9月29日 よく見えることは、長生きの秘訣!?

7年前から、奈良県立医大の地域健康医学講座では、高齢者4千人以上を対象に「元気のひけつ」を探る大規模疫学調査が行われている。
その調査の中で、視力と認知機能を調べたところ、視力が悪い人は、視力が良い人より約2倍、認知機能が低下しやすい、という結果が出た。
また、昨年出た海外の論文では、白内障手術で視力を改善した人は、手術せず視力が悪いままの人と比べて死亡率が4割下がると報告されている。

さらに、体内時計の調節に深く関わるとされる、“ブルーライト”に一つの鍵があるとみている研究者もいる。ブルーライトとは、目に見える光のうち最も波長が短い青色成分のこと。白内障になると、ブルーライトが目の奥に届かず、体内時計が狂い、脳や体にさまざまな悪影響が起きると考えられている。

目の若さを知るために、一度眼科を受診して、視力を調べてみてはいかがでしょうか。

                              (朝日新聞 9月23日)

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