2月1日 花粉症、中国地方では多め

日本気象協会(東京)は21日までに、今春の花粉(スギ・ヒノキ)の飛散量の予測を発表した。例年に比べて中国地方では多く、東北から近畿はやや多く、九州は例年並みか多く、四国は例年並み。北海道のシラカバ花粉は例年を下回る。東京は3月上旬から4月中旬までの長期にわたってピークが続くとしている。

花粉の飛散開始は東日本と西日本で例年より遅くなる見通し。九州や四国、東海、関東の一部では2月中旬に飛散が始まるとみられるという。飛散量がピークを迎える時期は気温予想などから各地で例年並みか少し早まる見通し。スギ花粉の飛散が落ち着くと、ヒノキ花粉が飛び始める。ヒノキは花芽の生育が進んでいないとみられ、昨春に限定して比べると全国的に飛散量は減る見込み。

 

 (1月21日 日経新聞)

2月1日 iPS角膜移植計画 初めての実施

大阪大の西田幸二教授の研究グループは16日、iPS細胞から目の角膜の細胞を作って患者に移植する再生医療の臨床研究計画を国に申請した。所管する厚生労働省の審議を経て承認されれば今年半ばにも1例目の移植を実施する予定だ。

計画は患者以外のiPS細胞から角膜の細胞のもとになる厚さ0.05ミリメートルのシートを作り移植する。角膜が濁って視力障害などを起こす「角膜上皮幹細胞疲弊症」の重症患者4人を対象に実施する。臨床研究では移植の効果のほかに安全性なども確かめる。阪大は2018年12月、研究チームの計画を学内の審査委員会で大筋で承認した。iPS細胞を使った目の再生医療の臨床研究は14年に理化学研究所などが世界で初めて網膜の細胞を移植する手術を実施した。角膜の疾患については今回が初めてとなる。

 

 (1月17日 日経新聞)

  • 最近のエントリー

  • カレンダー

    2019年2月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728  
  • アーカイブ

先頭に戻る