8月26日 秋の花粉症にご用心

花粉症といえば、春ばかりではありません。秋にも花粉症はあるのです。
夏に繁殖したダニの死骸などハウスダストが増える時期ですから、不思議ではありません。

しかし認知度が低いがゆえに、風邪と勘違いする方がとても多いのが特徴です。
この機会に、ぜひ秋の花粉症について知っておきましょう。

【原因となる植物】――○ブタクサ(8~10月に花粉飛散)
              ○ヨモギ(8月下旬~10月)
              ○カナムグラ(8月下旬~10月上旬)
              ○セイタカアキ(9月下旬~11月)
              ○ノキリンソウ(9月下旬~11月)
              ○イネ(7月下旬~8月)

【主な症状】―――― ・春の花粉症と同様、くしゃみや鼻づまりなど
              ※花粉の飛散量が少ない季節柄、目のかゆみは少なめ
               ただし、強い人はぜんそくの症状が出ることもあり注意必要!

【対処法】―――――★原因植物のある空き地などに近寄らない
              ★室内では窓を閉め、花粉の侵入を防ぐ
              ★帰宅時には衣服を払い、花粉を落とす
              ★症状が長引いたら処方薬を飲む

かつては、子供は花粉症になりにくいと言われていましたが、今はそうも言いきれません。
大人も子供も、睡眠をしっかりととりましょう。免疫力を高く保つことも重要です。

8月12日 結膜炎を防ぐ夏!

ウイルスや細菌、ハウスダストで炎症を起こすのが結膜炎です。
休日や学校などでプールに入る機会の多いこの夏――。
ウイルスが活発になる季節にも感染をふせぐため、できることがあります。

■感染している人との接触を避ける。
■外出から戻ったら、手を洗う。
■プールに入るときはゴーグル着用。
■体力の低下をふせぐために休息をとる。

‥と、このように一番心がけたいのは「清潔」を保つこと。

手洗いのほか、消毒用のアルコールで手を洗い10分ほど自然乾燥させるのがベスト。
コンタクトレンズを装用している人は結膜や角膜の傷からウイルスが入りやすいので、
特に手の消毒に気をくばってください。

また、家族でもし結膜炎の方がいたら、お風呂は最後に入ってもらったほうがよいでしょう。
タオルや枕、点眼薬はもちろんのこと。お風呂のお湯も交換してください。

また、プールのあとに洗眼器を使われる方もいらっしゃるとのこと。
こちらは昨今、水道水の浸透圧と塩素で逆に目の防護機能を奪うおそれがあるとの
見解が慶応義塾大学医学部眼科学教室から出ています。

感染予防のためのゴーグルを着用し、洗眼器を使わなくてもよい状況を保っておくのが
最善と思われます。

(日本経済新聞より抜粋)

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