5月17日 レンズの色で健康に!?

愛知県岡崎市のメガネレンズメーカー、東海光学が10日に女性用サングラスを発売。名付けて「美美Pink(ピンク)」というこのサングラスは、ピンク色のレンズを通した光の波長が月経や更年期障害による気持の浮き沈みを軽減するといい、事前予約は500本をこえるなど早くも注目を集めています。

 

製品を企画したのは女性社員による開発チーム「女子開(じょしかい)」で、不眠障害やうつ症状に施されている光を使った治療法を参考に、太陽光に近い波長が体を整えるのでは?と臨床試験を実施。

神経内科医にも協力を依頼し、さまざまなカラーレンズを試作・検証した結果、最も有効性が高かったのがピンク色のレンズで、その後も色の調整を重ねました。

35~55歳の健康な女性を対象に行った実証実験調査では、美美Pinkを1日のべ3時間、1か月間毎週5日以上装用してもらったところ、装用前と比べ気持ちが前向きになり、疲れやイライラ感の減少が認められたといいます。

 

今後は臨床結果をもとに特許出願や学会発表を目指すそう。

“女性の美と健康”をテーマに開発されたサングラス、注文は同社ホームページから。

(5月11日 中日新聞)

5月17日 子どもの斜視Q&A

Q.斜視って?

A.両目の視線が同じ向きにならないことです。子どもの約3%にみられ、生まれつきのものもあれば、目や脳の病気から起こるものもあります。多くの場合、目の位置のずれや視力を調べる検査で診断できます。

 

Q.視力への影響は?

A.両目が交互にずれる場合あまり影響しませんが、片目だけがずれる場合はずれる側の視力が発達しにくくなり、生まれつきの場合は両目を同時に使う機能が発達しないことがあります。

 

Q.治療法は?

A.遠視が強い・左右の視力が違うなどの場合は、視力を矯正する眼鏡をかければ治ることが多いです。光を屈折させ見やすくするプリズムレンズの眼鏡で治す方法や、目薬で調節機能を弱めて目の位置を治す方法もあります。これらの方法で改善されなかったり目のずれが大きかったりする場合は、目の筋肉をずらしたり短くしたりする手術で動きを調節します。

 

斜視には自然に治るケースもありますが、お子さんの目に異変を感じた場合はまず近くの眼科専門医を受診しましょう。受診の際、目がずれているときの写真などがあれば持参すると参考になります。

(5月11日 朝日新聞)

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