2月19日 健康天気予報が充実!一度参考にしてみては。

天気と健康の関わりをテーマにした「健康天気予報」というサービスをご存知でしょうか。インターネットや携帯電話から気軽にアクセスできるので、一度参考にされてもよいかもしれません。

たとえば、2月は気温が低く日照量が多いため、ぜんそくの人ならば安静にすることを呼び掛ける記事が掲載されています。これは、実際に2月に夜間緊急外来が増加しているデータを元にして作っておりなかなか説得力があります。

今後はさらなるデータの蓄積と分析に力を入れていくとのこと。病気の予防や体調管理において、より信頼性の高い期待できるツールに成長することが望まれています。

(日経新聞:朝刊/2012年2月19日)

2月19日 マスクや眼鏡で花粉を大部分カット!?

ちょっと意外かもしれませんが、身近にあるもので花粉を対策できるかもしれません。実験によると、マスクと眼鏡を着用するだけで、鼻が吸い込む花粉の数は約7割削減!目の粘膜内の花粉の数も約4割削減!

これが花粉用のマスクと眼鏡になると効果はさらに高まり、鼻で8割強。目の粘膜内で6割強減らせることが分かりました。症状が出始めたら、すぐに着用するようにしましょう。また、予防を徹底しても花粉を完全には排除できませんから、すぐに病院に行くことが何よりも大切です。

(日経新聞:朝刊/2012年2月19日)

2月14日 子どもの近視とは何でしょう?

視力が正常であれば、目に入った光が網膜の上できちんと像を結びます。近視は、網膜の手前で像が結ばれ、ものがぼやけて見える段階です。眼球の奥行きが標準より長く伸び、ピントが合わないのが強度近視です。

近視の要因は、近くで細かいものを見る頻度や、遺伝などが挙げられます。成長期に近視が急に進んでも、20代で止まるのが一般的です。ただ、40代以上になると網膜が引っ張られて薄くなり網膜はく離を起こす可能性が高くなるので注意が必要です。

近視を元に戻すことは不可能ですが、屋外で活動する時間を増やし、長時間のテレビゲームを控えることで近視を進みにくくできます。また、適度な度数のメガネをかけることも大切です。

(日経新聞:2月14日)

2月1日 花粉症、症状なくてもご用心!?

花粉症は国民の4人に1人が発症しているとされ、ここ10~20年間の間急激に増加しています。

その要因の一つは、人工林の成長に伴う花粉の飛散量の増加。18年ほど続くとされています。

花粉症の発症は、遺伝や環境要因も関係します。両親がともに花粉症だと発症率は6割ほど。片方の親だと4割ほどです。両親が花粉症でなくても、2割の子供は花粉症を発症します。また、中高年になってから症状が出る人も。食生活や居住環境、喫煙などの環境要因が関与しています。

今年の花粉の飛散量は例年よりもやや少なくなると予想されていますが、油断は禁物です。

昨年症状が出なかった人も多量の花粉により、異物を認識するとつくられる抗体ができた可能性があります。これは、花粉症が起きる最初の段階です。

(日経新聞:2月)

12月20日 ものが二重に見えたら「複視」かも?

片目では普通に見えるのに、両目だと二重になる――こんな事はありませんか。
これを、「複視」といい、片眼複視と両眼複視があります。両眼の場合は片目でも二重に見えます。眼球を動かす神経や筋肉の異常が原因です。

☆神経異常…神経回路の中に腫瘍や動脈瑠があるケースが疑われる。
        または、糖尿病による神経障害など。

☆筋肉異常…甲状腺機能異常など、神経と筋肉の信号伝達異常であるケースが疑われる。

まぶたが下がったり、読書やテレビを見ているときに複視が強まるようなら注意が必要です。
このほかにもさまざまな原因があるので、神経内科を受診して原因を特定しそれに対応した治療をすることが大切です。

(日経新聞より抜粋)

11月30日 加齢黄斑変性は、早期発見で改善できる!

高齢者を中心に、大幅な視力の低下をもたらす加齢黄斑変性。
インターネット上で、「中途失明の主な原因」などと紹介されており、ショックを受ける方も多いとか。

しかし、これは誤解であり、完全に見えなくなることはほとんどありません。
しかも軽いうちであれば、日常生活で困ることも少ないのです。

加齢黄斑変性には「委縮型」と「滲出型」があり、日本人は後者が多いとされています。
「委縮型」は、黄斑の視細胞が加齢で死滅するタイプのこと。
「滲出型」は、老化により黄斑部の網膜の裏側に新しい血管が生えて起きるものです。
※新しい血管は破れやすく、
 血管内の成分が滲み出て網膜が内側に膨らみ、物が歪んで見える。

近年では「滲出型」の治療法の進歩が目覚ましく、
2008年には効果の高い薬による治療がスタートしました。
治験によると、投与1年後には視力の維持だけでなく3割が改善していたことも!

