11月30日 日本チーム、リオへ

リオデジャネイロ・パラリンピックの種目の一つ、「ゴールボール」。攻撃側が鈴の入ったボールを転がしてゴールを狙い、守備が鈴の音を頼りに防御するという視覚障害者による競技だ。

12日中国の杭州で行われたアジア・パシフィック選手権は、リオへの出場権を懸けた戦い。結果は日本女子が1-0で中国を下し、四大会連続の出場を決めた。一次リーグで敗れていた中国から先制点を奪った日本は、持ち味の堅守で逃げ切った。

日本男子は3位決定戦で3-8と韓国に敗れたが、今後の日本チームの活躍に注目したい。

                            (中日新聞 11月13日)

11月9日 冬になっても流行続く!? 今年の「はやり目」は要注意!

「はやり目」と呼ばれる流行性角結膜炎の流行が例年よりも拡大していることが4日、国立感染症研究所の調査で分かった。

 

流行性角結膜炎はアデノウイルスの感染で起こる目の病気で、結膜の充血や涙、目やにが特徴。涙や目やにを介して感染し、特別な治療法はなく対症療法が中心となる。

 

例年であれば秋には患者が減るが、今年は勢いが衰えないまま患者が増える冬場に突入する恐れがあり、注意が必要だ。今季は過去5年以上大きな流行がなかったウイルスのタイプが主流であることが、患者数が増えた原因とみられている。

 

アデノウイルスは感染力が強く、かかった場合は学校保健安全法の規定で幼稚園から大学までの学校で出席停止となる。停止期間は感染を広げる恐れがなくなるまでで、7~10日間程度が多い。

 

さらに、今年は家庭内感染が多いとのこと。感染を防ぐため、タオルの共有はせず、手洗い、うがいを徹底することが大切だ。

 

                           (日経新聞 11月5日)

11月9日 盲導犬を連れていても… 視覚障害者被害の事故

視覚障害者が巻き込まれた交通事故が1~9月、全国で32件あったことが4日、警察庁への取材でわかった。盲導犬を連れていて巻き込まれた例も5件あった。

 

徳島市で10月3日、徒歩で勤務先に向かっていたマッサージ師の山橋衛二さん(当時50)がダンプカーにはねられ、盲導犬と共に死亡した事故を受けて、警察庁が初めて実態を調べた。対象は、失明かそれに近い人が歩行中などに巻き込まれたケース。

 

被害者が歩行用の杖を持っていた事故も25件あった。山橋さんは建設資材置き場にバックで入ろうとしていたダンプカーにはねられたとみられているが、同じように被害者が、後退してきた車にはねられたり接触されたりした事故は9件あった。その他の状況をみると、「横断中」が18件、道路での「通常歩行」中が12件だった。

また事故があったのは群馬、東京、大阪、愛知、福岡など21都府県。事故の相手は乗用車が22件、貨物自動車が8件、自転車も2件あった。そのうち21件は60歳以上だった。

「交通弱者をドライバーが保護するのは当然。守る意識を持って運転して欲しい」

担当者は話す。

 

                           (朝日新聞 11月5日)

11月9日 原因いろいろ。光が見えるわけ…

時々目の前に見えるギザギザした光、小さな斑点、黄色や紫のひし形…。目の病気かもと心配されたこと、ありませんか?

 

ピカッとした光など、実際にはないはずの光が見えるのは「光視症」。斑点やひし形が見えて、目を動かすと一緒に動くような症状を「飛蚊症」と呼びます。

これらの多くは老化現象の一つで、眼球を形成するゼリー状の硝子体が網膜から剥がれる事が原因です。この場合ほぼ治療の必要はありません。

ところが、硝子体がはがれる時に網膜を一緒に引っ張ると、出血や網膜剥離を起こして入院や手術が必要になるケースも存在します。症状がでたら眼科で検査してもらいましょう。

またギザギザした光が見えた直後に片頭痛を伴う場合は、脳梗塞や脳腫瘍など、脳に病気が隠れている可能性も。神経内科や脳外科で精密検査を受けるのをお勧めします。

 

このように、同じ症状でも考えられる原因はさまざま。少しでも異常を感じたらすぐに受診をしましょう!

                           (中日新聞 10月27日)

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