓練士は、一体どんなトレーニングをしているのでしょう?

 

武重良太さん(中部盲導犬協会)は、4頭の犬を担当する訓練士。それぞれの犬を毎日30分ずつ訓練しますが、性格の違う4頭の成果をどうあげられるか考える日々です。

訓練を約1年間続け、盲導犬として送り出せるのは10頭のうち3頭ほどの難関なのだそう。

「ストップ。座れ。」訓練犬のクッキーに指示を出す武重さん。クッキーがピタッと止まり座ると、「グッド、グッド、グッド」といってクッキーの顔を何度もなでます。

「一つの指示に従うたびに褒め、楽しく訓練するためです。人間も褒められるとうれしいのと同じ。」

 

街で働く盲導犬。思わず褒めてあげたくなりますが…彼らはお仕事中。「話しかけたり触ったり、じっとみたりしない」よう、武重さんも呼びかけます。盲導犬は賢いけれど、人間と同じようには言葉を話せません。彼らとの接し方を皆に伝えることも、訓練士の大切な役目なのです。

(5月22日 中日新聞)

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