4月1日 紫外線見えるマウス

光の波長を変換する機能を持った微粒子をマウスの目に注入し、本来は見えないはずの赤外線を目の中で可視光に変えて見られるようにしたと、中国科学技術大などのチームが1日までに、米科学誌セルに発表した。

人間に使うにはさらに検討が必要だが、特殊なゴーグルがなくても暗い場所で物が見える軍事技術にしたり、色の識別が難しい色覚障害に対し、微粒子で色の見え方を調整したりするような使い方が考えられるという。

チームは、近赤外線を吸収すると緑の波長に変え放出する微粒子を開発し、マウスの目の網膜に注入した。網膜の細胞は微粒子が変換した光を受け取り、脳に情報を伝える仕組みだ。チームはこのマウスが赤外線に反応する上、赤外線で描いた三角や円と言った「形」も認識できることを実験で確認。マウスは可視光と赤外線が両方見えており、遺伝子操作や大掛かりな装置を使わずに、見える光の範囲を拡張できることを示した。効果は2か月以上続いたという。

 

 (3月1日 日経新聞)

 

4月1日 果物・野菜と花粉症が関係している? 

花粉症のアレルギー反応は目や鼻等から体内に入った花粉を追い出そうとして抗体が作られ、その抗体が花粉とくっつくことで目や鼻が刺激される。

花粉症の人の中には果物や野菜を食べたときに口の中がかゆくなったり、のどがいがいがすると感じるひともいる。その症状、実は花粉症と関係しているよう。

 

なぜ果物や野菜を食べる事で同じ症状がでるのだろうか。それは花粉に含まれているタンパク質に似たものが食品に含まれていることもあるからだそう。そのため「交差反応」を起こすとアレルギー反応がでる。

 

特定の果物・野菜を食べ、いつも違和感があるならアレルギーの専門医にかかり花粉症だと伝えることが大切。また、タンパク質は熱に弱いため過熱をすることで症状がでないこともある。

 

しかし確率された治療法ではないので血液検査を行い、どんな物質や食品にアレルギー反応がでるかを知る事も大切だ。

2月13日 朝日新聞

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