7月31日 「目にシワ!?」結膜弛緩症

■結膜弛緩症とは?
└→しろめの部分(半透明の結膜)にシワが出来ること。
  結膜には適度なゆるみがあり眼球を覆っているが、この膜の緩みが大きくなるとシワ
  になります。原因ははっきりとしておらず、加齢とともに増える傾向があります。

■症状はどんなものがある?
└→まばたきするたびに目がゴロゴロしたり、涙の出口が塞がって涙がこぼれやすくなる
  こともあります。また、結膜の血管が引っ張られて出血しやすくなります。

※放置しても視力に影響が出ることはまれですが、自然に治ることはありません。

■治療法はどんなものがある?
└→軽度の場合は点眼ですが、主として手術を行います。結膜を切除したり、伸ばして
  眼球の奥に縫いつけたり、電気で焼いて縮めたり・・・いずれも一週間程度で改善
  しますし、視力にも影響ありません。日帰りで15分程度の手術です。

 中日新聞(7月31日)

7月31日 子供でも発症する!?緑内障

――緑内障は年配の方だけの病気ではありません。
診断結果が出てから慌てないように、あらかじめ知識をつけておきましょう。

「緑内障はどんな病気?」
眼球の中には液体が常に流れています。この水の出口にあるフィルターがつまると、目に水が溜まって眼圧が高くなります。そして視神経を圧迫し、視野が狭くなったり最悪の場合、失明したりするのです。

「子供でも発症するのか」
中高年に多く、40歳以上では20人に一人の割合で発症することが分かっています。しかし、まれに子供でも発症します。フィルター部分の発育に異常があることが原因です。

「治療法はどんなものがあるか」
眼圧を下げるための点眼薬をずっと続けることになります。点眼薬で眼圧が下がらなければ、飲み薬を追加したりレーザーで詰まった部分を広げる治療や手術を検討します。

☆一度視野が欠けてしまうと、回復はのぞめないので注意しましょう。症状の変化は自分では気づきにくいため、眼圧の検査は最低でも一カ月に一回、視野検査は半年に一度は受けて、病気が進んでいないか確認しましょう。

朝日新聞(7月31日)

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