1月22日 眼瞼けいれん、自覚症状はいろいろ

<眼瞼けいれん>

40歳以降に発症しやすく、女性に多い傾向がある。脳の一部の異常が原因といわれ、抗不安薬や睡眠薬の副作用で若い人に起こることも。
診断が難しいとされ、「目の疲れ」や「心の病」と誤診されることも少なくない。

 <症状は?>
①運動障害
・        指で目を開けなければならない時がある
・        片目をつぶってしまう。

②感覚過敏
・        屋内でもまぶしい
・        常に目が乾く、しょぼしょぼする、痛い
・        人混みで人やものにぶつかりやすい

③精神症状
・        よく眠れない
・        不安や抑うつを感じる

このように、人によって現れる自覚症状はさまざま。
少しでも異常を感じたら、重症になる前に早めの受診を。

<治療法は?>
最も有効なのは、まぶたの筋肉にボツリヌス毒素を注射して、麻痺させる対症療法。重症なら、まぶたの皮膚や筋肉を切り取ったり、顔面の神経を切断する手術を行うこともある。
また、けいれんを誘発しやすい短い波長の光を遮る眼鏡や、まぶたを開けやすくするピンが付いた特殊な眼鏡もあるが、医師の処方箋が必要となる。

(朝日新聞 1月22日)

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