3月4日 ご存知ですか!? レーシック後の注意点

▼レーシック手術とは?

角膜の中央部分をレーザーで削ってカーブを変え、近視などの屈折異常を矯正します。

眼鏡やコンタクトレンズから解放される利点があります。

しかし、中には「過矯正によって遠視になった」「眼精疲労がひどい」「目の痛みが出た」といったトラブルも報告されています。

受けようと考えている人は、これらを解説した消費者庁の「リスクの説明を十分受けましょう!」という文書を読んでおくべきです。

また、日本眼科学会の「屈折矯正手術のガイドライン」では、学会認定の眼科専門医が行うことや手術を受けられるのは18歳以上などと定めています。

専門医の有無が重要で、学会のホームページで地域の専門医を探すことができます。

 

▼ 手術の費用は?

公的医療保険は使えないので、医療機関によって差があります。

両眼で10万円弱から50万円以上までさまざまです。

 

  • 注意点は?

※レーシック手術を受けても45歳前後から老眼が始まります。一生眼鏡から解放されるわけではありません。

※季節によって視力が変わることもあります。空気が乾燥する冬に視力が低下するのは、目の表面が乾くドライアイの影響と考えられます。レーシック手術後にドライアイが悪化するという方も。

そういった場合は、まず点眼薬で治療を行います。改善しなければ、涙が鼻へ排出される目頭付近の出口を栓でふさぐ「涙点プラグ」という治療をします。

レーシック手術後、さらに快適に過ごすには眼科の定期検査をきちんと受けることが大切です。

 

(朝日新聞 2月24日)

3月4日 白杖は凶器?疑問の声

『明らかな差別だ』『白杖は体の一部』と抗議するのは名古屋市の障害者団体、愛知障害フォーラム。

昨年、視覚障害者13人らが愛知県議会本会議の傍聴に訪れた。全員白杖が欠かせないが、係員から「着席後は折り畳み式の杖はカバンにしまい、カバンに入らないものや直杖は係員に預けて欲しい」と求められた。県議会の傍聴規則では、杖や傘は投げ込まれたりすれば“凶器その他危険物”になり得るとして持ち込みを禁止しているのだ。この日は全員折り畳み式だったためカバンへしまって傍聴したが、直杖の愛用者も少なくない。『トイレに立つ時や緊急時はどうなるのか』『白杖は目と同じ。社会参加に絶対必要だ』との声が上がり、同団体が議会事務局へ改善を申し入れた。

白杖の持ち込みについては県と市・参議院衆議院などで対応が異なっているが、中部各県と名古屋市を含めたほとんどは「必要なもの」として携帯を認めている。県議会事務局でも「議長への許可申し入れがあれば持ち込みを断ることはない」としている一方、抗議者は『許可が必要であること自体が問題』と語っており、規制や差別問題の見直しが迫られている。

(2月24日 中日新聞)

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