9月17日 目だってアンチエイジング

茶色地に金色の文字。レストランのおしゃれなお品書きが読みづらくなったら…それは白内障かも知れない。
クリスタリンという透明なタンパク質でできている水晶体は、新陳代謝をしない。
生まれたときのまま一生使う水晶体は、年齢を重ねるごとに次第に濁り視力も落ちてくる。
それが白内障だ。
一生ものの水晶体。大事に長持ちさせたいところだが、何にどう気をつけたらいいのだろう? 眼科医からの豆知識をご紹介。

濁りを防ぐにはまず、紫外線対策。目に入る紫外線はUVカット眼鏡で3割、帽子や日傘をプラスすると8割も減らすことができるという。

ビタミンCが良いという報告もある。国立がん研究センターなどの研究報告では、食事でビタミンCをよくとる人は少ない人より白内障になるリスクが4割少なかった。
不思議な事に、サプリメントでは同じ効果はないのだそうだ。

逆に最悪なのが、喫煙。白内障だけでなく、失明の可能性もある加齢黄斑変性のリスクも4~5倍に跳ね上がる。

禁煙、ビタミンたっぷりの食事…。若さを保つ努力は、お品書きが読みづらくなってから
でも遅くはない。

                             (朝日新聞 9月9日)

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