3月4日 肩こり、原因は視力にも?

つらい肩こりを何とかしたいと思ったとき、マッサージをするという人も多いのではないでしょうか?それもひとつの方法ですが、専門家によれば「肩こりは元をたどって改善することが大切」なのだそうです。
肩こりの元の改善として、腹筋の強化や肩甲骨の運動、睡眠不足の解消も挙げられますが、目の疲れを解消することも効果的です。

眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていないことが原因で、肩こりになる人も多いのだそう。
例えば、遠くばかり見えるレンズを使ったり、加齢で老眼が進んでいたりすると、近くのものが見えにくくなります。その状態で手元を見ると、何とかピントを合わせようとして副交感神経が刺激され、血流が低下。その結果、目に疲労物質がたまり、肩の筋肉の温度も下がって肩こりにつながるのです。

普段、眼鏡をしていても手元を見るときはという人は、遠くばかりがよく見えているという証拠です。早いと感じるかもしれませんが、30代半ば過ぎから老眼対策を意識しましょう。理想は、遠くから手元まで自然に連続的に見えること。自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことも大切です。
また、目が疲れることを避けるために度数を弱め、遠くが見づらい状態も目に負担がかかります。
負担が少なく、ちょうど良い度数を探るには、やはり眼科を受診し検眼した上で、眼鏡やコンタクトレンズを作成することをおすすめします。

 (日本経済新聞 2月22日)

2月26日 花粉の時期もグッスリ?お布団お手入れ法

花粉の時期のお布団干し。外に干せず部屋干しでも、効果的にお手入れ出来る方法をご紹介。

*椅子やソファを利用する
湿気がこもらないよう広げて干し、背もたれをうまく利用して椅子と布団の間に隙間をつくるのがコツ。

*家電を有効利用
エアコンの除湿機能を使ったり扇風機を当てたりして湿気をとばし、花粉やホコリ・ダニは掃除機に専用ノズルを取り付けて吸い取る。
羽毛布団は、定期的にキルティングの縫い目や縁のホコリをタオルでから拭きするのがお勧め。

ベッドの場合も、起きてすぐ掛け布団を伸ばさず敷布団の湿気をとばすなど、日常の習慣
でお布団に差が出るそうだ。花粉のこの時期、気持ちのいいお布団で快適に乗り切りたい。

(日経新聞 2月22日)

2月10日 春のおでかけ、これで花粉もこわくない!?

▼マスクをつける
目と鼻に入り込む花粉を減らすには、眼鏡とマスクが効果的です。
目に入る花粉の量は、カバーがついた花粉症用の眼鏡をかけると約65%減り、普通の眼鏡でも45%減ると言われています。
また、マスク選びの重要なポイントは顔にフィットするマスクを選び、ピッタリとフィットさせること。
香りや保湿付きといった高機能なマスクも増えているので、数点試してみて自分にあったものを見つけてみましょう。

▼静電気が起こらない着合わせを
一般的に毛羽立ちが多いウール類には花粉がつきやすいとされています。静電気はプラスに帯電しやすい繊維(レーヨン、ウール、ナイロン等)とマイナスに帯電しやすい繊維(アクリル、ポリエステル等)が擦れ合うことで発生しやすくなります。
専門家によると、外出時の服はなるべくつるりとした素材で、袖口や裾に折り返しがないデザインがおすすめだそうです。
また、洗濯時に柔軟剤で仕上げたり、スプレー式の静電気防止剤を使うのも効果的です。

▼外から戻ったら、手洗いうがいを
通勤、通学で外気に触れ、職場や学校に着いたときはまず洗面所に向かい手洗いやうがいで花粉を洗い流しましょう。
また、花粉症患者が持ち歩くと便利という声が多いのは、飲み物とアメ。鼻づまりなどで口呼吸になり口が乾いてしまった時の強い味方になってくれます。

(朝日新聞 2月3日)

2月3日 色覚の特性、気づかずトラブルも

特定の色が見分けにくいという先天的な色覚の違いを自覚しないまま進学や就職の時期を迎え、トラブルに直面するケースが相次いでいる。学校での色覚検査が中止されて10年。
受診経験のない人が増えていることが理由だ。

眼科医会によると、中高生のうち受診まえから症状に「気づいていた」のは約5割。受診のきっかけの大半は進学や就職だという。
文科省は2003年度から小学校での一斉検査を取りやめたが、「検査がなくなったことを知らない保護者が多く、現状を周知する」のを目的に、希望者には学校で検査したり、眼科を勧めている動きも増えている。
このような動きに対し、日本色覚差別撤廃の会の井上会長は「色覚の異なる子への偏見を生み、就職制限につながってきた学校での検査は本当に必要か。」と複雑だ。
「色覚の特性を『異常』と切り捨てるのではなく、ケアや情報提供の体制づくりが重要」と指摘するのは、NPO法人「カラーユニバーサルデザイン機構」。
トラブルを防ぐためには、まず色覚の特性に関する積極的な周知を図ることが必要。
そのうえで、本人が進路選択の前から特性を知るとともに、周りも色覚への理解を深めることでトラブルに困る人も減るのではないだろうか。

(日本経済新聞 1月29日)

1月20日 2014年、花粉飛散はいつから!?

日本気象協会(東京)は15日、今春のスギ花粉の飛散開始はおおむね例年並みか遅く、九州と東海では2月上旬から花粉シーズンに突入するとの予測を公表しました。スギとヒノキの花粉飛散量は、2013年と比べ全国的に少なく、東海地方は「非常に少ない」とのこと。

協会によると、気温が低いとスギ花粉の飛散開始遅れる傾向がありますが、寒い日が続いても、急に気温の高くなる日があると予測よりも早く飛び始めることがあるそうです。

今後の花粉情報に注意し、早めの花粉対策をとることをお勧めします。

1月16日 中日新聞

12月24日 アプリ活用で、誰でも楽しく映画鑑賞!?

