12月21日 盲教育 先人の熱意を追う

京都府立盲学校に教師として勤務する岸博実さんが、視覚障害のある子どもに何を教え、どう指導するか、近代日本で先人らが情熱を注いだ盲教育の歩みを研究し、資料を集めて20年が過ぎた。

 

収蔵資料の公開や、明治~昭和初期の学校日誌のテキスト化、古書店での資料発見など、収集に努めてきた。岸さんはじめ多くの人の尽力により、3000点の資料は2018年に国の重要文化財に指定された。

 

日本経済新聞 12月16日

12月11日 盲導犬利用 コロナで手助け減る

コロナ感染拡大後、接近するので援助を求め難いという声が盲導犬利用者からあがっている。

盲導犬の育成団体などはコロナ禍に必要な手助けを発信し、「感染対策をとった上で、これまでどおりサポートしてほしい」と訴える。

 

盲導犬を目指す子犬の確保も課題だ。

ここ10年輩出頭数は減少傾向が続く。コロナ禍でも利用者が取り残されないよう、しつけ教室を分散して行ったり、動画の指導に切り替えたりなどの対応をし、育成頭数を維持するよう工夫している。

 

「12月7日 朝日新聞」

12月9日 視覚障害者 感染情報収集に苦慮

対面接触を避けるため、ようやくたどり着いたコロナ情報や、通販のページ。文字情報を音に変換して伝える「読み上げ機能」を使うと、返ってき たのは自動音声の「画像」のひと言。

読み上げ機能を使うことを前提としていないホームペーシが多いのが現状だ。

 

情報伝達のバリアフリー化は、自治体や企業間でばらつきがあり、国内で対応が進みづらい背景には、欧米などと違い罰則を伴う制度がないことも関係している。

 

「12月7日 日本経済新聞」

12月6日 視覚障害者 ホーム転落事故防ぐには

1 1月29日 白杖を使用していた男性が駅のホームから転落し、死亡する事故が起きた。

 

日本視覚障害者団体が9月に国交省に出した要望書では、ホームドアの設置推進に加え、「3  密回避」「ソーシャルディスタンスの確保」により、 駅員や乗客から「声かけ」や「見守り」が行いづらい状況が生まれているとして、声かけの必要性を改めて訴えた。

 

視覚障害者の誘導方法は相手に尋ね、自分のひじや肩を持ってもらい、半歩前を歩くのが基本。

日本点字図書館は誘導の方法をまとめたリーフレットを公開している。

 

「1 2月2日 朝日新聞」

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