8月23日 ~視覚障害柔道で金メダルを狙う~

ロンドン・パラリンピックの開幕が今月の29日に迫っています。
そこで今回、愛知県出身の選手である広瀬選手をご紹介します。

広瀬誠選手(35)は、西尾市出身。高校二年のときに、視覚神経の病気である
「レーベル病」と診断されました。2.0あった視力はたった二カ月で0.2へ。

本が読めなくなり、将来自動車の運転もできないだろうと絶望にうちひしがれる中
好きな柔道だけはあきらめずに続けていたそうです。

岡崎盲学校の盲学校教員になるためにその後筑波大理療科へ進学。大学生になっても教員試験の勉強と柔道を両立し、2004年には名古屋盲学校の教員になりました。

現在も職場に近い田代道場(名古屋市千種区)で稽古にいそしんでおられるそうです。

 アテネでは銀メダルでしたが、北京では7位。減量に苦しみ一度はパラリンピックを断念しようとさえ思ったことも。しかしやはり「勝ちたい」という思いが強く5月の選考会決勝で勝利し、「やるからには金」と公言しているそうです。ぜひ応援しましょう。

 中日新聞(8月23日)

8月17日 50代以上で急増!網膜の病気

[代表的な網膜の病気]

 ≪加齢黄斑変性≫
ものを見る中心部(黄斑部)に異常をきたす病気。
[症状]ものが歪んで見える、中心部が暗く見える、視力低下
   ⇒5mm方眼紙を見ると、片目ずつ見たとき線が歪む

 [原因]喫煙、食生活の欧米化、遺伝子によるものなど。
   ⇒年齢を重ねると起こりやすくなる。中高年になったら、定期的な眼科受診を!! 

[治療法]投薬が現在では一般的。薬以外に、サプリメント「オキュバイト」を飲む方法も。

 ≪糖尿病網膜症≫
加齢黄斑変性と並んで患者が多く、中途失明原因では緑内障に次ぐ2位。
[症状]初期は自覚症状がないことが多く、急激に視力が低下する。

[原因]血糖値が高い状態により網膜の血管が緩むことで起こる病気。
   ⇒糖尿病を患っている方は、半年~1年に1回の眼科受診を!! 

≪網膜色素変性症≫
暗い所で見づらくなったり、視野が狭くなる病気。定期健診を受け、緑内障や白内障などの合併症に備えることが大切。

≪網膜剝離≫
虫のようなものが見える飛蚊症や、光のないところで光が見える光視症など。視野が欠けたり視力低下につながる場合もあるので、何かおかしいと思ったらすぐ眼科へ。

 (8月17日/日経新聞)

8月6日 お子さんが「調節緊張」と診断されたら

■調節緊張とは?
└→目のピントを合わせるために水晶体を動かす筋肉が緊張すること。
  こうなると、ピントが合わずものが見えにくくなります。

■原因は?
└→①近視が原因の場合。近視で見にくいのに頑張って見ようとすると緊張します。
  ②視力検査自体にストレスを感じている場合。近視の有無は、デリケートな子供の
   場合は特に注意を要します。

――よって、お子さんがもし「調節緊張」と診断されても、
   必ずしもすぐ眼鏡が必要という訳ではありません。

しかし近視が原因の場合ですと、
正しく検査をした近視用の眼鏡が必要になりますから眼科でよくご相談ください。

中日新聞(8月6日)

7月31日 「目にシワ!?」結膜弛緩症

■結膜弛緩症とは?
└→しろめの部分(半透明の結膜)にシワが出来ること。
  結膜には適度なゆるみがあり眼球を覆っているが、この膜の緩みが大きくなるとシワ
  になります。原因ははっきりとしておらず、加齢とともに増える傾向があります。

■症状はどんなものがある?
└→まばたきするたびに目がゴロゴロしたり、涙の出口が塞がって涙がこぼれやすくなる
  こともあります。また、結膜の血管が引っ張られて出血しやすくなります。

※放置しても視力に影響が出ることはまれですが、自然に治ることはありません。

■治療法はどんなものがある?
└→軽度の場合は点眼ですが、主として手術を行います。結膜を切除したり、伸ばして
  眼球の奥に縫いつけたり、電気で焼いて縮めたり・・・いずれも一週間程度で改善
  しますし、視力にも影響ありません。日帰りで15分程度の手術です。

 中日新聞(7月31日)

7月31日 子供でも発症する!?緑内障

――緑内障は年配の方だけの病気ではありません。
診断結果が出てから慌てないように、あらかじめ知識をつけておきましょう。

「緑内障はどんな病気?」
眼球の中には液体が常に流れています。この水の出口にあるフィルターがつまると、目に水が溜まって眼圧が高くなります。そして視神経を圧迫し、視野が狭くなったり最悪の場合、失明したりするのです。

「子供でも発症するのか」
中高年に多く、40歳以上では20人に一人の割合で発症することが分かっています。しかし、まれに子供でも発症します。フィルター部分の発育に異常があることが原因です。

「治療法はどんなものがあるか」
眼圧を下げるための点眼薬をずっと続けることになります。点眼薬で眼圧が下がらなければ、飲み薬を追加したりレーザーで詰まった部分を広げる治療や手術を検討します。

☆一度視野が欠けてしまうと、回復はのぞめないので注意しましょう。症状の変化は自分では気づきにくいため、眼圧の検査は最低でも一カ月に一回、視野検査は半年に一度は受けて、病気が進んでいないか確認しましょう。

朝日新聞(7月31日)

6月14日 世界初!再生医療で難病に光?