目や耳が不自由な人も、健常者と一緒に劇場で映画を楽しめないだろうか?と、アプリや携帯プレーヤーを活用した様々な試みがなされている。

一つは、NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC、東京都中野区)が作った「音声透かし」という技術を使ったアプリ。
人間の耳には聞こえない音波を使ってデータを載せ、スクリーンから流す。それをiPodタッチのマイクが拾って瞬時に場面判断し、字幕や音声ガイドを流すというもの。
このアプリを使用した上映会に参加した、網膜色素変性症を患う方からは「音声ガイドがセリフにかぶることもなく、安心して映画に集中できた」と喜びの声が上がっている。

これまで障害者向けに特別になされてきた「バリアフリー上映会」は、字幕入りや音声ガイド付きがあるが、曜日や時間、作品、上映場所が限られ、一緒に見るのも障害者とその家族だけというのが現状だ。

この「音声透かし」入り映画なら、上映日時や場所を限る必要がなく、障害者も健常者も一緒になって映画を楽しむ環境を作ることができるかもしれない。

 (12月10日 日本経済新聞)

12月10日 タンパク質が角膜の濁りをストップ!?

視覚を保つために欠かせない角膜の透明性を維持する仕組みを、京都府立医科大と同志社大のチームが解明した。チームは、目にけがなどをした場合、炎症で角膜を濁るのを抑えるタンパク質「LRIG1」が強く働いていることをつきとめた。
「LRIG1」が働かないようにしたマウスでは角膜に傷が付くと炎症が発生し、半年目以降、透明性が少しずつ失われ、1年後には失明。
しかし、傷を治すために、炎症を起こす別のタンパク質「STAT3」の働きを抑える化合物を点眼すると、角膜の透明性は維持された。
この結果、「LRIG1」が「STAT3」の働きを抑えて炎症を起こさせないことで、動物でたった一つの透明な組織である角膜の透明性を保っていることが分かった。
これまで角膜移植しか方法がなかった、失明に至るやけどなどの治療薬開発につながるという。

(12月10日 中日新聞)

11月16日 どう守る?子どもの目

外で遊ぶ時間が減り、スマートフォンやゲーム機器に接する機会が増えている今、小中学生の視力低下が進んでいます。
近視は、一度なってしまうと訓練しても元には戻りません。

「読書やゲームは姿勢を正しく、30センチ以上離して見る。」

「暗い場所での読書やゲームはやめる。」

「ゲームは時間やルールを決めて上手に使う。」

…など、日頃の生活習慣に気をつけて近視の進行を防ぐことが大切です。

また、黒板が見づらくなったらメガネを考えましょう。
「メガネをかけると近視が進む」という考えには、科学的根拠がないとされています。無理せず勉強ができるよう、黒板が見づらくなったら一度眼科医に相談してみましょう。

就学時検診まで診察の機会が少ない乳幼児にも、見え方の異変見過ごされる可能性があ
り注意が必要です。お子さんをよく観察し、気づいたことがあれば早めに眼科を受診しましょう。

                          (11月16日 朝日新聞)

11月18日 「色覚検査」任意で受けられます

色覚に他の人との違いがないかどうかを調べる色覚検査。2003年度から定期検診の必須項目から外され、ほとんどの小学校で一斉検査はされなくなりました。 

〈その背景は?〉
■色覚が違うといっても、色の組み合わせによっては見分けにくい事が有る程度で、生活に支障のない人が大半であること。
■かつて色覚に対する社会的偏見が大きく、検査が差別に繋がるのを考慮したこと。

…などがありました。
一方、色覚に気付く時期が遅れることで、進学や就職時のトラブルが起きる可能性も憂慮されています。

〈色覚と進路〉
■現在、進学も就職も色覚による制限はほとんどありませんが、航空、鉄道、防衛に関わる一部の学校や職業で、入学または採用の制限があります。
■上記の現状がある上で、色覚に違いがあることを高校段階でも気付いていない人たちがいる。という近年の調査結果も報告されています。

〈色覚検査の今〉
■色覚検査は希望すれば、今でも学校で任意検査を受ける事ができ、その場合はプライバシーに配慮し個別に行われるべきとされています。
■もちろん、学校で希望しない場合は眼科医に相談することができます。
早期に知ることで、教育上の配慮が必要かどうか等も医師のアドバイスを受けられるでしょう。まずはお気軽にご相談を。

 11月12日中日新聞

11月11日 世界選手権、ついに日本で開催!

視覚障害者のサッカーであるブラインドサッカー・B1クラスの第6回世界選手権が、日本で初めて、来年11月に東京都の国立代々木競技場フットサルコートで開かれる。
全盲から光を感じることができる人までのB1は、パラリンピック種目。会場では、コート脇でボールや相手の位置を教えるコーラーの指示が選手に聞こえるよう静けさを保つ必要がある。
このコートは、会場西側にある野外ステージが懸念材料だったが、東京都が大会期間中は音の出るイベントを組み入れないことを決めた。
大会には、前回10年大会で優勝したブラジルと日本のほか欧州、南米、アジア予選を突破した10カ国以上が参加する予定。主催する日本ブラインドサッカー協会は、2千人収容の仮設スタンドを設置する計画だ。

2020年にはパラリンピック開催も決まり、今後のブラインドサッカーの盛り上がりに期待したい。

(朝日新聞 11月6日)

 

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