2015.04.20
4月20日 緑内障、早期発見への近道とは!?
進行すると失明につながる緑内障について、東北大学の中沢徹教授らは眼球の奥の組織を観察することで、より正確に診断できる可能性を突き止めた。
研究グループは、眼球の奥で視神経と眼球がつながる部分にある「篩状板(しじょうばん)という組織に注目した。
健康な人と早期の患者、進行している患者のそれぞれ20人ほどで厚みに違いがあるかを観察すると、病状が進行するに従って厚みが薄くなった。
緑内障は、気づかないうちに発症している人も多い。眼球にかかる眼圧の高さから見つかることもあるが、日本人では眼圧が正常でも緑内障になる人もいるため、注意が必要だ。
(日経新聞 4月16日)
投稿日:2015年04月20日