9月20日 視覚障害者の歩行ナビ開発

足に感じる振動で目的地まで誘導する、視覚障害者向けの歩行ナビサービス「あしらせ」を、東京の新興企業「Ashirase」が展開しています。

「あしらせ」とは

視覚障害者向けの歩行ナビゲーションサービスで、柔らかな板状の装置を足のかかと付近と側面、甲の3か所に触れるよう、両方の靴に入れて利用します。装置は専用のスマートフォンアプリと連動しています。アプリで目的地を設定すると、装置が振動し始めます。甲付近が震えていれば方角が合っている証拠で、道順案内が始まります。例えば、30メートル先を左折するとします。そうすると、左側の装置だけが振動します。そのまま歩くと、徐々に振動の間隔が早まり、曲がり角に来たところを知らせる。この連続で、目的地まで案内します。

健常者が情報の約8割を視覚から得ている一方、視覚障害者は聴覚や足の裏、白杖など多種多様なインターフェース(接点)から情報を得ています。そのため、情報処理に忙しく、脳内で処理中に情報同士が衝突すると道に迷ったり、事故に遭ったりするというのです。

足で知らせる今の装置は、靴に取り付けたまま玄関で靴を着脱できるので、保管場所を決める必要がない。機械を管理するということを極力減らせる装置である方が、彼らの生活に溶け込んで長く愛用してもらえる。

中日新聞2023.9.16

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