6月11日(朝刊) 写真の赤目はどう防ぐ?

夜に撮影した写真で、人の目が真っ赤になっていることはありませんか。
それは、目の奥にある沢山の血管の「赤い色」がカメラのストロボ光を反射するから。

写真を撮影する際にこれらを防ぐコツをご紹介します。

『1・ストロボを2回光らせる』
これは、瞳の赤くなる部分を小さくさせる方法です。
人の目は明るいところでは瞳がすぼまるようにできています。
この性質を利用し、一度明るい光で瞳に働きかけてから写真を撮影する。
そうすると、赤い部分が小さくなって目立たなくなるのです。
※完全には消えません。

『2・デジタルカメラのオート機能を駆使する』
最近のデジカメでは、撮影した画面の中で自動的に人の顔を探して瞳の色を修正するものがあります。
たとえ外国の瞳が青く見える人であっても、黒目は共通して黒いので問題ありません。

※青や茶色に見える部分は、「虹彩」という瞳のまわりです。
※ペットや顔の小さく映った写真では効果が出にくく失敗しがちです。

上記以外にも、自分で瞳に光がたくさん入るようにシャッターの速度を落としたり色々工夫してみましょう。

6月7日(夕刊) 白内障の手術が不安なときは

白内障の手術は日本では年間百万件ほど行われ、安全性も効果も高い手術です。
とはいえ、初めての方には不安はつきもの。詳しくご紹介します。

『そもそも白内障とは?』
■透明な水晶体が老化とともに白濁しかすむこと。
■治療は②種類。薬物療法と手術です。
※薬物療法は白内障の進行を遅らせますが、かすみや視力低下は改善できません。

『手術は具体的に何をするの?』
■濁った水晶体を摘出し、人工レンズを入れます。
※眼鏡と同様に度があり、遠くのよく見えるレンズを入れると遠くが見えます。
 しかし、近くを見るときには専用の眼鏡が必要です。

『手術時間と合併症は?』
■普通10~13分。
※白内障が進行している場合は時間がかかります。
※入院と日帰りがあり、希望に合わせます。

■合併症は、術後の傷口に菌が入ってしまうこと。
※最悪の場合は失明に至ることも‥

手術は、不自由と感じたときに行うことをおすすめします。

中日新聞より引用

6月7日 斜視に手術は必要ですか?

お子様が斜視になられた場合、その対処法が「手術」と言われると御両親は緊張することと思います。
今回は斜視についての知識とともに手術の概要も説明します。

『斜視はどんな状態?』

■目の位置がずれて、両目の視線が合わない状態のことをいいます。
■ずれていない方の目でものを見るので、ずれた方の視力が発達しません。
■両目でものを立体的にとらえる両眼視という機能も発達しにくいです。

『手術の目的は?』
■ものを立体的にとらえる両眼視という機能を発達させるためです。
※ずれていない方の目にアイパッチ(眼帯)をして、訓練してから行ないます。
■適切な時期の手術は両眼視が向上します。

『手術は必要?』
■斜視の角度が小さければプリズムレンズの眼鏡で訓練すれば治る場合もあります。
■訓練しても角度が大きい斜視が残る場合は、手術で目の位置を揃えます。

『注意すべきことは?』
■斜視が急に起こった場合は脳や筋肉の病気がないか、調べましょう。
■一方の目が常に斜視の場合は、眼内の病気が原因になっているかもしれません。
 まずは眼科を受診することをおすすめします。

朝日新聞より引用

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