理研・住友化学は、(※1)ES細胞から、立体構造をした網膜組織の作製を世界で初めて成功させた。視覚をつかさどる視細胞を含む6種類の細胞が重なった構造は、より本物の目に近づき、移植治療の可能性が出ている。今後は光を感じ取る機能があるかどうかを調べ、5年後をめどに患者で臨床研究を目指す。視力が衰える難病の、(※2)網膜色素変性症の再生医療に道をひらく成果といえるだろう。

※1…ES細胞とは、受精卵の一部を取り出してつくる胚性幹細胞。さまざまな組織や細胞に分化する能力を持ち、万能細胞とも呼ばれている。病気や事故で傷ついたり失われたりした組織などの機能を回復させる再生医療や、病気の原因解明、創薬への応用が期待されるが、受精卵を壊してつくるため、生命倫理の観点から問題も指摘されている。また、作製した組織のがん化や拒絶反応が起きたりする課題がある。

※2…網膜色素変性症は遺伝子の異常で視覚を担う視細胞が変性し消失したりする遺伝病。失明原因にもなる。患者数は国内推定3万人以上。有効な治療法がない。

(2012年6月14日/日経新聞)

6月10日 再生医療でドライマウス・ドライアイが治る?

東京理科大学の辻孝教授らがマウスで唾液腺や涙腺を再生させる基礎的な実験に成功した。今後、成人患者から採取可能な幹細胞を見つけることが課題。現在は人口の唾液や涙を補充するなどの対症療法しかないため、再生医療を実現したいと、各大学の研究室が力を入れている。 

※ドライマウスとドライアイ
唾液の分泌量が減り口の中が乾燥するのがドライマウス。ひどくなると食事が飲込めなくなったり、虫歯や口臭が悪化する。

涙が減って目の角膜に障害が起きるのがドライアイ。どちらも高齢になれば誰でも起こりうるほか、ドライアイはパソコンなどの画面を凝視しつづける人にも発症の可能性が高い。

日経新聞6月10日

6月8日 色弱向け無料アプリに反響!

「色のめがね」という、スマートフォン(多機能携帯電話)用の無料アプリが注目されている。2年前に公開され、既にダウンロード数1万2000件。カメラを対象に向けると、色弱の人には見分けにくい色が、区別しやすい色に変化する。紅葉の美しさが初めて見えた、色弱に劣等感を持っていたので感動した、といった喜びの声があげられている。

交通標識が見やすくなったり、血便や痰に血が混じったときに気づきやすくなったりするといった効果もある。この反響を受け、一般の色覚の人が色弱の人の見え方を理解するための「色のシミュレータ」というアプリも作った。

色弱の人は国内に300万人いるとされる。多くの人の聴覚を今後も助けていくことだろう。

日経新聞6月8日

5月22日 紫外線(UV)は、子供の目に危険!?

☆UVの影響で「瞼裂斑」の初期変化が見られる子供が増えている。
└※白目の一部が黄色く盛り上がり、進行すると充血やドライアイの原因となる病気。
  また、白内障や翼状片など将来の眼疾患発症リスクが高くなると考えられている。

☆「瞼烈斑」は、屋外での活動が多い中学生ほど多く見られる。
└※細胞分裂が盛んな子供時代は、UVの影響がより大きくなる可能性があるため、
  無用なUVを浴びることは避けたほうがいい。

☆対策として、日焼け止めや帽子の着用、UVカット機能のある眼鏡を使う。
└※目の横からの紫外線にも配慮のある眼鏡がおすすめ。

                                              日経新聞5月22日

5月14日 疲労を取り除くには、運動とサプリ!

眼精疲労や肩こり、腰痛、不眠、食欲減退、気力や集中力の低下…
忙しい生活の中で、上記のような症状と背中合わせになることが多い。
その中で頻繁に見られるのが、疲れ目や乾き目、かすみ目など目に関する症状。

パソコンで細かい字や数字を追ううちに、目の筋肉の緊張がとれなくなり、
かすみ目になることがある。目の筋肉の緊張は、首や肩、腰の筋肉の緊張にも
関係していて、肩こりや頭痛、腰痛等を引き起こしてしまう。

このような緊張や疲労を取り除く方法としてお勧めしたいのがスポーツ。
筋肉や関節を鍛えられるのはもちろんのこと、血液循環を促進することで疲労解消の効果を期待でき、ストレスを取り除くにも非常に有効だ。 

また、サプリメントを摂取する場合にはストレスや精神的な疲労を解消するのに効果があるとされているビタミンCをとるとよい。正しい生活リズムを保つことで、肉体的および精神的な疲労を吹き飛ばしていただきたい。

                                              日経新聞5月14日

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