3月31日 他人のⅰPSを目の難病患者に

理化学研究所などのチームは28日、失明の恐れがある網膜の病気の患者に、他人のⅰPS細胞を網膜の細胞に変えて移植する手術を実施した。

ⅰPS細胞を使った世界初の手術は患者本人からの細胞を使った。他人の細胞を臨床で利用したという報告は世界で初めての事である。

 

二年半前、患者本人の皮膚から作ったⅰPS細胞を使った移植手術では、経過は良好だが、準備や検査に10か月、約1億円かかった。

今回は、他人のⅰPS細胞を使い、移植方法をシートから細胞を含む液に変えたことで、患者の同意を得てから約1ヶ月半で移植出来た。

 

他人のⅰPS細胞を使えば、患者本人のものと比べて準備にかかる費用や時間を減らせ、多くの人が受けられる医療に近づくだろう。

 

(3月29日 朝日新聞)

3月17日 職場での目の疲れを防ごう

毎日パソコンやスマートフォンを使用していると、目が乾いたりかすんだりしませんか?

 

パソコンを使うオフィスワーカーの7割近くがドライアイと言われています。

エアコンで乾燥した環境に加えモニター画面を見る時、まばたきの回数は通常の1分20回が5回程度まで落ちるそうです。涙の量が半分以下になれば乾いて当然ですね。

 

意識的にまばたきを増やし、作業の合間には目を閉じることも効果的です。タオルを温めたり、市販の専用品を使ったホットアイパックも血流を促し、涙の状態を改善してくれますよ。

 

また、メガネを使用している人は、半年に一度フィッテングのチェックをすることも大切です。ずれる、痛い、目の疲れは合っていない証拠です。

 

ドライアイにはお薬もあります。目の乾きや疲れ、メガネが合っているかなど眼科医にご相談ください。

 

(3月6日 日本経済新聞)

3月17日 子どもの花粉症

親が花粉症なら子どもが花粉症になる確率は高くなりますが、両親とも花粉症でなくても発症するケースもあります。

 

子どもの花粉症の症状の特徴は目や鼻のかゆみが強い点です。花粉症の季節に目や鼻を強くこするようなしぐさをしていたら要注意です。

小さいお子さんの場合は我慢出来ずにかいてしまい目などに傷をつけてしまうことも。

 

対策は大人も子どもも変わりません。花粉に触れる機会が多いほど花粉症になりやすく、花粉をできるだけ対内に取り込まないことが大切です。

小さいお子さんは外出時のマスクやメガネを嫌がることがありますが、親も一緒につけるようにすると抵抗感がなくなるかもしれません。

 

また、症状を抑える薬もあります。花粉症の時期に寝苦しそうにしていたり、いびきをかいたり、日中にボーっとしたりする症状があれば花粉症を疑って受診をおすすめします。

 

(3月1日 朝日新聞)

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