5月26日 まずは片目でセルフチェック!

ちまたでも知られて来ている「加齢黄斑変性」。早期発見が大切な病気ですが、実際はどんな病気でどう異常に気づけばいいのでしょう?Q&Aでご紹介します。

▼症状は?
視野の中心がゆがむ・目がかすむ・暗くなるなどの症状があり、放置すれば失明の可能性
もあります。

▼原因は?
加齢黄斑変性は網膜の下に新しい血管が出来る病気。網膜の中心にあり、ものを見るのに重要な「黄斑部」が老化で異常をきたすことが主な原因です。
日本では食の欧米化が原因とも言われており、喫煙は発生率を高めます。

▼治療法は?
血管の成長を抑える薬を白眼の部分に注射する方法が主。視力の維持・改善が期待できま
すが、薬価は高価で1~数か月ごとの定期投与が必要です。
定期的に精密検査をして少しでも悪化したらすぐに注射する方法や、注射に加え病変部に
レーザー照射をして新生血管を破壊する方法もあります。

この病気は進行してしまうと薬を投与しても効果がありません。まずは片目ずつでものを見てみて、少しでも症状を感じたらすぐに眼科を受診しましょう。

                            (5月13日 中日新聞)

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