2月22日 点字ブロック 岡山が発祥

視覚障害者の安全な歩行を手助けする点字ブロックは正式名称を『視覚障害者誘導用ブロック』という。

55年前、岡山県で世界で初めて設置された。

 

点字自体は19世紀初めにフランスで生まれたという。

 

 

岡山県の三宅精一氏は旅館を営む傍ら、発明家としても活躍していた。

1961年ごろ、日本で珍しかったセントバーナード犬を飼っていて子犬が産まれた。

視覚障害者支援団体『日本ライトハウス』理事長・岩崎英行氏が三宅氏の自宅を訪ねたのが縁の始まり。

岩崎氏は網膜変性症で、出会って間もなく5.6年で失命すると判明した。

『(目が見えなくても)苔と土の境が靴を通してわかる』という言葉に足裏でどこが危険なのか判別する点字ブロックのアイデアが浮かんだ。

 

自らは必要としないのに私財を切り崩し普及に力を注いだ。

 

点字ブロックは20年時点で78の国と地域で確認される。

誰がどこに行っても判別できる。

何年経っても変わらない普遍性がある。

2022.2.21 日本経済新聞

2月21日 花粉症の発症 小学生半減

福井大医学部耳鼻咽喉科の研究グループの発表。

新型コロナウイルスの影響により日常的にマスクをつけるようになったことで、スギ花粉症を発症した小学生の割合が半減した。

 

2021.6~7月県内の小学1~6年生を対象にアンケート実施。

2021年のスギ花粉新規発症率は1.4%で花粉飛散量が同程度だった2017年の3.5%と比べて半分以下だった。

 

マスク着用が定着してから、スギ花粉症のほか、気管支喘息も症状がよくなった回答を得た。

 

2022.2.18 中日新聞

2月7日 子ども眼鏡 おしゃれに矯正

誤解からの抵抗感

文部科学省の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の小学生の

割合は2010年度29.92%から2015年度30.97%、2019年度34.57%と広がってきた。

20年度は37.52%。

東京医科歯科大学眼科教授大野京子氏『近視が発症する環境要因よしてあげられるのが、目と近い距離で作業する行動の増加と屋外活動の減少』

『外見上の理由や、子どもの頃から眼鏡をかけると近視が進むといった誤った知識などから眼鏡にて交換を示す親も多い』

『矯正用メガネをかけないことで近視が進む恐れがあり、他の眼の病気のリスクにもつながる。眼鏡を先延ばしにしないでほしい』

 

個性として楽しむ

眼鏡姿で活躍する双子のキッズモデルがいる。

不同視弱視と診断され3歳の時にかけ始めた。

『見える!』

母は、2人が初めて強制眼鏡をかけたときの喜びの声が忘れられない。

眼鏡も個性として、おしゃれも楽しめると伝えたい。眼鏡に抵抗のある子を少しでも勇気づけたい。

         2021.2.5朝日新聞

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