早く気付き、ひどくなる前に治療を受けることが何より大切だと言えます。

(日経新聞より抜粋)

11月22日 目ヂカラメイクにご用心

目元を強調する「目ヂカラ」メークによるトラブルが増えているようです。

目の際ギリギリまでアイラインやアイシャドーを塗り込む方法は、
しっかり落とさないと炎症のもとになってしまいます。

「目が痛い」「ごろごろする」といった相談が、
国民生活センターにも年々多く寄せられるようになったとか。

まつ毛の生え際より内側の粘膜に、
落とし切れていないメークの汚れが転々と残って目に異物感を与えたり。
つけまつ毛が角膜に無数の傷をつけていたり。
接着剤による炎症も増えているようです。

異常があれば早めの受診をおすすめします。
また、過剰なメイクは角膜炎やドライアイをひきおこすので、控えたほうが無難でしょう。

(日経新聞より抜粋)

11月18日 未熟児網膜症の治療法

今日は、治療法の進化している未熟児網膜症についてご紹介します。

【どんな病気?】
目の構造をカメラに例えると、フィルムにあたる網膜の血管の発達が途中で止まり、
その先端に「新生血管」という異常な血管が伸びる病気。
この血管が伸び過ぎると失明しかねない。

※母親の腹にいた期間が28週未満、1千グラム未満の子の8割が発症すると言われる。

【治療法は?】

◆レーザー(光凝固)
└→網膜を焼き、異常な血管の発生をおさえる。

◆強膜バックリング
└→眼球の外側にシリコンをあて、異常な血管の勢いを抑制する。

◆硝子体手術
└→異常な血管からできた膜を切り取る。
   または、異常な血管の足場となる硝子体の繊維を切り取る。

◆抗VEGF抗体治療法(現在研究中)
└→異常な血管を発生させる物質の働きを防ぐ
※アメリカではレーザーより有効とする臨床試験の結果が発表されたが評価は二分。
 日本では国内数か所で治療法が実施されているが、知能や心身の発達に対する
 影響がまだはっきりと分かっていない。今後、治療に使う薬品の量を確立する構え。

★以前は重症だと明暗が分かる程度しか視力が得られなかったが、現在は治療法が進化し
  日常生活に支障をきたさない程度の視力になる子供が増えている。

(日経新聞より抜粋)

11月9日 翼状片はどうすれば?

今日は、翼状片についてご紹介します。

【どんな病気?】
白目の表層にある結膜が黒目(角膜)との境界を越えて侵入して起こります。
――※先端部分に引っ張られて結膜が伸びる形が、
     鳥が片方の翼を広げたように見えるために翼状片と呼ばれています。

【どんな症状?】
目の内側の違和感、充血が主です。
ただ、伸展してくると瞳孔から入る光を遮り、角膜の不正形を起こして強い乱視となります。

【どう対処すればよい?】
病院では、

さほど伸展がない場合は「副賢皮質ホルモン」剤の点眼で違和感を抑えます。

翼状片が伸びてきたら手術を勧めますが、どの時点かは医師により判断が異なります。
また、患者の年齢や意向、翼状片の状態によっても異なります。

再発が最も大きな問題で、手術と再発を繰り返すと目の動きが悪くなったり、
まぶたが変形するケースもあります。特に30代や肉厚の翼状片などは再発のリスクが
高いと考えられ、伸展の度合いだけでは決まらない場合もあります。

ひとりで「手術しかない‥」と考える前に、もし違和感を感じたらまずは受診を。

(日経新聞より抜粋)

11月9日 ルテインで視界のゆがみを食い止める?

ものがゆがんで見えたり、視野の中心がぼやけたりすることはないですか?
もしかすると、失明のリスクが潜んでいるかもしれませんよ‥‥。

近年、視野の中心がぼやけたり、暗くなったり、歪んで見える
「加齢黄斑変性」という病気がとても増えているのです。

これは、目の網膜の中心にある黄斑に異常が起きて起こるもの。
まず、①網膜とその奥にある脈絡膜の間に老廃物が溜まる
    ②慢性炎症が続く
    ③脈絡膜の毛細血管から新しい血管が出て黄斑に異常を起こす。
   ‥という流れの「滲出型」というタイプが日本人には多いようです。

高齢化や食事の欧米化に伴って増えているこの病気、
50歳異常の約1%の割合で発症し、失明原因の4位となっているそう。
何か防ぐ手立てがないか、日々研究が進んでいるようです。

近年、効果が期待され注目を浴びているのが「ルテイン」です。
黄斑には緑黄色野菜に含まれるカロテノイドの一種であるルテインとゼアキサンチンが
多く存在し、これらが新生血管を生じさせるのを防ぐと考えられています。

ルテインはほうれん草などに含まれていますが、手軽にとるならサプリメントも効果的。

慶応義塾大学医学部では、「緑黄色野菜を含むバランスの良い食生活と禁煙。
                  外出するときは帽子と遮光眼鏡をかけたほうがよい」と
加齢黄斑変性の予防を呼び掛けています。

(日本経済新聞より抜粋)

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